木更津で整体、カイロで肩こり、腰痛、スポーツ障害の自然療法の専門家が施術するCCRKです

【拳骨日記】カイロプラクティック・コンディショニング・ルーム・Kの日々の臨床現場を通して医療のあり方を診療日記にしました

No 218 情報

2006-01-31 | 感情ストレス
昨日の午後からメールが1通も届かない。原因を調べているがわからない。日頃メールで情報のやり取りをして、組織の運営などを遂行している。できないと困る。

日頃のメールは20~30のメールが届く。中には迷惑なメールも混じっている。(笑)メールは便利である。メールが使えなくなって何か不安になってきた感じがする。思うように情報を伝えることができない。

情報化時代の流れは日々進化して、情報の伝達の速度が早くなり付いていくのが大変である。このIT時代のは情報を発信している側の人間までおかしくなってきている。さまざまな社会現象として世間を騒がしている。どこかで情報の伝達が屈曲している。

IT時代の屈曲した情報伝達は、社会的にも問題を生じさせるが、これを人間(生命)のなかでも「生命の情報伝達」は行われている。この「生命の情報伝達」が屈曲すると生命の異常が起こる。「病気」「不健康」である。

どうして「生命の情報伝達」の異常が起こるのか? それは生活「情報伝達異常」である。所謂「ストレス」である。感情的、物理的、化学的な神経的情報が正しく伝達されず、屈曲して不正確くに受診されと「ストレス」となる。

時間の経過共に連絡が取れないと社会からと取り残されるような気がする。

拳骨

No 217 目は口程に物を言う

2006-01-30 | セミナー
週末は神経学セミナーに参加してきた。今回の内容は、眼球の運動、前庭動眼反射について行われた。

「目は口程に物を言う」と云うことわざがあるが、患者さんの症状は目でわかる。これがカイロ神経学である。基本的な医学の眼の検査があるが、なかなかカイロプラクティックの臨床の中では使いきれない。(小生の勉強不足?)

カイロ神経学の検査は、カイロプラクターが考えた検査法・治療法である。さすがである。小生にも少しは????使える。(いまだ勉強不足)・・・まッ、そんわけで「目は口ほどにものを言う」

セミナー会場は新橋である。小生はいつも新橋までバスを利用する。終点は浜松町である。八重洲過ぎて終点浜松町まで乗客は二人だけになった。小生ともう一人は若い学生らしき男性である。

後方に座っていた若い男性が運転席近づいてきて「オチャノミズ・・お茶・・」と、困ったような目をして片言の日本語で言っている。外国(アジア系)の方が間違って?御茶ノ水に行くつもりでバスに乗ったらしい。

このバスは「お茶の水」には行かないことを説明すると、更に困った顔をなった。オロオロし始めた。終点に付いた。小生も時間がないが何とかしてしてやりたくなった。JRの改札口に連れて行き切符を買って乗り換えの仕方を教えた。

最初はこわばった顔をしていたが、御茶ノ水までの行き方がわかると笑顔になった。小生も何となく「心が笑顔」になった。「目が生き生き」となり「ありがとう」の片言のお礼が嬉しかった。中国からの留学生であった。

拳骨




No 216 AM国内インストラクターカンファレンス

2006-01-27 | セミナー
今週はじめにAM国内インストラクターカンファレンスに参加し、有意義な時間を過ごしてきた。

200年度の計画や、規約の改正、インストラクタープレゼン、哲学、理念など盛り沢山の内容であった。いつもためになる。参加するたびに自分が成長することがはっきりとわかる。

参加された先生方のプレゼンもすばらしく、沢山の収穫があった。特にI先生の「漢字」を使った患者教育には改めて「日本人の心」を感じた。いつの間にか身についた漢字(小生はいまだ身についていない・・笑)には意味がある。

「痛」一つとっても意味があり、理にかなった意味がありおもしろい。「痛」の由来を聞くと生命の本質的なものが垣間見ることができる。西洋文化とは明らかに違う。西洋文化から発展した西洋医学には無い「人間は生き物」であることがわかる。
詳細はこちらを参照。 http://www.kenkou.info/Page_3-1_concept.htm#kanji

もう一つ皆さんに紹介したい本がある。「夢を絶対に実現させる方法」「成功の教科書」(原田 隆史著)この本の内容は、荒れた公立中学校を建て直し、ついには13回もの陸上日本一を成し遂げ、子どもたちを夢実現に導いた話である。

著者が開発した目標達成の“システム”は、現在ではユニクロはじめ有名企業の人材育成プログラムにもどしどし導入され、一度身につけたらあらゆる場面で活用できる、効果実証済みの“成功の仕方”である。是非一読あれ。

拳骨


No 215 早く治療に来ればいいのに?

2006-01-26 | 腰痛・肩こり
昨日来院された再診の患者さん。ずいぶん前の患者さんである。4年前くらいである。したがって施術録が見当たらない。

カイロ治療院の施術録(カルテ?)の保存期間は何年ですか? 日本ではカイロは法制化されていないから法的な保存は必要ないのかも知れない。その当りは定かでない。

CCRKでは柔道整復師法に則りの3年は保管している。したがってこの患者さんの施術録は処分されている可能性がある。小生の頭の施術録にも記録が残っていない。(最近は早くから記録が自然消滅してしまう。)・・・笑

たぶん印象深い患者さんではない「優等生」の患者さんだと思う。症状が難解な患者さんは「劣等性」であるためい、小生の頭にも印象が深く残る。(トラウマのように記憶されるから?)

昨年の11月から原因不明の慢性的な腰痛があり、昨日まで整形外科で、ほぼ毎日の腰椎牽引、物療療法と不定期にブロック注射、シップ、のみ薬を服用していたが、改善がみられず、最近はシビレ感が出て痛みが下肢に出て屈曲、伸展、寝返りができなくなってきた。

そんなわけで、昨日思い出したように予約なしで飛び込んできた。治療後はほぼ改善し楽になった。喜んでいる。2,3日して痛みがでるようであれば予約をするように伝え治療を終わる。

帰り際の患者さんの言葉「こんなに楽になるのなら、もっと早く来ればよかった。」小生もそう思った。どうして早く来ないのかな? 不思議でしょうがない。
以前の治療が良くなかったのかな?・・・そんな考えが頭の中を過ぎった。

拳骨 

No 214 感情ストレスと自律神経 6

2006-01-25 | カイロプラクティック
症例3

患者 女性 専業主婦 66歳 

主訴:不眠・肩こり・腰痛・耳鳴り 
約1年前から定期的にメンテナンス治療を行っている。現在の症状は、肩こり、腰痛、耳鳴りは改善され不定期な軽度の不眠が残存する。

初検時から05/10/26mでAMCTのみの治療を行う。
05/11/9来院時に、1週間位前から不眠が出始めたと訴えあり。
05/11/9に始めて感情治療を行う。「家族関係」の感情治療を行う。治療後の晩は眠れたと連絡あり。その後は不眠改善する。
その後11/22・12/6と2回のCRET治療を行う。やはり「家族・人」関係の感情が出てくる。

05/12/20・12/27不眠症の症状が改善されたため、AMCTだけの治療のみに戻す。
06/01/11の治療はAMCTとCRETの治療をおこなう。

その結果HRVに面白数値が出た。この症例でAMCTだけの治療と感情開放の治療とにはっきりとした優位差が出た。

治療日      交感神経  副交感神経        SDNN
05/10/20     54.3    45.7     42.897 AMCT
 10/26     66.6    33.4     42.467 AMCT 
  
11/9      50.4    49.6    66.752 CRET
11/22 44.7 55.3   59.153 CRET
12/6 66.5 33.5 57.529 CRET

12/20 43.4 56.5 38.643 AMCT
12.27 73.6 26.3 37.042 AMCT

06/01/11 60.5 39.5 42.977 CERT

交感神経と副交感神経のバランスには大きな変化は見られなかったがSDNNは感情治療を行い感情ストレスを開放した場合としない場合では大きな優位さがみられれた。この結果から、体性から入力する物理的な刺激より、感情レベルのエネルギーの解放をすることによってSDNNの向上が見られることがわかった。

詳細は2月18,19のCRETアドバンスセミナーでプレゼンをする。興味あるかたはぜひ参加してみてください。(表が見難くなってしまいすみません。)

拳骨



No 213 感情ストレスと自律神経 5

2006-01-24 | カイロプラクティック
症例2 

患者 主婦兼パート(事務)51歳

主訴:頚部痛、肩こり、不眠、その他の症状:頭痛、全身のだるさ、無気力

初診:05/10/1 AMCT のみ治療。治療後は骨格系の症状はほぼ改善。

治療前のHRV                   治療後
交感神経3 副交感神経7 (副交感神経優位型)→3:7 変化なし
SDNN 48.549 (年齢平均値40)        → 48.294 変化なし

11/12 2回目 AMCT+CRETの治療。感情ストレス「仕事・人関係」
交感神経 2.9 副交感神経 7.1 変化なし
CDNN 82.274           大きく変化する
AMCT治療に+感情治療をすることによってSDNNは大きく変化した。
バランスの変化はみられなかった。

11/13 3回目 AMCT+CRET 2回目の治療後から筋肉骨格系の症状と不眠症は改善した。頭痛が残る。頭痛を自律神経系からの要因として、副交感神経が優位であることが考えられる。頭痛の改善のため更に感情を探る。「家庭」「人」がでてきた。家族関係の感情がでた。
治療後は顔つきが変わった。

交感神経 5.9 副交感神経 4.1 理想的なバランスに改善する。
SDNN 41.515 前回より低下する。頭痛改善する。

その後、通院はなくなったが4,5日後にお姉さんが紹介され来院する。お姉さんの話では、妹さん(症例の患者さん)の症状は改善され他らしい。いい治療だからと進められお姉さんも来院した。

拳骨

No 212 感情ストレスと自律神経 4

2006-01-21 | カイロプラクティック
症例1 
患者 女性 43歳 主婦兼パート(銀行受付)

主訴 頚部痛・肩こり・腰痛
1年前から月1回の定期的なメンテナンス治療を継続中。AMCT治療のみの継続中
来院のたびに治療後は症状が改善するため、一月に1,2度程度の症状改善に治療にくる。

2006/01/12 朝の起床時に原因不明の頚部痛(所謂寝違い)頚部の運動不能。
翌日01/13に来院する。AMCTで治療行う。70%の改善。その後CRE治療をする。

この患者さんは過去15回のHRV数値は、
SDNNが30~38 (年齢平均値45)
交感神経75%台 副交感神経25%台 (理想値 6:4)

この患者さんの感情的ストレスは「仕事・うんざり」が「胃経」の経絡遮断があった。治療で開放する。

CRET治療後のHRVの数値。
SDNN48 
交感神経  56.97%
副交感神経 43.03%

症状もほぼ100%に近い改善がみられ、可動域軽度の減少が見られるが痛みは無くなった。また、HRVの数値もSDNNは年齢平均値を48と上回った。交感神経と副交感神経のバランスも6:4と理想的なバランスを示した。うまくいった例である。

拳骨


No 211 感情ストレスと自律神経 3

2006-01-20 | カイロプラクティック
・・続き。感情ストレスが自律神経与える影響をHRVで測定した。方法は、治療家らしく症状の改善を前提とする。患者さんの治療院に来る目的は、第一に症状の改善である。症状を改善せずして自律神経云々とはいえない。

先ず、
①治療前にHRVで交感神経と副交感神経の比率、SDNNを測定する。

②AMCTで治療をし、治療後のHRV測定。

③症状の改善がみられたがHRVの数値に変化が無い場合。又は、AMCTで症状の改善がみられない場合は、感情レベルのストレスを意識してもらいHRVで測定する。

④感情がどの経絡のエネルギー遮断をしているか検査し治療開放する。治療後の症状改善とHRVの数値変化を評価する。

実験方法については目的によって変わってくるので今後の課題とする。今回の測定結果で交感神経と副交感神経のバランスも大切な意味を持つが、SDNNの数値が大きな意味を持つ。交感神経と副交感神経のバランスは微細な測定条件に変化するので今回は、厳密な一定な条件下で行えなかったので参考程度にする。

SDNNについて簡単に説明する。人間の心拍数は一定の心拍数より変動(揺らぎ)していたほうが健康状態がいい。この心拍数の変動を一定時間記録し大きく変動すれば健康、小さければ不健康である。

SDNNは年齢に応じて男女の「正常平均値」がある。それを下回ると下記のような機能が低下する。

①体内・外部の環境悪化に対応、適切な自律神経の恒常性を維持するメカニズムの喪失

②様々なStressorに対する対処能力の喪失

③全般的な健康状態の低下

④自律神経の人体調整能力の機能低下、喪失

SDNNの正常人の男女の平均値は下記の通りである。

区分 男 女
10代 65 60
20代 60 55
30代 54 50
40代 48 45
50代 43 40
60代 37 35

SDNNの数値が著しく減少すると下記のような疾患のリスクが高くなる。(東京医研資料より)

心筋梗塞、狭心症、心室性不整脈、心臓突然死、冠状動脈疾患、うっ血性心不全、糖尿病、糖尿病性自律神経疾患、脳損傷、てんかん、多発性動脈硬化、線維筋痛、肥満症、慢性疲労症候群、過敏性大腸炎症候群、うつ病、パニック、不安、心配、自律神経失調症・・・etc。

交感神経と副交感神経のバランスがくずれると免役機能の低下により以下のような疾患になりやすい。(安保徹の免役入門より)

交感神経優位型
交感神経が優位になりすぎると化膿性の炎症や組織の破壊、がんに至る。

副交感神経優位型
副交感神経が優位になりすぎると、主としてアレルギー疾患が起こりやすくなる。

自律神経の異常によってもこれだけの疾患が発症することがわかっている。次回から症例を報告する。

拳骨


No 210 感情ストレスと自律神経 2

2006-01-19 | カイロプラクティック
昨日の続き。3つのストレスのなかの「精神的(感受的)ストレス」についてHRVを使った実験の結果面白い結果が出た。

治療に来る患者さんの自律神経のバランスやSDNNを計測すると、症状に応じて交感神経と副交感神経のアンバランスやSDNNの数値が低い患者さんが一致する。もちろん全てが一致するとは限らない。

中には、高血圧、糖尿病などの薬を服用している患者さんは、平均的な数値を出している患者さんもいる。これは薬の効果である。薬が効いているのかプラシーボ効果なのかはわからないが、飲んでいると数値は安定する。しかし、見せかけの正常数値である。

慢性的な「精神的ストレス」がある患者さんは意外と副交感神経が優位になっている。このような状態だと、だるさ、やる気がない、頭痛、不眠、小さい音で眼が覚めるなど慢性的な症状が多い。

家族の不幸や、交通事故、事件など急な「精神的ストレス」は交感神経が優位型が多いようである。このような状態は、ギックリ腰、寝違い、高血圧、糖尿、胃痛などの症状が多いようである。

ストレスが慢性か急性かでも交感神経と副交感神経の優位さが違う。交感神経優位型と副交感神経優位型の症状は、免役学者の安保先生の言っているような症状とCCRKの患者さんの症状と大方一致する。

したがって、この自律神経のバランスを整えることは、自律神経のアンバランスから来る症状は改善する可能性は高いはずである。実際に自律神経のバランスを整えることで症状は改善している。

カイロ治療は本来、神経レベルの治療である。もちろん自律神経に与える影響は大きい。ここに眼を向けることによって筋骨格系以外の症状の改善にも効果がある。それがカイロは肩こり、腰痛などの筋骨格系が専門となっているようだ。カイロ野治療家であるなら神経に目を向けるべきである。・・・・続く

拳骨

no 209 感情ストレスと自律神経 1

2006-01-18 | カイロプラクティック
週末に予定されているAMインストラクターカンファレンスのプレゼン用の資料つくりをしている。テーマは「感情ストレスが及ぼす自律神経への影響」である。

皆さんも経験があると思うが、緊張したときや興奮したときに心拍数が上昇しドキドキが早くなる。これは自律神経の変化である。医療従事者にこんなことを言うと当たり前だろうとお叱りの声が届きそうである。

自律神経と病気の関係は、安保先生は交感神経と副交感神経のアンバランスによって関係でアレルギーや炎症性疾患、癌などが起こりやすいといっている。また、急性外傷や気質的な疾患以外の筋骨格系の症状や、原因不明の不定愁訴なども自律神経機能の異常からくるものと唱えている先生がいる。

病気や不定愁訴に関して、自律神経が関与していることは明らかである。この自律神経の変化が感情的ストレスでどのように変化するかHRVという心拍数や交感神経と副交感神経の比率、SDNNなどを測定することによって数値で評価できる。

また、逆に心筋梗塞や狭心症、冠状動脈疾患、多発性動脈硬化、うつ、自律神経失調症など。これらの病気に罹った患者さんのHRVによって計測した数値に共通した数値が出てくる。よって、HRVの数値を改善するすることによってこれらの病気の予防や改善が予測できる。

さて、どうしたら数値の改善ができるのか? その前にどうしたらこの数値が変化して病気になるような数値になるのか? 皆さんの想像通り「ストレス」である。ストレスも幾つかに分けられるが、大きく分けて「構造的ストレス」「化学的ストレス」「精神的ストレス」の3つに分けられる。

この3つのストレスが自律神経にどのような影響を与えるか実験をしなければならないが、いまだ行っていない。今回は「精神的ストレス」について幾つかの実験症例をしてみた。その結果、小生が目指している治療の方向性に間違いはないようだ。・・・・続く

拳骨

No 208 駆け込み

2006-01-17 | カイロプラクティック
昨日と今朝一番の患者さん。いずれも高校生である。一人はサッカー選手。もう一人は陸上(長距離)の選手である。

サッカーの試合は20日、陸上の試合は21日である。この試合の日程は以前からわかっているはずである。コンディションニングも選手の自由にならないのが高校部活の現状である。

壊れて始めて治療に来る。身体、心のコンディショニングに眼を向ける選手はなかなかいない。指導者も選手も「技」に主眼を置く。「心」に眼を向ける指導者も出てきているがまだまだ模索中である。

サッカー選手は、右足の第5中足骨部の痛みである。昨日の朝、起床してから足がつけないくらい痛みがでている。検査をしてみる。骨折、捻挫ではな。疲労性の骨膜炎(西洋医学的に言えば)である。試合前にランニングが増えたと言っている。

陸上の選手は、2,3日前から痛み出し、今朝は起きるのが辛く朝一で治療をした。やはり練習の疲労だといっている。共にAMCTで治療を行う。治療後は即座に痛みは改善された。

早期の練習復帰を希望している。もちろん練習をさせる。選手にとってこの時期練習を休むことはストレスになる。「メンバーから外される」不安が募る。この二人の選手に共通した原因がある。それは、試合前のプレッシャーである。

感情の検査では「ライバル」「試合前の不安」「指導者」などが出てくる。感情的ストレスの開放も大切は治療である。この日記を書いている最中にも、バスケットの選手から予約が入る。やはり21日に試合があるらしい。

拳骨


No 207 遊具2

2006-01-16 | カイロプラクティック
先日遊具の話を話をした。小さいお子さんが治療時間を少しでも飽きずにいられるかと思って待合室に、小さなイスと遊具を置いた。

早速、遊んでくれている。お母さんの治療を待っている間に一人で遊んでいるお子さん。あるいは、自分の治療の合間に遊んでいるお子さん。お母さんは助かるようだ。

ところが問題がでてきた。「音」である。取り揃えた遊具は、プラスチック製の積み木、キャラクター絵合わせ(木製の積み木みたいな物)、小さなイス。1,2歳の小さなお子さんが遊ぶのだからいたし方ない。

小生は、積み木が「音」がすることに気がつかなかった。CCRKの床はフローリングである。積み木を落とすと見事に大きな音がする。更に、イスは座るものであるが、どういうわけか伝い歩きの「歩行器」変化してしまった。これも見事な音がでる。

積み木のガチャガチャ、イスのギ~ギ~が見事なハーモニーでCCRKをコンサート会場に変身させていいる。お母さんの中には、注意をする人もいるが、中には一緒に遊んでいる人もいる。

積み木で遊ぶのはわかるが、イスの使い方を教えることのできないお母さんもいる。少しがっかりする。音がイヤなら遊具を置かないようにすればいいだけのことであるが、せっかく提供した遊具である。何とか置いておきたい。

治療もサービス業のうち。小さいお子さんも大切なお客様である。老若男女問わず万遍無く行き届いたサービスを提供したい。それにはもう一工夫必要だ。

拳骨

No 206 馬の耳に念仏? 糠に釘?

2006-01-14 | カイロプラクティック
昨日の新患。80過ぎの高齢者の患者さんである。2,3日前に物を拾い上げようとしてギックリ腰をした。普段から体が硬く運動不足だと思っている。

すでに整形外科で治療を診察を受け、画像診断、シップを処方してもらい、後は自宅での安静を指導されていた。整形外科での受診を終えてからのCCRKへの来院であった。

来院するキッカケは、この患者さんが最初に受診した整形外科の看護師さんの紹介である。この看護師さんはこの患者さんの娘さんで、整形外科の治療内容を理解した上で、父親を紹介してくださった。

やはり画像診断の「椎骨の変形が進んでいます」と「隙間がないですね」の説明が効いている。神経云々言っても聞く耳をもたない。まさに馬の耳に念仏である。とりあえず治療をする。

治療後は痛みは無くなり、動作が楽になる。イスから立ち上がる動作ができなかったのができるようになった。大変喜んでくれた。・・・してやったり。

「先生、楽になった。こんなに早く楽になるんだったら早く来るんだった。アハ八ッハ。・・・で、骨の変形はいつ治るのだ。隙間の狭まったのはいつ開くのだ」・・・まいった。

拳骨



No 205 原因不明の湿疹

2006-01-13 | カイロプラクティック
昨日の新患。主訴は腰痛と原因不明の湿疹である。腰痛は中学2年生のときに部活中に発症してから現在まで慢性的に痛みを持っている。

湿疹も同じ頃から発症し現在に至っている。約20年間、腰痛と湿疹で苦しんでいた。湿疹に関しては専門医で治療をしていたが原因が特定できずほとんど改善がみられず治療を見切って、市販の軟膏を使っていいる。


腰痛に関しても整形外科、接骨院、鍼灸、整体、マッサージとほとんどの治療を体験した。やはり改善せず諦めていた。CCRKの検査では、腰痛は比較的早く3,4回の治療で改善するとでた。湿疹に関しては20回から30回の回数で改善すると出た。

原因不明の湿疹も改善することがわかり安心したようである。更に、湿疹の原因が過去の感情的ストレスが原因であることを説明すると、思い出したように涙ぐんだ。心当たりがあるらしい。ストレスと湿疹の発症の時期が一致していた。本人も納得したようである。

治療後は、腰痛はほぼ改善し痛みはほとんど無くなった。この患者さんも前日の患者さん同様に、腰痛が主訴のようであるが、その他の症状が大きな主訴となっている。本人の気持ちのなかには、腰痛より原意不明の湿疹が改善することを願っている。その気持ちに応えるのも治療家である。

拳骨

No 204 筋骨格系以外

2006-01-12 | カイロプラクティック
昨日来た新患。男性40歳代。半年前から全身のこわばり感があり、最近は両側の股関節、大腿部に張り感と痛みが出る。首、肩の動きもほとんどなし。ガジガジである。更に、動悸や不整脈みたいに、心臓の鼓動が不規則で息苦しいくなってきている。以上のような症状を訴えて来院された。

本人のお父さんの紹介である。最近は筋肉骨格系だけでなくこのような一見、循環系の症状似たような症状を訴えて来る患者さんも多くなった。もちろんCCRKを訪れる前に専門医で検査をしている。異常はみつからなかったらしい。

CCRKの検査でも、循環器の気質的な異常は見当たらない。自律神経系の機能低下はみつかった。HRVで自律神経系のバランスとSDNNを計測してみてみる。結果はバランスは、副交感神経と交感神経の割合が7:4で副交感神経が優位である。SDNNは22と低い。

昼夜逆転方の副交感神経系が優位になり、昼はだるく活力が出にくく、夜は交感神経が優位になり、寝つきが悪く、小さな物音で目が覚めてしまうような不眠の症状があるタイプである。もちろん、問診表には「寝つきが悪い」「小さな物音で目が覚める」に〇がついている。

自律神経の機能低下も原因ではなく結果である。「自律神経の影響です、自律神経失調から来る症状です」といわれるがそれは原因ではない。結果である。自律神経の機能を低下させる原因が他にあるはずである。

原因は本人が一番知っているはずであるが、なかなか理解しようとはしない。原因をそこにあることが理解したくない。このような患者さんは結果が全てである。結果を出していくことによって説明を理解する。

治療の結果、7:4→5:5  SDNN 22→33 身体のこわばり改善する。次の患者さんがキャンセルだったため親切に時間をかけ説明をする。納得した。次回からストレスの治療を行う。

拳骨