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【拳骨日記】カイロプラクティック・コンディショニング・ルーム・Kの日々の臨床現場を通して医療のあり方を診療日記にしました

No 358 心に与える情報

2006-07-29 | 感情ストレス
自分や家族が「癌」になったとき、衝撃度の高い情報は三つあります。
先ず、「癌」という病名診断。衝撃のあまり、雷に打たれたようなとか、頭が真っ白になった、と表現される患者さんが多いようです。

次に癌の再発、あるいは転移。「辛い治療を切り抜けたのになぜ?」という思いはどの患者さんにも共通です。

そして、癌が進行していて、もう治らないという診断。(新聞記事より。)以上の三つの情報が癌患者さんにとって衝撃的な情報ととして心にダメージを与えるらしい。

最近では、癌という情報を知らされない患者さんは少なくなって気らしいが、実際は、いまだ転移しているとか、手遅れだとか、再発しているとかという情報は部分的に伝えるか、知らせないこともまだ多いようである。

この背景には、家族が本人に知らせたくないという要望が多いらしい。「せっかく頑張って治療をしてきたのに、再発とか転移とか治らないとかを告げるのは酷だ」といった気持があるようだ。

一般的な知識として「癌は不治の病」というイメージがある。このイメージは心の中で負の感情で潜在的に無意識下で根深く刻まれているのかもしれない。「癌=死」その感情が家族をも巻き込んで負のエネルギー場をつくり、がん患者の身体エンルギーの悪循環を作り出しているようにも思える。

手術もし、放射線治療もし術がなくなった末期癌の患者さんが、癌が治った、生存日数が延びている、いつの間にかがん細胞がなくなったという話や、体験話を聞くことがる。

その人たちが共通する内容は、癌という病理を心で受け入れること。受け入れることのよって気持が楽になったこと。心で受け入れることで負の感情から開放され、正の感情エネルギーが循環し始めることも考えられる。

患者さん同様、家族も「癌=死」という負の感情からの開放されないと正のエネルギー場を作り出すことができない。家族の正のエネルギーも癌患者には大きな生のエネルギーになる。

拳骨