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【拳骨日記】カイロプラクティック・コンディショニング・ルーム・Kの日々の臨床現場を通して医療のあり方を診療日記にしました

No 347 めまい?

2006-07-14 | PCRT(心身条件反射治療)
以前に腰痛と変形性の膝関節症の患者さんを紹介した。腰痛と膝痛はなくなった。3,4日前からめまい? ふらつきがでてきた。77歳のご婦人である。

「先生、腰と膝はすっかり良くなって草取りもできるようになりました。3,4日前からどういうわけかふらふらするんだけど」検査をすると「脳」と「半規管」に機能低下がでた。

一緒に治療についてきているお嫁さんに聞いた。どんな症状で合うか? 「なんか動作をしたり、立ち上がったりするときにふらふらするらしいです。めまいとは違うみたいです。草取りをしていて”地震が来た”って言ってましたが、そのときは地震なってなかったのですが。」地震と思うようなふらつきであったらしい。

かなりふらついたようである。小生の頭の中をよぎった。小生の親父は脳腫瘍でなくなった。やはり、自覚症状は、地震みたいな大きなふらつき出会った。母親がよく言っていた。倒れる前に何度か大きな地震みたいなふらつきがあったと。

脳の検査ではどうしても機能的な問題がでているが気質的な問題はみつからない。念のために、お嫁さんに精密検査を受けるように進めた。

「昨日、CTスキャンを取ってきました。別に問題はないそうです。お医者さんも耳の中の問題でしょうって言っていました。先生はどうしてわかるんですか?」笑ってごまかす。

AMCTの治療後に再検査をする。やはり、「感情的ストレス」で「小腸経」のブロックがみられた。77歳のご婦人である。感情的ストレスの治療は一筋縄では行かない。時間をかけて治療をしてみる。

何となく久しぶりに親父を思い起こす一件であった。なくなって何年になるのかな。久しく墓参りにも行っていないから、呼んでいるのかも知れない。

拳骨