木更津で整体、カイロで肩こり、腰痛、スポーツ障害の自然療法の専門家が施術するCCRKです

【拳骨日記】カイロプラクティック・コンディショニング・ルーム・Kの日々の臨床現場を通して医療のあり方を診療日記にしました

No 147 ジストニアと磁気エネルギー

2005-10-27 | カイロプラクティック
今朝の読売新聞「医療ルネサンス」にジストニアの記事が掲載されていた。読んだ方も多いと思う。記事に出てくる患者さんは日常生活では問題がないのだが、ピアノを弾くときに手首が屈曲してしまい、うまく引けない症状である。

いろいろな医療機関で診断を受けた。脳外科では「精神的な問題」整形外科では「手根幹症候群」で手術。改善せず、更に「手首に近い腕の骨が長く、手首の動きを妨げている」といわれ再度手術を進められた。

不安になって、手術の前日に医師や看護婦に何度の聞いたらしい。手術当日になり「見立てとは違う病気のようです」といわれ急遽手術を中止した。

整形外科の検査は画像が優先され、骨が長いとか短いとか機械的な見方が症状との因果関係とされ、帳尻を合わせるかのように手術をするようだ。発症してから28年たって「ジストニア」と診断された。

いまだ原因がはっきりしていないが運動をつかさどる脳の機能低下と考えられ、画像では発見しにくいらしい。脳に気質的な問題がないと「精神的な問題」「構造の問題」と何を元に言っているのかわからないが、各専門分野の医療機関によって様々な診断名がついてくる。

新聞には、「磁気刺激法」を1年半かけて行ってきた結果、症状は緩和されて来たことを紹介している。新聞で紹介されている「磁気刺激法」とは、円形コイルを頭にあて磁気を発生させ脳に磁気エネルギーを当てる方法である。

脳機能の低下に磁気エネルギーが効果があるのであれば、全てのエネルギーが脳の機能に影響を与える可能性は証明される。エネルギーは「波動」である。言葉も、感情も、愛情も全て「波動」である。CCRKが目指している方向性は間違っていない。

拳骨