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【拳骨日記】カイロプラクティック・コンディショニング・ルーム・Kの日々の臨床現場を通して医療のあり方を診療日記にしました

No 132 地域特有の鼻炎2

2005-10-07 | カイロプラクティック
先日、地域特有の鼻炎で紹介した「のり胞子」の鼻炎の患者さん。昨日来院した。前回の治療で鼻炎はとまった。

前回の来院のときに「のり胞子」の付着した乗り網をサンプルに持参してもらった。早速、そのサンプルを使用して「乗り胞子」のアレルゲンの除去を行った。治療後の翌日からうそのように鼻炎が止まった。

干しのり(寿司やおにぎりにまく”のり”である)は、昔はのり網にのり胞子が入った牡蠣を網に吊り下げていたが、最近は陸上で「のり胞子」を水槽に入れその中にのり網を入れて付着するらしい。

乾燥するとまわりに飛び散ったのり胞子が舞い上がり、それを吸引するとアレルギー性の鼻炎が起こると考えられる。のり養殖の盛んな地域特有の鼻炎といってもいい。

アレルギー治療を行う場合は、アレルゲンである物質を特定することから始まる。静岡の○○先生は「探偵」と同じであるといっている。まさに、犯人探しである。この犯人探しも簡単なようで難しい。自然環境、地域の特異性など考慮しないと見つからない。

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