高嶋伸欣琉球大学名誉教授を招いての「教科書が本当に危ない!」の集会がありました。主催は教科書問題を考える北摂市民ネットワーク。学校関係者も多く参加されていました。
高嶋教授の話は学校現場では教科書よりもプリントを使って生徒に考えさせる授業をしていた。そして年度途中で教師に対して生徒が授業内容について意見を言える時間を設けて、それを参考に年度末まで授業していたとのこと。
福沢諭吉の評価を巡って、私たちは「学問のすすめ」の「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず」の言葉だけを教えられ「脱亜」論によるアジア観、といった所は教えられてきませんでした。福沢諭吉に対する高嶋教授の話は面白いものでしたが、また勉強したいと思います。
なお「学問のすすめ」には「愚民の上に苛き政府あれば、良民の上には良き政府あるの理なり。故に今、我日本国においてもこの人民ありてこの政府あるなり。仮に人民の徳義今日よりも衰えてなお無学文盲に沈むことあらば、政府の法も今一段厳重になるべく、もしまた人民皆学問に志して物事の理を知り文明の風に赴くことあらば、政府の法もなおまた寛仁大度の場合に及ぶべし。法の苛きと寛やかなるとは、ただ人民の徳不徳に由って自ずから加減あるのみ。人誰か苛政を好みて良政を悪む者あらん、誰か本国の富強を祈らざる者あらん、誰か外国の侮を甘んずる者あらん、これ即ち人たる者の常の情なり」とも書かれており、
「愚民の上に苛き政府あれば、良民の上には良き政府あるの理なり。故に今、我日本国においてもこの人民ありてこの政府あるなり」はその通りだと思わずにはいられません。
教科書を巡る状況を、日本の侵略加害の歴史を否定、もしくは薄めたい安倍とその取り巻き、支持者と、そんな安倍政権に辟易しているが、保身で声を上げられない文科省役人、そして私たちの力関係であり、運動によって危険な教科書を現場に下すことは避けられると、激励しました。
中心的に関わってきた人たちからの報告、また議員も平野・島本町議、和田・高槻市議、高木・高槻市議、そして私が参加していることもあり、一言ずつ挨拶がありました。
【情報紹介】
選挙情勢伝え融資依頼 DHC会長「渡辺氏がメール」
HK & Les Saltimbanks "On lâche rien" (Japanese subtitles)あきらめないぞ! (いつの世もあきらめたらおしまい。自民党安倍政権が政治の私物化をもくろみ、国民だれでも逮捕自由自在の「なんでも秘密」法(特定秘密保護法は自由民主党が自由と民主の真逆であるのと一緒で、特定ではなく官僚が秘密と言ったら秘密になる)に反対し続けます。この歌に勇気をもらって頑張ります。)
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