茨木市教員の万引き事件 ストレスが原因なのでしょうか。

１４日のミントマラニック途中で見つけたぐみの実

　昨日報道され、今朝の朝刊にも「茨木市立中の教諭を万引き容疑で逮捕」と載っていました。詳細は分かりません。

　昨日の産経新聞（ネット配信）には、同市教委の八木章治教育長は「まことに申し訳ありません。教師としてあるまじき行為であり、厳正に対処していきたい」とのコメントを発表した。とあります。

　　気になるのは教職員を取り巻くストレスがだんだんと強まっている実態です。２００６年の１２月議会文教委員会で以下のように取り上げていますが、職場での管理職による勤務評定の進行によって状況は悪化するばかりではないでしょうか。

　管理社会のひずみなどストレス・病気を作り出す構造に目を向けないで個人の資質だけがやり玉にあがることだけは避けたいものです。

山下
　学校現場の教職員の健康実態調査ということでお聞きしたいわけですけれども、教職員のストレスが非常に高まっているというようなことで、１割、深刻なストレスを抱えているという新聞の発表がありました。そこで本市における教職員の健康はどのような状況か。

答弁
　教職員の病休、休職についてでございますけれども、教職員の病休等につきましては、長期休暇、これは長期病気休暇者というのは、診断書で１か月以上という形になりますけれども、平成１８年度１２月１日現在で、小学校では３９件、中学校で９件、合計４８件のうち、これ介護休暇がちょっと２件入っておりますので、小学校が３８件、中学校が８件、合計４６件という形で、今、推移しております。

山下
　教職員のですね、長期休暇１か月以上ということで、数字をいただきました。介護の分が２あるので、全体では小学校、中学校合わせて４６という数字ですね。ここに先ほどの新聞記事とやっぱり符合するものがあるだろうと。今、学校の中も大変だし、学校を取り巻いている環境も物すごく大変、それから、児童・生徒の抱えている生活困難な状況なんかもですね、段々ひどくなってくると。

　いろんなストレスが重なってきて、結局、学校の中で、働いている教職員の健康にまで、やっぱり影響を及ぼしてる。そういう実態があるんではないかなというふうに思うんですけれども、この１か月以上休んでいらっしゃる方という、この方に対して、例えば、よくわかりませんけれども、学校のほうは、どういう対応をされるわけですか。

　それから、担任を持ってる先生もいらっしゃるでしょうし、教科だけやとか、いろんな形の先生、いらっしゃると思うんですけどね、そういった場合の手立てというのは、十分できているのかどうか。

　今は１か月ということの数字をいただきましたけれども、例えば、３か月、６か月、それから１年という形でいいますとね、私はやっぱりそれぞれの数字が出てくるというふうに思うんですけどね。市のほうで持ってる数字というのは、この１か月以上の長欠の方のみですか。

　例えば、３か月休んでいらっしゃる方はこれぐらい、半年になってる方はこれぐらい。例えば、１年超すというふうになってきますと、どういう扱いなんですか。１か月が、ただ１年になっただけということなのか、１年を超えると何か新たな措置をしなければならないというふうになっているのかどうかですね。そこの点も、ちょっとお聞きをしたいというふうに思います。

答弁
　教職員の病休、休職につきましてでございますけれども、１か月単位、３か月単位でございますが、一応、病休に関しましては、精神休職を中心にした病気につきましては９０日以上、休職という形になります。それから、一般の疾病につきましては、６か月から休職という形になっております。

　これの対応につきましては、講師をすべて入れさせていただいてます。小学校におきましても、もちろん担任、または少人数につきましても、そういう形での講師を配置すると。中学校につきましても教科単位での講師を配置させていただいているという形を、そういう対応をとっております。

　一応、講師対応になりますけれども、逆に復帰をする場合ですね、これは一般の病休の場合と、それから精神的なものの休職の場合によって復帰の仕方がちょっと違いますので、精神休職の復帰の場合は、復帰の面接という形をさせていただいております。

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