満月と黒猫日記

わたくし黒猫ブランカのデカダン酔いしれた暮らしぶりのレポートです。白い壁に「墜天使」って書いたり書かなかったり。

『森のリトル・ギャング』

2006-07-25 01:52:23 | 映画

『森のリトル・ギャング』の試写会に行って来ました。

アライグマのRJは、食べ物欲しさに人間の食料を狙って失敗し、同じく人間の食料を溜め込んで冬眠している熊のヴぃンセントからこっそり食料を奪い取ろうとして失敗、起きてしまったヴィンセントに「次の満月までに同じものを揃えろ」と言われてしまう。
次の満月まで、たったの一週間。ひとりで集めるのはとても無理だと思っていたところに、冬眠していた森の生き物が目覚めてくる。彼らが冬眠している間に森のほとんどは住宅地に開発されていた。知らぬ間に出現した見覚えのない垣根に戸惑う彼らに、RJは「垣根を越えて人間の食べ物を戴きに行こう」と誘うが・・・?

というようなお話。

「シュレック」や「マダガスカル」のスタッフの製作だそうですが・・・うーん、こう言ってはなんですが、ここ数年で見たCGアニメの中で一番面白くなかった・・・なあ。

住む環境を奪われた森の動物たちが主役という設定がブラックすぎて笑えないし、動物たちの侵入に気づいた人間が害獣駆除業者を頼んで罠を仕掛けたりするのもちょっと何か・・・笑えない感じ。つうかやりすぎだよあのおばさん。怖いから。 もともとこのチームのキャラクターデザインはギリでキモカワイイぐらいの、ホント微妙な造形が多いので・・・。


多分一応子供向けだと思うんですが、子どもはこれを見て面白いのかどうなのか、微妙だと思います。アメリカの子ども的には面白いのか?
大人の視点では、正直あまり笑いどころはなかったなあ。最後のほうに多少あったけど、普通この手のアニメ映画だともっと会場爆笑、みたいなシーンがたくさんあるんだけどなあ。あんまりありませんでした。


うーん、CGアニメは『アイス・エイジ2』に期待かな(笑)。

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