最初にお詫びいたします。
私は、紫の上を正妻と以前書いたのですが、たしかに結婚はしていましたけど、紫の上の両親は早く他界し、後見人がいなかったために、当時の通い婚という仕組みでは紫の上を正式な妻にする事は出来なかったらしいです。
私が勘違いしたのは、ほかの妻達はそれぞれの家にいて、光源氏が通ってたのに対して、紫の上は光源氏の屋敷に同居していたからです。
私のはやとちりでした。
ごめんなさい。
それでは、気を取り直していきますね。
前回、私は紫の上が源氏物語に登場する沢山の女性の中で一番好きと書き、その理由を、女性の哀しみを一身に背負っているように思え、従順でかわいらしく、心から光源氏を愛しているからと説明しました。
では、女性の哀しみって何なのでしょう?
私が考える女性の哀しみは、男性が光源氏のように、複数の女性を一度に愛せる点にあります。
芸能人の石田純一さんが、以前、「浮気は男の文化だ」と言って、物議をかもした事がありましたけど、どうして男性は愛する女性がいるのに、さらに別の女性を求めようとするのでしょう?
なかには、こんな事を言う男性もいますよね。
浮気は男の甲斐性
据え膳、食わぬは男の恥
つまり、目の前に魅力的な女性がいて、女性の方から寄ってくるのに、その期待に応えないのは男として恥だ、という訳。
だけど、その男性を一筋に愛している恋人や奥様の事は、どうお考えなのでしょう?
それでも構わないのかしら?
そんな浮気の出来る男性に対して、女性は一人の男性しか愛せないのであります。
いや、自分は複数の男性と付き合っている女の子を知ってるよ、という人もいるかも知れません。
だけど、それはただの恋愛遊戯に身を任せているだけであって、複数の男性を心から愛している訳ではないのです。
なぜ、男性は複数の女性を同時に愛せるのでしょう?
私が聞いたところによると、男性は種の保存の為に、出来るだけ沢山の子供を作るように脳にインプットされているらしいのです。
だけど、沢山の子供を作るのに一人の女性ではどうしても限界がある。
だから、複数の女性を同時に愛せるのだという説です。
なるほど~
種の保存て事は、人類が滅びないようにって訳ね?
そんなお話を聞くと、浮気がなんだかとても立派な事のように思えてきたりして・・・
だけど、ちょっと待ってよ。
う~ん、違う!違う!やっぱり違~う!!
浮気していい訳ないじゃない!
私、あなたをこんなに愛してるのに、私の恋心はどうなるのよ~!
もし、あなたが浮気なんかしたら、私、ただじゃすまさないから!
よ~く、覚えときなさい!
コホン、え~つまり、これが私の言う女性の哀しみなのであります。
え?哀しんでいるというよりも、怒ってるんじゃないか?ですって?
いいえ、哀しんでるんです!
女性は愛する男性に、自分以外の女性に振り向かず、自分だけを見つめていてほしいと願っているのに、男性は機会さえあれば浮気をしようと狙っている生き物なのです。
これが続く限り女性の哀しみは永遠になくなる事はないと、私は思うのです。
源氏物語の、紫の上もまた光源氏を愛し、当時の一夫多妻制から浮気を許していたのですが、身内から沸き上がる哀しみは抑えようもなく、光源氏が女三の宮を正妻に迎えるにいたって、いよいよ心労は激しくなり、出家を思い立つのです。
しかし、紫の上を愛する光源氏はそれを許さず、自分といつまでも一緒にいたせたかった。
光源氏、そんなに紫の上が好きなら、どうして浮気を続けてきたの!?
なぜ、やめなかったの!?
でも、それは光源氏自身、どうする事も出来なかったのです。
私は、紫の上を正妻と以前書いたのですが、たしかに結婚はしていましたけど、紫の上の両親は早く他界し、後見人がいなかったために、当時の通い婚という仕組みでは紫の上を正式な妻にする事は出来なかったらしいです。
私が勘違いしたのは、ほかの妻達はそれぞれの家にいて、光源氏が通ってたのに対して、紫の上は光源氏の屋敷に同居していたからです。
私のはやとちりでした。
ごめんなさい。
それでは、気を取り直していきますね。
前回、私は紫の上が源氏物語に登場する沢山の女性の中で一番好きと書き、その理由を、女性の哀しみを一身に背負っているように思え、従順でかわいらしく、心から光源氏を愛しているからと説明しました。
では、女性の哀しみって何なのでしょう?
私が考える女性の哀しみは、男性が光源氏のように、複数の女性を一度に愛せる点にあります。
芸能人の石田純一さんが、以前、「浮気は男の文化だ」と言って、物議をかもした事がありましたけど、どうして男性は愛する女性がいるのに、さらに別の女性を求めようとするのでしょう?
なかには、こんな事を言う男性もいますよね。
浮気は男の甲斐性
据え膳、食わぬは男の恥
つまり、目の前に魅力的な女性がいて、女性の方から寄ってくるのに、その期待に応えないのは男として恥だ、という訳。
だけど、その男性を一筋に愛している恋人や奥様の事は、どうお考えなのでしょう?
それでも構わないのかしら?
そんな浮気の出来る男性に対して、女性は一人の男性しか愛せないのであります。
いや、自分は複数の男性と付き合っている女の子を知ってるよ、という人もいるかも知れません。
だけど、それはただの恋愛遊戯に身を任せているだけであって、複数の男性を心から愛している訳ではないのです。
なぜ、男性は複数の女性を同時に愛せるのでしょう?
私が聞いたところによると、男性は種の保存の為に、出来るだけ沢山の子供を作るように脳にインプットされているらしいのです。
だけど、沢山の子供を作るのに一人の女性ではどうしても限界がある。
だから、複数の女性を同時に愛せるのだという説です。
なるほど~
種の保存て事は、人類が滅びないようにって訳ね?
そんなお話を聞くと、浮気がなんだかとても立派な事のように思えてきたりして・・・
だけど、ちょっと待ってよ。
う~ん、違う!違う!やっぱり違~う!!
浮気していい訳ないじゃない!
私、あなたをこんなに愛してるのに、私の恋心はどうなるのよ~!
もし、あなたが浮気なんかしたら、私、ただじゃすまさないから!
よ~く、覚えときなさい!
コホン、え~つまり、これが私の言う女性の哀しみなのであります。
え?哀しんでいるというよりも、怒ってるんじゃないか?ですって?
いいえ、哀しんでるんです!
女性は愛する男性に、自分以外の女性に振り向かず、自分だけを見つめていてほしいと願っているのに、男性は機会さえあれば浮気をしようと狙っている生き物なのです。
これが続く限り女性の哀しみは永遠になくなる事はないと、私は思うのです。
源氏物語の、紫の上もまた光源氏を愛し、当時の一夫多妻制から浮気を許していたのですが、身内から沸き上がる哀しみは抑えようもなく、光源氏が女三の宮を正妻に迎えるにいたって、いよいよ心労は激しくなり、出家を思い立つのです。
しかし、紫の上を愛する光源氏はそれを許さず、自分といつまでも一緒にいたせたかった。
光源氏、そんなに紫の上が好きなら、どうして浮気を続けてきたの!?
なぜ、やめなかったの!?
でも、それは光源氏自身、どうする事も出来なかったのです。