
農業生産法人株式会社アグレストを訪れました。
旧八幡町の小泉にあります。
鳥海山が大きい。

乾燥調製施設には高さ4mの搬入口が2か所。

大型の除雪機に「ここはどんだけ雪国なんだ?」と
ツッコミを入れたくなりましたが、幹線道路から
この施設まで行政の除雪車が入らないため、
自力で雪除けをしなければならないからだそうです。

乾燥機は70石が3台に50石が2台。
秋は4条のコンバイン2台で籾を収穫します。
直線の籾送りベルコンがシンプルで機能的です。
籾溜めが無くて、基本的に乾燥後翌日には
籾摺りを行うというやり方には目からうろこでした。
籾貯蔵ではなくて玄米貯蔵なんですね。

精米後袋詰め箱詰めされて出荷を待つ
お米「いいあん米」たち。
大量のお米が大型トラックで集荷されていきます。
ふるさと納税の返礼品です。
その他精米プラントや大型サイズの低温貯蔵庫など
規模と機械の性能が大きくすご過ぎて、
ここまでの設備投資はなかなか真似が出来ません。
設備だけではありません。
先日のNHK総合「東北ここから」で取材が入ったように、
株式会社アグレストは20代の若者数人を雇用している
という稀有な農業法人です。
若い社員は積極的にSNSで情報発信しています。
そこには若い感性が光っています。
社長の土井さんも若い人たちには全面的に信頼を置いています。
農繁期の休みの決め方も自分たちで相談して決めさせるそうです。
これだけの設備投資をしながら、そして若い人材を抱えながら、
お米を大規模に生産、さらに仕入れ、そして大量に販売し続ける
アグレッシブルな農業法人がアグレストでした。
皆さんお忙しいところお邪魔いたしましてすみません。
土井さんいろいろ丁寧に教えてくださり、どうもありがとうございました。
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