田んぼの雑草、今回はガズギです。
一般的な名前はマコモ(真菰)。
ガズギという呼び名は庄内だけかなと思いきや、
秋田や岩手でもそう呼ぶそうです。
ガズギはイネ科。
体格はジャンボだけれど、イネによく似ています。
田んぼ以外にも、湿地や沼などでもよく見かけます。
ガズギは葉は長いし茎も太い。
株元も大きく立派です。
根茎は太く地中を横に這うため、生育旺盛。
対策はとにかく根こそぎ引っこ抜くしかありません。
田んぼに入り、ガズギの根元を両手でつかんで引き抜きます。
けっこう力が要ります。
それもそのはず、白くて太くて立派な根っこです。
根っこを水でゆすいで、畦に放り投げます。
日が差さない梅雨の天気ではなかなか枯れません。
ガズギが蔓延っていたところは、イネが負けて
生育は貧弱です。
「見つけたら根気よく根こそぎ抜く」
これがガズギ防除の鉄則です。
ここからはガズギのうんちく。
その分布はインドシナからシベリアまでと広範囲で、
またその種子はコメより古く縄文の昔より食料とされてきた歴史があるそうです。
さらに水際の稈が肥大したのが、マコモタケ(菰筍)として食用になるとは
最近まで知りませんでした。
万葉集にはマコモを詠み込んだ歌が22首載っていて、
まこも刈りやその舟を詠んだ歌もあるそうです。
葉の利用も重要で、葉は、莚(むしろ)、薦(こも)や畳に編まれ、
菰枕(こもまくら)、雪国の菰靴(こもぐつ)、ちまきに使われたとあります。
(参考:Yahoo!百科事典)
なるほど縄文の昔より、ガズギは普通に存在し、
食用や生活具の材料として、広く利用されてきたのですね。
肉厚で背丈が高く存在感たっぷりのガズギは、やはり只者ではなかったのでした。
最後に勝保関(酒田市)や勝木(新潟山北町)といった地名の由来には、
ガズギは関係していないのかな?
一般的な名前はマコモ(真菰)。
ガズギという呼び名は庄内だけかなと思いきや、
秋田や岩手でもそう呼ぶそうです。
ガズギはイネ科。
体格はジャンボだけれど、イネによく似ています。
田んぼ以外にも、湿地や沼などでもよく見かけます。
ガズギは葉は長いし茎も太い。
株元も大きく立派です。
根茎は太く地中を横に這うため、生育旺盛。
対策はとにかく根こそぎ引っこ抜くしかありません。
田んぼに入り、ガズギの根元を両手でつかんで引き抜きます。
けっこう力が要ります。
それもそのはず、白くて太くて立派な根っこです。
根っこを水でゆすいで、畦に放り投げます。
日が差さない梅雨の天気ではなかなか枯れません。
ガズギが蔓延っていたところは、イネが負けて
生育は貧弱です。
「見つけたら根気よく根こそぎ抜く」
これがガズギ防除の鉄則です。
ここからはガズギのうんちく。
その分布はインドシナからシベリアまでと広範囲で、
またその種子はコメより古く縄文の昔より食料とされてきた歴史があるそうです。
さらに水際の稈が肥大したのが、マコモタケ(菰筍)として食用になるとは
最近まで知りませんでした。
万葉集にはマコモを詠み込んだ歌が22首載っていて、
まこも刈りやその舟を詠んだ歌もあるそうです。
葉の利用も重要で、葉は、莚(むしろ)、薦(こも)や畳に編まれ、
菰枕(こもまくら)、雪国の菰靴(こもぐつ)、ちまきに使われたとあります。
(参考:Yahoo!百科事典)
なるほど縄文の昔より、ガズギは普通に存在し、
食用や生活具の材料として、広く利用されてきたのですね。
肉厚で背丈が高く存在感たっぷりのガズギは、やはり只者ではなかったのでした。
最後に勝保関(酒田市)や勝木(新潟山北町)といった地名の由来には、
ガズギは関係していないのかな?
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