田んぼに入って、中を歩くことをこの辺では「田んぼをこぐ」といいます。
土が代をかいて泥の状態であることが条件です。
どうして「こぐ」というのかわかりませんが、
雰囲気としては「漕ぐ」に近い感じがします。
機械化が進んで、「田んぼをこぐ」ことはめっきり少なくなりました。
田起し、代かき→トラクター
田植→乗用田植機
除草機→押さない
溝切り→乗用溝切り機
今一般の農家で「田んぼをこぐ」時は、動力散布機で
除草剤や肥料を播く時くらいのものでしょうか。
太ももでは無農薬でお米を作っていますので、
毎日田んぼに入っています。
毎日田んぼをこぎます。
今日も一日除草機を押していました。
私は田んぼのぬかるんだ泥の中をあるく感触が好きです。
泥田を歩くには、足にやさしい負荷がかかりますし、
微妙なバランス感覚が養われる気がします。
なによりレースやイベントで疲れた身体や脚を癒す、
心地のいいクーリングダウンとして、田んぼをこいでいます。
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