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富神山(とがみやま)は山形市の西部にあってきれいな三角形をしています。
標高は402m。
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登山道は3本あって、北斜面と南斜面を直登するルートは傾斜が急。
距離は若干長いものの傾斜が緩やかでよく踏まれているという
新道口(西口)からスタートです。
コースタイムは40分。
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最初はブドウ畑もある軽トラ道を。
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幅の広い歩きやすい山道。
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前衛の曲森山を越えて(巻き道あり)ほぼ真東を目指します。
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曲森山との鞍部から富神山最後の登り。
ちょうどご一緒した地元のベテランの登山者の方が
道中いろいろガイドしてくださいました。
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30分ほどで山頂に着きました。
展望が一気に開けます。
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これは絶景!
思わず上がる歓声!
山形市内が一望できます。
山形の市街地が馬見ヶ崎川の扇状地に展開している様子がよくわかります。
盆地の東側には似た山容の千歳山が対のように存在しているのも面白いですね。
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その昔最上義光と戦で対峙した上杉軍を率いる直江兼続は
ここ富神山に陣を張ります。
そして上杉軍がここから10日間に渡り山形城を望見しましたが、
霞がかかって見えませんでした。
そこでこの山を「とおかみ(十日見)山」、
山形城を「霞ヶ城」と呼ぶようになった説もあるそうです。
なるほど。
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標高も手ごろな富神山は広く地元に愛された山。
この後も次々と登山者がやってきました。
トレイルランナーも。
中には一日に3回も登る方や、
通算1000回以上登頂を果たした御方もいらっしゃるとか。
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名物のひめさゆりは終わってしまいましたが、
大きなユリが咲いていました。
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この犬を連れた御方も登頂800回を超える強者です。
ザックからパンフレットを差し出してくださいました。
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下山後北側の山王方面から見た富神山。
天気も良くいい山に登らせていただきました。(7月19日)
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