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夕方、田んぼを見回り中、畦道で野生のマガモの卵を見つけた。
あたりがきれいに草刈されている中の、ちょっとした茂みに巣があった。
何も起こらなければ見逃してしまうのだが、悲しいかな、親鳥が逃げていく様で、巣の有りかがわかってしまうのだ。
巣の中には卵が6個あった。
大きさは鶏卵より少し大きい。
色はすこし薄汚れていて、殻は固い。
昔は草刈作業中などに、カモの卵を見つけると、拾って帰り、玉子焼きにして食べたそうだ。
味はニワトリの玉子と大差ないので、だまっていれば家族は気がつかない。
現在は、いつでも簡単に鶏卵が手に入るので、カモの卵を喜んで持ち帰る人はいなくなった。
私が巣の中の玉子の写真を撮っている間、母親ガモは近くの稲株に隠れて、様子をうかがっている。
たしかカモは卵を何個か決まった数産み落としてから、卵を暖める作業に入ると聞いたことがある。
人間を含む外敵にやられないように、無事卵が孵化することを念じて、そっとその場所を離れた。
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