酒田市内でも港を見渡す眺望地、
日和山公園に建つ河村瑞賢の銅像です。
河村瑞賢は何をした人と問われれば、
江戸時代に東回りと西回りの航路を開発した海運業者。
というくらいの知識しかなかったのですが、
瑞賢が果たした事業の数々は日本経済の発展に寄与した功績が大きく、
後世に銅像が建立されるにふさわしい偉人だったようです。
日和山公園の池には縮小復元された千石船が浮かんでいます。
膨張する都市江戸や大坂へ食料としての羽州米を
効率よく従来より日程をかけずに運搬するシステムが
千石船による西回り航路です。
この航路の開発により酒田湊と町がさらに発展を遂げることができました。
河村瑞賢の伝記は数あると思いますが、
弘中勝さんのメルマガ歴史発想源が解りやすくて面白かった。
kindle版の発売が待ち遠しいですね。