透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

野幌森林公園と「愛鳥週間始まる」のコラム

2023-05-10 19:40:54 | 日記

晴れ。最低気温6.3℃、最高気温15.5℃。

エゾユズリハコース

桂コース

キジムシロ

習い事の帰りに野幌森林公園へ。この季節の森は淡い緑色で、吹く風はひんやりとしていました。

その風も淡い緑色に染まっていたかもしれません。

「鳥のさえずりの意味が分かればどんなに楽しいか」とコラムの筆者は綴っています。

さらに「こんな願いがかなう日が来るかもしれない」と東大准教授の鈴木俊貴氏が20年近い研究で解明したというシジュウカラの鳴き声を例に挙げています。

シジュウカラを研究対象にしたのは他の種より鳴き声の種類が多いという理由からだそうで、天敵のヘビには「ジャージャー」、タカには「ヒーヒー」など場面ごとの鳴き声を調べると20語以上を使い分けていたというのです。

つまり、「シジュウカラ語」が存在することになり、スズメやコガラはこの言語を理解しているらしいというのです。

鈴木氏は「動物言語学」という新しい研究分野の開拓に意気込んでいるとのこと。

筆者は鳥類も言語体系を持つということになれば、その先には種を超えたコミュニケーションにも繋がるのではと。

そして、「今日から愛鳥週間が始まる。鳥のさえずりに耳を傾け、想像の翼を大きく広げてみたい。」とコラムは結ばれていました。

コラムを読んで「聞き耳頭巾」という昔話を思い出しました。このお話はまったくのメルヘンだと思っていたのですが、もしかしたら、なにがしかの事例があったのかもしれないと、このコラムを読んで思いました。

なにはともあれ、「動物言語学」という研究分野が確立することを願いつつ、散歩の折には鳥たちのさえずりにいつもより耳を澄ませようかなと。

 

石鹸玉(しゃぼんだま)を詠んだ句が掲載されていました。

山が青々としてくるこの季節に石鹸玉を飛ばしている姿を思い浮かべるだけで、爽やさが倍増するように思います。

解説はその辺りの情景をこまやかに美しく描いて下さいました。

先日、出かけた先の百合が原公園でシャボン玉を飛ばしていた親子連れを目にしていたこともあり、この句を身近に引き寄せて味わうことができそうです。

 

それでは今日はこの辺で。

明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。

コメント
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