晴れ。最低気温16.1℃、最高気温29.7℃。
亜麻畑を見に、我家から約30分の当別町へ。
今日は一般に開放されていた亜麻畑・二か所を回ってきました。
亜麻は薄い青色の花を咲かせ、その様は見るからに涼しげです。それに、一度開いた花びらは昼には散ってしまうという儚さには心惹かれるものがあります。
亜麻はその姿を愛でる鑑賞用や繊維用の他に食用としても活用されているそうです。種から絞りとられた亜麻仁油としてで、現代人に足りていないオメガ3系脂肪酸が豊富とのこと。ただし、熱に弱いので、摂取するときは直接食べ物にかけるのがお勧めとか。
亜麻栽培の歴史は江戸時代に遡るようです。江戸時代には種を薬として使うために限られた範囲で栽培され、明治から昭和初期にかけては繊維用に北海道で広く生産されることに。
けれども、次第に生産が途絶え、それを憂えた若者が2000年に北海道での栽培の復活を試み、難しいとされていた亜麻の栽培を復活させました。
2007年には当別町亜麻生産組合が設立され、その後も年々生産技術を磨き、イベントを重ねるなどして普及に取り組んでこられたようです。
北海道独自の作物として亜麻の評価は高まりを見せ、十勝地方や上川地方にも栽培の輪が広がっているとのこと。なんとも心強く、頼もしい限りです。
今年も「第15回北海道亜麻まつりin当別」が明日開催される運びとなっています。
アマ(亜麻; 学名: Linum usitatissimum)は、アマ科の一年草。ヌメゴマ(滑胡麻)、一年亜麻、アカゴマなどの異称もある。その栽培の歴史は古い(リネン#歴史も参照)。日本では江戸時代に種を薬として使うために限られた範囲で栽培され、明治から昭和初期にかけて繊維用に北海道で広く生産された。
茎の繊維は、衣類などリネン製品となる。種子からは亜麻仁油(あまにゆ)が採れ、これは食用や塗料、油彩に用いられる。
リンネの『植物の種(英語版)』(1753年) で記載された植物の一つである。
ウキペディアより
二か所目の大塚農場では亜麻の苗が販売されていたので、小さな一株を購入してきました。これから、花が咲くというので、楽しみです。
それでは、今日はこの辺で。
明日が皆様にとって良い一日となりますように・・・・。