透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

当別の亜麻畑を見る

2020-07-12 21:23:16 | 日記

曇りのち晴れ一時雨。最低気温17.8℃、最高気温26.1℃。

我家から約30分の当別町へ亜麻畑を見に出かけてきました。

亜麻は薄い紫色よりも青色に近い花を咲かせ、これが風に揺れる様は見るからに涼しげでした。それに、一度開いた花びらは昼には散ってしまうというはかなさが床しくもあります。

この亜麻が一面に花を咲かせるシーンを求めてカメラマンが訪れることになったというのも、この景観を目にして頷けました。

今日は、私たち以外には数組ほどでしたが。

亜麻はこうした鑑賞用の他に食用としても活用されています。種から絞りとられた亜麻仁油としてで、現代人に足りていないオメガ3系脂肪酸が豊富とのこと。ただし、熱に弱いので、摂取するときは直接食べ物にかけるのがお勧めとか。

コロナ禍のために本日予定されていた「第13回北海道亜麻まつり」は中止とのことです。

難しいとされていた亜麻の栽培を復活させ、2007年には当別町亜麻生産組合が設立されました。その後も年々生産技術を磨き、こうしたイベントを重ねるなどして普及に取り組んでこられたのでしょう。北海道独自の作物として亜麻の評価は高まりを見せ、十勝地方や上川地方にも栽培の輪が広がっているそうです。

北海道人の一人として心強い思いがしました。

コメント
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