レッスン日記3・リズム感なさすぎ

2014-10-22 21:55:08 | レッスン
昨日はレッスンだった。

スケール
3オクターブと分散和音、オクターブ重音はまずまず。
3度と6度の重音は次回もう一度。

特に3度は、ハイポジション部分ばかり練習していたので、
弾きやすいはずの1stポジションがおかしな音程に。
ハイポジションはいいですね!と先生。
練習って裏切らないのね。

クロイツェル:31番
音程はまずまず。
でも、16分音符4つの後の4分音符の長さがおかしいと言われ、
改めて引き直してみて、自分は拍をカウントしてない!と気づいた。
このくらいだよねって感じで適当に弾いていた!

先生のカウントに合わせて弾くと、どこまで伸ばして、どこから
次の音に入るのかわからなくなった。サイテー。
ちゃんと数えて弾いて、OKをいただき31番は終わり。
次回は32番をもってきてくださいと。
32番見てみたら、ずっと重音…。弾けるのか?

ラロ:スペイン交響曲
本格的にレッスンしていただくのは初めて。
では最初から、と弾き始めて。
1小節弾き終わらないうちに。
「キレイに優雅に弾きすぎです」とストップ。
「もっと力強く」と先生がおっしゃった。

私はすごく力強く、むしろ荒々しく弾いたつもりだった。
これじゃあ、いかんのかっ!と思い、もっともっと思い切って弾いた。
そしたら先生は「そうそう、そんな風に。もっともっと」みたいな感じ。

まだまだらしい。

それから弾き進めて、あまりのリズム感のなさに撃沈した。
わかってたはずだけど。
3連符!!
タタタ

タタータッ
になって「最後の音が短すぎます」と。

こうですか?こうですか?と、タタタ、だけなら弾けるように。
でも後ろをくっつけて、
タタタ・ターター
と弾こうとすると、ムムッ?とわからなくなる。

逆の
ターター・タタタ
パターンもある。
こっちは、後のターと最初のタがタイになっていたりして、
もう全然???
何がわからないんだか私にもわからない。

想像以上のリズム感のなさ。
先生「……」で苦笑いしてらしたわあ。
自分でも驚いた。
だって指摘されるまで3連符弾けてると思っていたんだもの。
おかしいことにすら気づいていなかったのよ。
速弾き云々言ってる場合じゃなかったよ。エヘッ。

……まあ、課題が明確になってるならいいのかな。
次のレッスンまでに3連符とその周辺を弾けるように超練習するぞ!


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狩人の合唱、ザイツ、最終目標

2014-10-20 22:13:53 | 練習
挑戦中の、ラロ:スペイン交響曲が私には大変難しい。
ハイポジションに移動しながらの速弾きとか無理。
スケールとアルペジオの基礎練習の大切さをしみじみ感じる。
2時間くらい練習したらとても疲れたので、思いついて昔の
教本を引っ張りだしてみた。

まずは、新しいバイオリン教本1巻。
狩人の合唱!
バイオリンを習い始めて、初めて曲らしい曲を弾いた思い出。
4の指がすごく大変だったなあ、とか。

それから、3巻のザイツのコンチェルト5番。
これは、初めて弾いたコンチェルトだ。
これが難しい。ポジション移動がないのに。
恐るべしザイツ。

弾いていたら、この曲はザイツの後に弾いた、いくつかの
コンチェルトと作りが似ているなと思った。
曲の感じは皆違うけれど、次々に私を戸惑わせる所が…。

唐突に3連符が登場。
えっ、ここで?と突っ込みたくなる和音。
ゆったり歌って弾くパートあり、ややこしいスラーあり。

こうやって曲を弾きながらテクニックを習得していくのだなと納得。
ザイツはその原点なんだな。
今さらだけど今まで弾いてきた1曲1曲に、私のたくさんの課題と、
多少の成長があったのだろうなと思ったり。

それが今弾いているラロまでずっと続いているように感じて、
私のバイオリンの最終目標はなんだろうと考えてみた。

弾いてみたい曲は、あれこれ思い浮かんだけれど、最終目標までは
思い至らなかった。
これでゴール、ということはないんだな、きっと。
芸の道は果てしないなあ。


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鉛筆落とすとイライラするよね

2014-10-18 21:14:43 | 練習
書き込み用の鉛筆を譜面台に置くと必ず落とす。
譜めくりの時や、楽譜を交換する時など。
本当に何度も落とすのでイライラする。
私だけだろうか。普通落とさないのかな。
楽器を持ったままだと屈んで拾うのも結構大変だ。

かといって他に置けそうな場所はピアノしかない。
うちの場合、ピアノの配置の関係で体をひねって鉛筆を取り、
ひねって戻さないとならないので、なかなか面倒くさい。

譜面台に取り付けるペン立てみたいな物を探してみたが、
手頃な物が見つからないので自作した。

材料は、チューブわさびの空き箱、折り紙、紐、アクセントに
バイオリンシール。
箱を程よい大きさにカットし、折り紙を貼る。
穴を開けて紐を通して譜面台に吊るすだけ。

鉛筆をさっと取って、さっと戻せるし、ペン型の消しゴムも入れておける。
何より鉛筆を落さないから拾わなくていい。
すごく便利で気に入っている。


筆記具落下に悩んでいる方いかがでしょうか。



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あまりにしつこく弾いていたので

2014-10-17 22:17:06 | 練習
先日まで練習していたバッハのプレリュード。
本当にしつこく練習していたので、出だしの2小節ほどを3歳の
娘が歌えるようになっていた。

歌ってみてとお願いすると、
「ティリ・リッティティティ・ティリリリ・リッリリリ~」と、
得意げに口ずさんでくれる。
音程は微妙だけど、雰囲気は出ていると思う。

私が練習していると、自分もバイオリンを弾きたいからママのを
貸してみて、と言う。
「これは大人の楽器だから大きすぎるよ。もっと小さいのじゃないと
弾けないよ」
と答えたら、
「じゃあ、小さいの買いに行こうよ」
と言った。

3歳になった頃から、レッスンの始め時をうかがってはいる。
ただ、なかなか破天荒な娘なので、とても不安。

バイオリンを始めるなら、練習しないとうまくならないのは絶対。
でも、私自身が娘に音楽を強要したくないという気持ちも強い。

というか、怒ったり、なだめすかしたりしてまで弾かせるのが面倒なのだ。
そんな時間があるなら自分が練習したい、みたいな。
未来ある子供にそんなんじゃいけないんだろうけれど。ほんとに。

一応、4歳になったらバイオリンを弾くという約束になっているので、
あと半年ほど時間がある。
楽しみかつ不安。色々複雑。


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まじめすぎてつまらない

2014-10-15 16:17:37 | 音楽
「あなたのバイオリン、まじめすぎてつまらない」
と言われたことがある。
前についていた先生のお姉さんから。
その方もバイオリンの先生だ。
すごく物事をはっきり言う方で、もちろん褒めてもらうこともあった。
単純にそう思ったんだろう。

「まじめすぎてつまらない」

別に傷ついたりしなかった。
まあ、そうだろうな、と思う。

私の先生が体調を崩して、ひと月ほどお姉さんにみていただいた
時のことだ。
その前から発表会等で聞くたびに思っていたらしい。


同じお教室に40代後半の男性がいた。
30代で全くの初心者からバイオリンを始めた方。

その方が発表会で「タイスの瞑想曲」を弾いた時、すごく上手という
わけではないのに、とても「聞かせる」演奏をした。

なんていうか、セクシーだったのだ。
それも、いやらしくなく上品で、やんわりと抱きしめられているような、
とても素敵なタイスの瞑想曲だった。

これが表現するってことなんだと思った。
テクニックが十分じゃなくても伝わるものがあるんだなと。

私は万事において、そういうのが苦手。
楽譜通りに、はいフォルテ、はいピアノ、さあ段々クレッシェンド~って
いちいち掛け声をかけながら弾いている感じ。
構えすぎなんだろうか。

自分で「どう表現するか」・「どう表現したいか」がよくわからないし、
できないのだ。
言われた通りに弾こうと努力することはできるのだが。
そりゃあ、聞いていてつまらないかもしれない。

後に、先生のお姉さんからそう言われたと告げると、私の先生は、
そんなことないわよと言ってくださったが、先生からはレッスン中に、

「もっと心を開いて!」

と大きな声で言われたことがある。

すごく衝撃的で、レッスンでのどんな言葉よりも心に残っている。
私の表現の欠点は、その一言に集約されていると思う。
結局改善できないまま、ここまで来てしまった。

どうにかしたいと思っている。
思ってはいるが、30歳を過ぎて今さらどうやって心を開いたら
いいのか、わからないのも事実だ。


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