わりと長いことバイオリンを弾いてきたが、自分が上手でないことを
自覚している。
しかし最近、自分は上手じゃなさすぎるのではと思い始めた。
ネット上で色々な動画や録音を視聴して、
数年でこんなに弾けるようになっちゃうんだ、とか。
音程もボウイングも私よりずっと良いなあ、とか。
ビブラート上手だな、とか。
特に子供の頃されていた方などはブランクがあっても、私が
決して超えられない壁を容易にクリアしているように感じる。
とても上手だなと。
私の何がいけないんだろう、と考える。
何がいけないんだろう、と考える。
わからない。
緻密でないテキトーな性格のせいかもしれない。
それとも運動神経の鈍さか。
そういうこと全部含めて要するに才能がないということか?
ふむ…。
周期的に襲ってくる 「下手下手病」 らしい。
これは気分が持ち直すまでやり過ごすしかない。
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私は手が小さくて指が短い。
どのくらい小さいかというと、
「自分より手の小さい成人女性に会ったことがない」
というくらいの感じ。
同じことを、手が小さいと自覚している人の殆どがいうだろうけど。
定規で計ってみた。
左手小指が、薬指側の付け根から一番短く計って4.5センチ。
外側から一番長く計って5センチ。
左手薬指が大体6.5~7センチ弱ほどなので、おそらく小指が極端に
短いのではないかと思う。
楽器をしなければ、「可愛い手だね」といったスウィートな感じで
済むのだが、バイオリンを弾くにはなかなか厳しい。
4でラ、2でドの3度重音は本当に、えいやっ!とひっぱらないと
合わない。
ずっとこの手で弾いてきたし、今さら指が伸びる可能性もないので、
諦めている。
とにかく『ひらく』とか『伸ばす』でカバーor誤魔化すというか…。
だけど、最近小指が危ない。
スケールの、3度・フィンガードオクターグ・10度重音だけでも
結構無理をしていると思うが。
今しているローデの4番が、4の指を目一杯伸ばすフレーズが多い。
スケールをみっちりさらった後にローデをすると、時折ピキッと攣った
ような、なにかしら痛めたような痛みを感じて、アギャッ!となる。
騙し騙し弾いているが、早くローデ4番を終わらせないと危ない。
あと1センチ、いや5ミリでも指が長かったら、どんなだろうなあ。
つけ爪があるのだから、『つけ指』もあればいいのにね。
ちなみに夫は指がすごく長いが楽器をしないので勿体ない。
少し分けてもらえたらいいのになあ。
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発表会の曲と次の曲を決めている間、課題の曲がなかった。
スケール一式とローデを弾いて、ボウイングの練習をして。
いつもなら気分的にはここで折り返しだが、曲がないから
もう練習を終わっていいのだ。
本当に気楽だった。
こんなに気持ちが軽くなるのかと驚いた。
曲に取り組むのは楽しみで、バイオリンを弾く醍醐味でもある。
だけど、かなりのプレッシャーでもあるんだなと。
もちろん空いた時間をスケールとローデに使うのが筋だけど、
自分で設定している分の練習が終わった上で、自由な時間が
あるのは珍しい。
せっかくなので、マダムのフリをして少し遠いが評判のいい
ブーランジェリー(要するにパン屋よね。知ってるか…)で
ランチなど調達。
おいしくて、高くて、小さいの。
どうも物足りなくて、カップラーメンも食べちゃった。
そこらへんがエセマダムなんだなあ。
それから、スーパーでやたらとのんびり買い物を。
なんだか贅沢な時間だった。
バイオリンが好きだからって、難しいこと・出来ないことを
出来るように努力するのは大変。
出来なければイライラするし、もうダメだと思う。
出来たと思っても、新しい課題が次々に出てくる。
でも弾かなければ0で、サボッた分だけ現状からどんどん
引き算だもんなあ。
恐ろしい世界に踏み込んだものだ。
というわけで、ラクチンだったエセマダム終了。
チャルダッシュの譜読みを始めた。
さあ、頑張るぞ。
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発表会の曲はバルトークの『ルーマニア民族舞曲』に決めた。
あれこれ迷って、最終的な決め手は勘としか言いようがない。
どうなるかわからないが、この曲が音楽的に好きだし、弾いても
楽しそうだなと思ったのだ。
先生も「華やかでいいんじゃないですか」と。
それで年内に弾く曲を先生に選んでいただいた。
先生は、バルトークの他の曲は難しいんですよね…と少し考えて。
「チャルダッシュはどうですか?」とおっしゃった。
チャルダッシュ、キターッ!
…だろうなと思っていたのだ。
以前候補曲にチャルダッシュが出たことがあるし、ルーマニア
民族舞曲にも出てくる難しいハーモニクスもある。
年内限定で弾くのに長さもちょうどいい。
だけど…、苦手なのだ、この曲。
曲全体の雰囲気が自分の性質と超合わない。
この曲に大事な「遊び心」みたいなものが自分の中には
無いのだと思う。
聞いていても、なんだかなあ…という感じ。
苦手な曲多すぎ。
でも弾くよ。
今回はどんな曲でも先生のおっしゃる通りにすると心に決めて
いたので。
弾いてみたら何かしら突き抜けるかもしれないし、もしかしたら
すごい楽しいかもしれないし。
わからんけどね。
とりあえず譜読みからいってみよう。
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発表会の曲を検討している。
候補は、
・ヴィエニャフスキ:バイオリン協奏曲2番1楽章
・サン・サーンス:ハバネラ
・ヴィタリ:シャコンヌ
・バルトーク:ルーマニア民族舞曲
上の2つは先生があげてくださった。
特にヴィエニャフスキがオススメのご様子。
ヴィタリは私が候補に出した。定番だし。
バルトークは以前先生からあげていただいて、弾いてみたいと
思いながらズルズル弾かずに来てしまった曲。
音源と楽譜を視聴して検討しているのだが。
…決められない。
それぞれに好きな部分と苦手な部分がある。
決めかけては止め、決めかけては止めてを繰り返している。
一度、ヴィタリにしようと80%くらい決めかけたのだが、どうも
長すぎるような気がして。
こういう曲でこの長さで私の腕前だと、聞いている人は必ず
飽きるだろうなあと。
内輪の発表会とはいえ、せっかく聞いてくれる人がいるのに、
「長くて飽きちゃった」は悲しすぎ。
ハバネラも人前で弾くには、ちょっと難易度が高すぎて…。
バルトークは大好きなのだが、自分の中にないパッション?民族性?
みたいなものを感じて近寄りがたいというか。
だからここまで弾かずに来たのかも。
ヴィエニャフスキが良いのかなあ。
多分すごい頑張ればギリギリ弾けそうな感じがする…?
先生もきっとそう思ってくださったのだろう。
じゃあ何故この曲に決めないのかといえば、単純に好きじゃないのだ。
こういう曲が。とても。
苦手な系統の集大成みたいな感じがする。
ただし、ここから先を目指すならこのあたりのコンチェルトは勉強
しないとダメなんですって。
フランクとかブラームスのソナタを弾きたいならひと通り。
だから必ず弾くことになるだろうけれど、発表会で弾くには曲への
愛が必要だしなあ。
このように、ずっとアッチかコッチかと右往左往している。
しかし発表会の曲を決めないと年内にする曲が決まらない。
同系統でレベルアップをという計画なのだ。
早く決めないと。
どうしよー。どうしよー。
いっそのこと、くじ引きにしようかしら。
迷い過ぎていて、グチャグチャと長くなってしまった。
本当のことをいうとメンコンがしたかったのよ。
ん~難しいですよぉ~、とやんわり却下されてしまった。
そうか。やはりそうなのか。
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