志望校に受かった話

2023-02-13 12:56:38 | 中学受験
どうしても行きたい、と娘が熱望していた中学に合格した。
詳しい方はすぐにわかってしまうので詳細は書かないが、娘にとって
偏差値が高いだけでなく苦手なタイプの試験形態。
模試のたびに「これは無理だな」と思っていた。

だけど娘は「絶対ここに行きたい」と最後まで諦めなかった。
入試直前は小学校を休んで、1日12時間以上勉強していた。
朝6時から夜10時半まで、食事等の最低限の生活以外は勉強。
その上で「全然勉強していない」「時間が足りない」「私は頭が悪い」
などと毎日イライラ。
「お母さん、私はどうしたらいいの?」と、答えようのない問いを
何度も投げかけてくる。
あんまりしつこいので最後の方はブチギレそうになったが、もちろん
キレるわけにはいかない。
「誰よりも頑張っている。大丈夫」と励まし続けた。

うちの場合はリビング学習だったので、勉強の邪魔にならないように
私はひっそり主婦活動をせねばならなかった。
過去問を解いてる間は料理と掃除ができない、みたいな。
食事もお風呂も、常に娘の勉強時間に合わせて用意する生活。
…超ストレスで、私が帯状疱疹を発症した。

だが、志望校に合格したのである。
それもこれも全部チャラ。受かればいいのだ。やった!

娘の粘り勝ち、としか言いようがない。
最後まで苦手科目に注力し、塾の先生に教えを請い、偏差値が足り
なかろうと諦めずに勉強し続けた。
我が子ながら恐ろしい執着心だ。しかし尊敬する。

入学手続きが済んで、ようやくホッとした。
ものすごく大変だった中学受験、こんな大成功で終えられるなんて
本当に幸せだ。
娘よ、おめでとう!そして、ありがとう。


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