レッスン日記14 技術的なこと

2015-01-27 22:49:14 | レッスン
今日はレッスンだった。

ぎっくり腰はコルセットのおかげで、なんとか日常生活に支障ない
までに回復。まだ歩くのはゆっくりだが。
重い物(例えば娘・約15キロ)を勢いで持ち上げたりしなければ、
このまま徐々に回復していくと思う。
レッスンも立ったまま受けられた。

スケールは宿題だった分、すべて次の調へ進めた。
「だいぶいいですね。もう一歩です」と先生に言っていただいた。

クロイツェルは39番。
通して弾いてから音程と表現の注意があって、所々弾き直す。
先生の注意をちゃんと理解して弾けているか確認し、
「次の曲にいきましょう」と。
何度も書いた気がするが、39番は4ページあるうえ、難しくて
本当に本当に、弾いていると自分の下手さ加減にうんざりした。
終わってよかった…!
次は41番へ。
これを弾くとバッハを弾くのが多少楽になるらしい。
永遠の憧れシャコンヌを目指す身としては頑張らないとなあ。
音源聞いてみたら、すっごく難しそうだったけど…。

ブルッフは後半から。
ハイポジションから駆け下りたり、ハイポジションへ駆け
上がったりする速いアルペジオが超苦手。
ポジションを移動した辺りでマゴマゴ。
あいだの音が抜ける。
練習するしかないのだろう。
もちろんこれまでも重点的に練習している。
本当に苦手。
時間の許す限りやってみるが。

連続ダウンボウでの重音。
右手の指、弓を持った形で固まったままでなく、指弓を使って
円運動を意識して柔軟に弾きましょう。

16分音符4つのスラーと3連符スラーが長く続く部分は
手首を使った弾き方で。

こういう右手の技術的な課題は、とてもプレッシャー。
なんでだろうと考えた。
できるまでずっと、できないのがもどかしく腹立たしいからだ。

最後のアドリブ部分はとても良くなりましたと言っていただいた。
それからピアノ合わせの日程などを相談。
先生は「楽しみですね」と言ってくださった。
私はまだ五里霧中という感じ。
楽しみにできるように、とにかく練習あるのみだ。


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ぎっくり腰でも弾くよ

2015-01-25 22:08:26 | 練習
とても寒かった土曜日の朝。
ジーンズを穿こうとした瞬間。

ピキーン!

西洋では『魔女の一撃』などというそうで。
『ぎっくり腰』よりも、そちらの方がしっくりくる衝撃的な痛みだった。
しばらく這ったまま動けず。

若い頃から腰が弱く、軽いぎっくり腰は何度かあったが今回のはレベルが
違う痛みだった。
最近は腰の調子が良かったので油断していたのかも。

このまま動けないのではないかと思ったが、午後過ぎくらいには
なんとかゆっくり歩いたり座ったりできるくらいに回復してきた。

練習しなくちゃと思い、立ってバイオリンを構えるポーズをしてみる。
結構かなり痛い。
それに、なんだか背骨の付け根がグラグラするような感じで怖い。
そうか、これも弱った腰には負担のかかる体勢なのだな。
椅子に座ってポーズをとってみると大丈夫そうだった。
結局、夜になってから消音器をつけて2時間ほど練習。
痛くない姿勢で弾いている分には特に問題なかった。

寝る直前まで弾いていたからか、その夜、音高を受験する夢を見た。
もちろん音高受験の経験など全くないが、私は実技試験でバイオリンを
弾いていた。

結果・・・・・・・。

音高はお断りされ、普通高校へ進学することに。
なんて現実的な夢なの!


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レッスン日記13 神経をつかって

2015-01-21 22:07:06 | レッスン
今日はレッスンだった。

クロイツェルから。
39番を通して弾いた。
音程、f、p、フレーズ感など、前回よりは良くなったけれど、
重音の下の音が上ずり気味。
音を良く聞いて、もう一歩弾き込みましょうと。
この曲は難しいうえに、4ページあるから練習が大変。
次回で終わらせたいな。

ブルッフ
出だしから2段分弾くと先生は、
「あまりテンポを揺らしたりするの好きじゃないですか?」
とおっしゃった。
ここは独奏でアドリブなので、もっと表現しましょう。
音程は取れてきているので、自由に表現して弾いてみましょう。
急いだり、緩めたり、呼吸を意識して一音一音大切に。

出だしのG線の開放弦、もっと表情をつけて次の音へ向かっていく
感じをだして。
音の終わりに神経をつかって、ちゃんと最後までppで。

たった2段だけれど、先生のご指導に沿って弾いてみると随分
良くなったような気がする。
もっともっと意識して弾かないとダメなんだな。

通して最後まで弾いて、全体に良くなったと言っていただいたが、
細かい音程や表現の課題が色々。

例えば、ソロバイオリンがオケorピアノ伴奏へ引き渡すところの
意識とか。
先生が実際に弾いてみてくださると、本当にオケが続けて鳴って
きそうな感じがした。驚いた。
その瞬間、ものすごく先生が集中したのがわかったのだ。
本職の人って、こんなに神経をつかって弾くんだなってドキドキした。

それから、滑ってしまう速いフレーズ。
先生にも相談してみたが、地道で地味な練習を黙々とやっていく
しかない感じ。
やれるだけやってみるが、いくら練習してもダメだったら発表会
本番ではモニョモニョッと流すしかないな。やむを得ない。

今日しみじみ思ったのだが、先生から弾き方の指導があった時、その
フレーズに弾き馴染んでないと即座に先生の指示に沿って弾くことが
できない。アワワーッとなってアリャリャって感じ。
やはり日々の練習が大事なんだな。


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ブルッフ2楽章のこと

2015-01-20 21:18:55 | 音楽
ブルッフ作曲 バイオリンコンチェルト1番 2楽章。
この曲がとても好きで、聞くといつも涙が出そうになる。
死ぬまでに弾いてみたい曲ベスト3に入る1曲だ。

先日、先生に少しそんな話をしたら、
「1楽章が終わったら弾いてみましょうか」
と言ってくださった。

えええーーっ!となった。
私、ほんとに弾いていいの?!
あまりにも好きな曲なので神格化してしまっているというか、
恐れ多いというか…。
自分で弾いて自分にガッカリしたくない、みたいな。

十分な実力をつけてから大事に大事に弾いてみたいと思っていた。
でも、そんなこと言ってたらいつまでも弾けないのも確かで。

以前先生に「ブラームスのソナタを弾いてみたいです」と言った時は、
やんわりと却下されたので、恐らくブルッフ2楽章は弾いてもOKな
範疇に入っているのだろう。そう信じたい。

もしレッスンで見ていただけたら、この先何度も戻ってくるための
この曲の土台みたいなものを作れたらいいな。
完成までは長期計画だ。

しかし、本当に2楽章へ進めるだろうか。
もしかしたら、1楽章の出来や、スケール・クロイツェルがあまりに
ひどくて、まだ難しいですね、と撤回されるかも。ほんとに。
あまり興奮&期待しすぎず、まずは1楽章を頑張ろう。


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フィンガリングのこと

2015-01-18 22:05:15 | 練習
ブルッフの1楽章を練習している。
以前にも書いたことがあるが、前の先生についていた頃、この曲に
挑戦することになったのだが挫折した。
そのことを今はとても後悔していて頑張って弾いている。

前の先生は新しい曲を始める時、ご自身の楽譜を貸してくださって
ボウイングとフィンガリングを自分の楽譜に全部転記してきなさい、
という方針だった。
だから、前の先生の楽譜のコピーが全楽章分手元にある。

今回の譜読みの際、自分の楽譜と一緒にコピーを譜面台に乗せて
弾き比べながらフィンガリングを検討していた。

そしたら、前の先生のフィンガリングが難しくて驚いた。
私は、ポジション移動が少ないとか、なるべく4の指を使わないとか、
2ポジを回避するとか、とにかく簡単になるように考える。
先生は、音楽的な流れとか良い音を出すという観点で指使いを
考えていらしたのだろうか。
好きなポジションや、癖、使いやすい指とかもあるのだろうか。

今の先生は「基本は楽譜に沿って」でも「弾きやすく替えてOK」
という方針なので、色々考えて自分の好きなように替えてみた。

先日のレッスンで、さすがにこれはマズいかしら?と思っていた
D線の開放弦に「4の指使いましょう」とのご指摘。
やはり開放弦は使いどころを選ぶのね。

フィンガリングだけでも、本当に奥が深いと思うこの頃。


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