サイズアップ

2017-07-29 09:07:41 | 
娘のバイオリンが1/10から1/8にサイズアップした。
1/10はちょうど1年使ったことになる。
発表会の頃にサイズアップしてもいいかもという話があったが、
楽器店で持たせてみたらまだ大きくてここまで来た。

持ってみると、だいぶ大きい楽器になったな、という印象。
1/10は下取りに出したので、家にある1/16と写真を撮ってみた。
↓4/4 1/8 1/16


1/16はずっと玄関に飾ってあるので、手に持ったのは久しぶり。
冗談みたいに小さいな、と思った。
娘がこんなに小さな楽器を弾いていたなんて…、と改めて驚く。

新しい楽器、音が大きくなったのはいいが、娘は音程をとるのに
まだ慣れない。4の指がどうも低くなる。
私は客観的に見て、慣れるまでは仕方ないと思うが、娘は今まで
通り弾けないことに相当イライラしている。

夏休みでよかった。時間に余裕があるから。
誰かと競争しているわけじゃないのだから、ゆっくり、じっくり
慣れていけばいいと思う。
だけど本当は、この「ゆっくり、じっくり」こそが難しいことも
わかる。
そりゃあ、すぐにデキるようになりたいわ、何事も。
とりあえず私は娘のイライラを平常心で(を装って)受け流す
しかない。


そんな、夏休み。
私の練習は全くもって停滞している。
時間が足りない、としか言いようがない。
与えられた環境の中で最大限やっていくしかないのだが。
短時間の細切れ練習は、私にとって練習しないよりも精神的に
悪影響みたい。
日に日にモヤモヤが膨張していくような…。

2~3時間、何も考えずに集中して練習したいと強く思う。
今のままではバスタブにスプーンで水を入れているようなものだ。
でも、仕方ない。とにかく仕方ないのだ。耐え忍べ。

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とりとめのない話11

2017-07-25 09:16:24 | 音楽
ある朝ケースを開けたらA線が切れてビヨヨ~ンとなっていた。
ま、また?
少し前にもケースを開けたらD線が切れていたし立て続け。
ペグも相当ギシギシいうし、すぐに調弦が狂うし、楽器の鳴りも
イマイチのように思う。
湿気がひどすぎるのだろう。

取り急ぎ除湿アイテムを購入しケースに入れてみた。
しかし、なんの変哲もない布にしか見えず。
ホントに効くのコレ?って感じ。
まあ、入れないよりはいいかと思っていたら梅雨明け。
だいぶ楽器も扱いやすくなってきた。
除湿アイテムも多少効いているのかな。


同じお教室の方だと90%以上信じていたブログがある。
だけど先日、ある記事を見て違うとわかった。
ホントに違うの?と、信じられないくらいなのだが。
とにかく違うみたい。
ちょっと残念なような、ホッとしたような、複雑。
私も、どこかで「この人…!」って思われていたりするのだろうか。


先日娘のレッスンで、そろそろビブラートの練習を始めましょう、
というお話があった。
いよいよビブラートか。感慨深い。
できるようになったら音楽的にかなりグレードアップするし、
楽しみ。

娘がバイオリンを始めて3年目に入っている。
そういえば、私も先生からようやくビブラートの許可が出たのが
3年目だった。
最初は本当に全くできなくて、一生無理かも、どうしようって
感じだったなあ。
娘の方はどうだろう。ひと悶着ある気がしてならない。
ドキドキするね。


ある日、娘が「お母さん、大好き」と言ってくれたので、
「どういうところを好きでいてくれるの?」
と聞いてみた。
私が予想していたのは、ご飯を作ってくれるとか、本を買って
くれるとか、そんなこと。
だけど娘は、
「バイオリンが上手になりたくて、一生懸命練習しているところ」
と言った。
ドキューンッ!である。
ものすごく深く心に残った。
『努力は無駄にならない』ところも見せていかないとね。


全然関係ないのだが、私はタロット占いをする。
占ってもらうのではなく、自分で占いをする方ね。
で、それが全く当たらない。
笑っちゃうくらい当たらない。
でも、なんか面白いから好き。
ほんと当たらないけど。

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レッスン日記78 辛抱

2017-07-21 08:52:03 | レッスン
レッスンだった。

スケールは今回からG-moll。
甘い音程を弾き始めから終わりまで終始注意される。
言われないと気づかない、というかスルーして先へ行こうと
しちゃう。
1音1音厳しく言われて底なし沼のようだが。
言われているうちが華、とも思う。
ハイハイ、いいですよ、OK、OK~! みたいな感じだったら、
先生についている意味がないわよね。そうだそうだ。
ありがたいと思ってミリミリミリミリ合わせていこう。

というわけで、単旋律と3度重音は持ち帰り。
6度のみ合格した。

ローデは23番。
出だしの3度重音の音程でいきなり躓く。
D線4でA、A線2でCをとる、合わない定番のやつ。
合わせましょう、と言われて慎重に慎重にやってみるがダメな
もんはダメ。

この2,4の形は、私の場合本当に指がミシミシッとするほど
エイヤーッ!とやって、ようやく取れる感じなので、他の音と
組み合わせになっていると相当無理。

原因は、単純に指が短すぎるからで、手の形や努力不足では決して
ないとマジで思っている。・・・多分。
もう少し手が柔らかかったらできるだろうか?
先生も最後は、なんとも言いようがないご様子でとりあえず先へ。

とにかく全体通して聞いていただいて、
「すごく音程が悪いというわけではないですよ」
みたいなことを言われた。
ビ、ビミョー!!

曲の中でうまくいかなくて弾き直すことが何度もあったけれど、
前の音から繋げて音程をとる練習を、と言われる。
そういう練習もちゃんとやっているが、合ったり合わなかったりを
繰り返して最終的にやっぱり合わない、というのが定石。
執拗さが足りないのかな。
もっとネチネチやるしかない。

それから細かい音楽記号をちゃんと守るようにご指示。
音を追うのに精一杯でなかなかそこまで頭が回らなかった。
でも「譜読み頑張りましたね」と言っていただいたのが救いか。

ブルッフ3楽章。
ローデにかかりきりで譜読みが先へ進まなかったので、出だしから
少し聞いていただく。
ここでも3度重音の音程が崩壊気味。
よく合わせましょう、ということと、4分音符を抜かないで強い
音を保つようにと。
先生が見本を弾いてくださると、「CDで聞いてるブルッフだ」って
ハッとする。
私のはまだまだ全然ブルッフにならない!
悔しいが仕方ない。
とりあえず今できることを、できるだけやろう。
というわけで、タイムアップ。

前に、音も気持ちもモサモサしている、と書いたが。
先日娘と一緒にユーモレスクを弾いていたら、
「あ、なんか私上手になったみたい」
と思った。
モサモサしながらでも練習すれば底力は蓄えられるようだ。
結構前向きな気持ちになった。
もうしばらく辛抱してやってみよう。

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難しすぎる課題

2017-07-18 08:22:20 | 音楽
今課題にしているローデ23番。
3度重音から始まって、断続的に重音が続く。
相当難しく感じている。
集中してやらないと全然無理そうなので、1日の練習時間の
ほとんどをローデにあててみたが、どうもダメ。

もちろん、全然進歩していないわけではないのだが。
歩みが少しずつすぎてどうにもこうにも。
自分では、だんだん弾き慣れてきたかなと思っても、客観的に
聞いてみるとアチャーッて感じ。

ブルッフ3楽章も同じような状態で。
この二つの課題は自分にとってちょっと難しすぎるかなと思う。

ブルッフは1つ前に弾いたラロ3楽章から流れで、そこそこ
やれるかなと思ったけど甘かった。
自分のためと思い、あえて難しいものを課題にしたのが裏目に
出たかな。

しかしローデは順々にやってきて、なんだかいきなり難易度が
ギューンと上がってしまったような・・・。
先生もそんなふうにおっしゃっていたけれど。
そういえばクロイツェルの最後の方もエライ難しかった記憶が。

自分にとって、あまり難しいことばかりやっていると練習が
つまらない。
弾けないところばかりで、自分の良さみたいなものが感じられ
ないから。

練習にだって「見せ場」みたいなものは必要だと思う。
せっかく弾いているのだから、なにかしらイイと思えることが
ないとさあ。
近頃なんだか、全体にモサモサ(音も気持ちも)しちゃって
つまらんよ。

ローデが終わった後のエチュードについて、先へ進まずに
少々難易度を下げたものにしてもいいのかもなどと考える。
それとも、これを努力と根性で乗り越えていくべきなのだろうか。
悩むところ。

選曲については、今思えばちょっと鼻息が荒過ぎたかもね。
次の時は少し気持ちを落ち着けて考えましょ。
こういうのも勉強だなあ。

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石の上にも

2017-07-14 08:56:10 | 音楽
今月でレッスンを再開して丸3年になった。
石の上にも3年というから。
何かビビビッとくるかなと思ったが、気持ち的にはそんなに
変化がないというか今現在は、ちっともうまくならないのね、
と、わりとヤケッパチ。

しかし3年間、(私にしては)よく弾いたということは確か。
その上で、どうにも伸び悩み続けている。
全く揺るがない大きな固い壁を、叫びながら素手で殴り続けて
きたような感じ。
こう書くとほぼ自傷行為か。

いや、上達した部分もちゃんとあるとわかっているけれど。
自分が納得する腕前になるのに、あとどれだけ弾いたらいいのか
全く見通しが立たない。

3年間、練習して、弾けなくて、やめようと悩んで、立ち直る。
これを何度も何度も何度も繰り返し、そのたびココに包み隠さず
書いてきた。
どうも、この先も繰り返す予感がしてならない。
いや、むしろ確信か。

確か去年、まずレッスンを休んでいた6年間のブランクを埋めてから、
みたいなことを書いた。
その時、残りは4年だったが、4年は長すぎると感じて、とりあえず
あと2年頑張って中間考査と決めた。

その残りが、あと1年である。
そうか、Xデーまであと1年か。

どう考えても1年後に画期的に上手くなっているとも思えないが。
ともかく頑張ってみようと思う。
ていうか、次の発表会まではなんとか。
いや、ブルッフ3楽章をなんとかするまで・・・。

などと、もうアタシどうしたらいいのって感じなのだが。
おそらくどこかのタイミングでまた立ち直るだろう。

なんか暗いので、イイコトも書く。
やっぱりビブラートを直したのは私のバイオリンにとって、
とてもとても大きな進歩だった。
これはよかった。頑張った。
あ、なんかイイコト書いたら少し前向きになってきたなあ。

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