指の話

2016-07-29 10:33:19 | 音楽
先日のレッスンの時、先生がフィンガードオクターブの指の
動きの見本を見せてくださった。

ごく至近距離で先生の指をマジマジと見た。
そしたら、指先の弦に当たる部分がすごく固くなっているのが
わかった。
触ったんじゃなくて、見てハッキリわかったんだから相当よ。

自分の指。
触ったら固くなっているとわかるが。
見ただけではわからない。

それで私は、
「こんなに弾いてきた人に追いつけるわけがない」
「単純に自分は練習が足りない」
と考えた。

だけど同時に、
「指が先生のようになるまで弾いたとしても、先生のように
弾けるわけではない」
とも思った。
こればかりはどうにもならないだろうと。

…そんなふうに思った。
思ったが。
やっぱり、今よりは上手になりたいから練習する。
もしかしたらってこともあるかもしれないし…。

しかしどんだけ弾いたら、ああいう感じの指になるんだろうなあ。
ほんとビックリしたわ。

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酸欠の金魚

2016-07-28 10:01:28 | 練習
次のレッスンに向けて、曲に比重をかけて練習している。
色々思うところはあるが、とにかく練習する。
苦手な箇所はいくつもある。
やはり重音でアレコレ弾く部分は難しい。
よく弾ければかなりカッコイイが、できないとマヌケな感じ。

でも、どうにも一番弾けないトップは↓これ。

D線でピョーンとかなりのハイポジションへ移動して、3の指で
きゅきゅきゅきゅっ、と降りてくるの。

できない。

先生は、きゅきゅきゅきゅっ、と素敵に降りてこられるのに、私は
唸りながら泥沼に落ちていくみたい。
降りながら前後不覚に。
同じ形で2回弾かないとならないからヒドさが目立つよ。
先生からは拍の頭の音を合わせる意識で、というようなお話。
スラーで弾くと難しいんだよなあ。
挫けないでもう少しやってみるが。

練習を録音したものを聞いていると、ところどころ音程が悪かったり、
音楽的にもダメだなあ、と思うところが多々ある。
だけど、たまには良い・良くなった、と思う部分もある。
相変わらずまだら模様な演奏だが、今はひとまずこれで修めるような
方向でいいのではないか。
あまりイライラしてはいけないよ。

でも。
一つすごく気になったことが。
音楽がフレーズごとにハアハア息継ぎをしているみたいにブツ切りに
聞える。
酸欠の金魚がパクパクしているような、とても拙い印象。
これはいかんね。部分練習しすぎたか?
単に音楽性がないだけかもね。
ふむ、次は全体の流れを意識して弾いてみよう。

弾けば弾くほど、どんどんどんどん課題が湧いてきて。
トホホだけど、そういうところが面白いといえば面白いのかな。
どうだろう。表裏一体だなあ。

↓いつもありがとうございます。
 なんだか次の曲のことばかり考えちゃって…。 (;`O´)oダメッ!!
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とりとめのない話3

2016-07-25 08:30:56 | 音楽
折れてしまった娘の弓をなんとかくっつけて玄関に飾ってみた。
ちょっとスタンドが無骨なのだが。

弓を張ろうとすると折れた部分に相当負担がかかる様子。
それから、近くで見るとやはり折れたところがボコッとしている。
まあご愛嬌かな…。

娘が練習中に、
「マカロニが…、マカロニが…」
と指を見せてきた。
???
見てみると指に白いものがついている。
もしかして、マツヤニが指についたってこと?
聞いてみたら「そうそう」と言う。
だ、大丈夫?
そろそろマツヤニくらい覚えてもいいんじゃないの?

自分の練習。
希望をもって気楽に、と思いながらも弾いているとどうにも
そのダメさに我慢ならない。
異常にイライラしちゃうね! そして悲しい。
まあ、まずは楽器を壊さないことが第一か。

全然関係ないのだが、都知事選。
私も大事な一票を持っている。
しかし誰になっても選挙後にマスコミが見苦しく叩くのだろうなと
今から暗い気持ち。
それから、お金の問題で辞めるのはもう本当に勘弁して欲しい。
権力とお金の前にあっては、どんな人間も志を折るのかと本当に
空しくなる。
誰がいいんだろう。色々考える。投票率も気になるところよね。

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そうかそうか

2016-07-23 11:14:37 | 音楽
先日のレッスンの時、先生から曲について、
「そろそろ仕上げたいですね」
というようなことを言われた。
ある程度のところで目処をつけましょうと。

ヴィエニャフスキのコンチェルト2番1楽章。
音楽的なことだけでなく音程についてずっと苦しんでいる。

全てをなげうって死ぬほど弾いたわけではないが、私なりに
やるだけやってきたし、ひととおり苦悩もした。
まあ、とりあえず現時点ではもういいのかな、という感じ。
いずれ戻ってきて勉強することもできる、と気楽に思うことに
した。
挫折といえば挫折か。

……今ふいに思い出したが。
ブルッフのコンチェルト。
前の先生についていた頃、弾こうとして挫折したんだった。
あの時は、半ページも弾かず断念した。
だけど昨年の発表会で弾いた。
出来はどうあれ人前で披露したわけだ。

ああ、そうかそうか。
長い目で見れば、自分も少しは成長しているのだ。
すごくいいことを思い出したなあ。
先ばかり見ていると時々頭が真っ白になるから。
たまに過去を振り返るのも大事だな。
なんだか希望が持てるわ。

いや、まだ先生から「次の曲へ」と言われたわけではないし。
出来る限り粛々と練習する。
もうダメだとか、どうせやっても無駄とか、切り捨てないように。
気楽に、とはいえ音程難なりに何かしら次へのステップにしないと
ならないって話よ。

そうやって積み重ねていけば、今の挫折から新しい希望を持てる
かもしれない。
そうだったらいいな。どうかな。わからないけど。
とにかく弾かないよりはいいんじゃないかって思うんだな。

↓いつもありがとうございます。もうしばらく頑張ります。( ・ ∀ ・ )b

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レッスン日記53 綱渡りで冷や汗

2016-07-21 08:32:35 | レッスン
レッスンだった。

スケールはカールフレッシュ、A-moll。
カールフレッシュは、1~5が単旋律音階、6〜10が重音に
なっている。

前回1~7をみていただき、1~6まで持ち帰りになっていた。
今回はそれプラス8~10。

スケールって誤魔化しがきかないから、先生の前で弾くのは
本当に緊張する。
いや、その他諸々何も誤魔化せないんだけど、スケールは音を
外すと特に目立つ。

私のようなヘナチョコは綱渡りをしているような気持ちで弾く。
次に押さえる音が、果たして合うのか合わないのか。
外したら足を滑らせて落下する……、みたいな感じ。
大げさ?

それで、10まで弾き終わったら冷や汗がすごい。
明らかに暑さからではない冷たい汗がヒヤヒヤと。

結果、3度重音とフィンガードオクターブはもう一度。
単旋律の精度ももう少し上げましょう、ということで5番も持ち帰り。
3度重音が合わないのは根深い問題。
以前ほどではないが、やはり苦手だ。

ローデは14番。
スケールの冷や汗がひかないまま弾き始める。
練習では、結構いい調子に仕上がったと思っていた。
音程とか音楽的なことも、私なりにずいぶん練ってきたのだが。

あまりにもスケールに集中しすぎたらしく、弾いている間に、
フラットが6個ついたこの曲の音の動きがわからなくなった。
これ音程合ってる?なんか変?と、頭の中が???。
一度やめて弾き直そうかと思ったが、あまりにもおかしければ
先生に止められるだろう、と弾き続けた。

なんとか終わりまで行き着いて、
「頑張りましたね、前回よりずいぶん良くなりましたよ」
と言っていただいた。
多分、こういうのも練習の成果なんだろう。
頭は混乱していても体・指で覚えた動きで弾いた、みたいな。
いくつか注意事項を確認して、次は16番へ。
今度はちゃんと意識を保って合格したいなあ。

そんなこんなで終了時間が迫り。
曲の苦手な箇所の弾き方をいくつか確認してタイムアップ。
次回レッスンは曲から。
…そろそろこの曲にも目処をつけたいところ。

しかし、スケールとローデに特化したレッスンも、キリキリ
集中していいものだなあ、と帰り道で清々しく思った。
レッスン中は生きた心地がしなかったけどね。ホントに。

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