レッスン日記68 空しくなっちゃうよー

2017-02-28 09:09:07 | レッスン
レッスンだった。
この次はピアノ合わせなので、気持ち的には崖っ淵。
まずは暗譜で通して弾いて。
気負いすぎて緊張してしまいイマイチだった。

ハイポジションで、どう練習しても音程が合わない箇所があって、
指を変えたり色々検討してみたが、やっぱりダメ。
先生から音程が取れないよりはポジションを下りましょう、との
ご指示で簡単なフィンガリングに。
自分が弾けないのが悪いんだけど、頑張ってきただけにヘコむ。
負けたっ!て感じである。

それからちょっとスラーの変更のご指示があり。
ここにきての変更は、私みたいに色々時間がかかるタイプには
無理感が強いっていうか、怖い。
この曲を弾くようなレベルなら、本当は楽々対応できるものなの
かもしれない。
そのくらいの余裕が欲しいところよねー。
やっぱり私はムリムリ弾いているんだなと自覚。

重音部は相変わらず音程がフラフラしており。
取り出して指摘される箇所は減ってきたが、目立つところで
なかなかの大外れをやらかす。
一体どうしたら、どれだけやったら、できるようになるんだろう。

大丈夫、まだ時間がありますから!と先生はおっしゃった。
先生がそう言うのに、私が諦めちゃイカンのだけど。
ここに至るまでも多大な時間をかけてきたわけで。
なんか、もー、ヘコんじゃって色々ヤケッパチ。
自分で言うのもナンだけど、ふてくされているような感じ。
このままだと本番でチンピラみたいな演奏をしてしまいそう。
オラオラ、下手でなんか文句あっかー、みたいな…?

いや、とりあえず修正も練習もちゃんとするけど。
わりと本気で今後のことについて考えていたりする。
つい先日私成長したって実感した直後の、このデキである。
空しくなっちゃうよー。
空しくなっちゃうよー。
……大事なことなので2度書いた。

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現状・成長・発表会 の続き

2017-02-24 07:41:31 | 音楽
現状に行き詰って昨年の発表会直前の練習録音を聞いてみた。
そしたら、自分が思っていたよりずっと良くなかった。
確か本番はまあまあの出来だったし、練習でもそれなりに弾けて
いたような気がしていたが。

率直に言って、この時と比べたら今の私はかなり上手になって
いると思った。
いや、本当にびっくりしたのだ。
私ちゃんと成長してるんだ、ってハッキリ感じたので。

あきらかに今の方が音が綺麗で楽器が良く鳴っている。
これは恐らくボウイングが改善されたからかと。
それからビブラートが前のフリフリフリフリに比べて、格段に良く
なった印象。
ビブラートは長いこと課題にしていてまだ修正途中だが、ずいぶん
馴染んできたように思う。
音程の方は、まあ前よりは多少進歩したかな…。

あくまで過去の自分比なので、今の私のレゲンデがすごくイイって
わけではないのだが。
でも、思いがけず嬉しかった。
長いスパンでみれば私だって進歩しているのだなあ。
やっぱり1年くらいマジマジと基礎基礎基礎基礎って粘らないと、
明確な成果を感じられないのかもしれない。私の場合。

だからといって現状には全く満足できないわけで。
本当に途方もないことだ。
とりあえずそんなことを踏まえて、今回の発表会のデキが悪くても
希望を先へ繋げる意味でとか、長い目で見てとか、色々と前向きに
考えてみた。

しかしどう考えても、今はレゲンデのデキのみがピンポイントで
最重要事項である。
私にとって発表会という人前で弾く舞台は一大事。
やるだけやったとか、これだけ練習してコレですって、潔く開き直る
のは最後の最後の手段なわけで。
まだ諦めるわけにはいかない。
ミリミリミリミリ音程を合わせて地味に地味に練習する。

……本当はもう結構イヤになっているのだけれど。
練習がイヤなわけじゃなくて練習しても弾けない自分がイヤなのね。
しかしまあ、とにかくもうしばらくやってみるしかない。
成長の喜びに浸るのは、諸々終わるまでお預けなのだ。

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現状・成長・発表会

2017-02-22 09:04:27 | 音楽
とにかく練習している。
やはり重音の音程が合わない。
表現がどうこうと言っていたが、ここまできて音程がこんな感じだと
まず初心に戻って超分解練習するしかない。

上の音だけ下の音だけなら概ねちゃんと弾けるのだが、上下合わせて
重音にしてしまうとどうも悪い。
悪いってことは上下どちらか、もしくは両方の音程が合っていないと
いうことだ。
だけど、どっちがどうおかしいのか弾きながら私の耳ではわからない。

仕方ないのでメロディー順にポジションを移動しながら、一つ一つの
音程をチェックしてコレは高い、コレは低いと譜面に書き込み。
しかし、大半はすでに書き込み済み。
つまり直そうと努力はしたが直っていないってことだ。
いくらやっても直らないわけである。
しつこくさらって少し良くなったかと思い通してみると、もう合わなく
なっていたりするしね。

ええー、なんで?つい数分前まで弾けたのにと自分でも驚く。
それでまた振り出しに戻る。
そんな繰り返しでここまで来てしまった。
ほお、これはこれは…。いよいよ無理かも、ですな。

まあ仕方ない。そう、仕方ないとしか言いようがナイ。
ここまできたら発表会で違う曲を弾くわけにはいかないのだし。
最後の最後まで出来る限りのことをやるしかないのだ。
しかし、そろそろその「最後の最後」が迫っておりますね…。

重音部以外も練習を録音したものを聞きながら楽譜に書き込み。
音程が高い低い、音がショボイ、急いでる、テキトーに弾いているように
聞こえる…、などなど。
だんだん何もかも気に入らなくなってきて。
コレどうすんの?とマジマジ考える。

かなりの危機感があって昨年の発表会直前の練習の録音を聞いた。
バルトークのルーマニア民族舞曲。
どの程度の仕上がりだったかしら、と思って聞いてみたのだ。

≪続く≫

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カラオケBOXにて

2017-02-18 09:31:27 | 練習
自宅をちょっと工事するため丸1日職人さんが入ることになった。
練習室は工事に関係ないので、家で練習してもよかったのだが、やはり
人がいると落ち着かないし、職人さんも気が散るかなと思って家で弾く
のはやめた。
…単に聞かれるのが恥ずかしいっていうだけだが。

しかしそれがレッスンの翌日だったので、持ち帰った課題をどうしても
早急に確認したくて、家の方は夫に任せカラオケBOXへ弾きに行って
みることにした。

いつも前は通るけど入ったことのないカラオケ屋さん。
一応楽器を弾いても大丈夫か聞いたら快くOKしてもらい、譜面台も
借りられた。これはありがたかった。
コスプレ貸出というのにも興味はあったが一人だったしね。
「なにか繋ぎますか?」と聞かれたのは、エレキギターとかベース?
とかのことだろうか。
音楽スタジオよりも手軽だから、そういうニーズもあるのかな。

ともかく入室。
他にすることのない密室に一人。
料金も発生するわけで、集中して弾いた。
私には膨大かつ難儀な課題を一つ一つ確認。

ちょっと休憩していたら、近くの部屋の歌が聞えてきた。
おそらく若い男性が、激しい曲を力の限り歌っている。
全然上手じゃなくて、でも相当全力で歌っている。
そんな歌を聞いていたら、私だってもっともっと力の限りガンガン
弾いていいんじゃないかって思った。

いや、いつも力の限り弾いているつもりだけど。
やっぱり心のどこかで、自分は上手じゃないから、と一歩引いて
いる部分はある。
だけど、上手じゃないからって一歩引く必要があるのだろうか。
下手でいい、と開き直るわけじゃなく。
今は下手だけど上手になりたいって、堂々と弾いてもいいのでは
ないか。

…などと、男性のシャウトを聞きながら考えていたら、私は自分が
上手でないことを『罪悪』のように感じているのだと気づいた。
バイオリンに対しての基本姿勢が「悔い改めよ!」って感じなのだ。
だからなんだかコソコソしちゃうのね。

そんなことに気づいて、えらく腑に落ちた。
まあ、これは性格なのである面では仕方ないと思う。
だが、いくら性格といっても悲壮感ばかりではいずれどこかで破綻
してしまうのではないか。
どうにかしてパーッと明るいバイオリン活動にならないだろうか。
と、自分の心技体全てについて一周思い巡らせてみたが、どうも
そういう要素が感じられない。仕方ないことだなあ。

とにかくその後、力の限りガンガン弾いてみた。
叫ぶみたいに弾いた。わりと気分はよかった。
しかしそんなふうに弾くと、音程が相当定まらないことがわかった。
本末転倒というかなんというか。
ほどよい加減、陰陽のバランスが大事だとカラオケBOXにて考えた。

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レッスン日記67 撃沈

2017-02-15 09:50:39 | レッスン
レッスンだった。
まずは暗譜で通して聞いていただく。

暗譜の方は、同じフレーズでフィンガリングを変えて弾くところでちょっと
つまづいたが想定内。
大丈夫、これは修正できると思われる。

内容の方は、今回は前回のレッスンから先生に言われたことに特化
して練習してきた。
一人で弾いていると、とにかく色々混沌としてしまうが。
自分がネリネリ練ってきたものを聞いていただいて、先生からどんな
評価をいただくかドキドキしていた。

わりとよく弾けた方だと思ったが。
弾き終えて先生は開口一番に、
「弓の返しを指弓を使ってもっと丁寧に。ガツ、ガツって音がしています。
今後の課題かなと思って聞いていました」
とおっしゃった。

あ、あうっ…。
って感じだった。
まずもって音楽的にどうこうっていう以前の話だ。

そうね。
これがなんかちょっとショックだったってことは、私はまた驕り高ぶって、
弾けているような気持ちになっていたのだな。
そう。確かにそうだ。

これだけ練習したのだからと思っても、結構ダメなものが、わりとダメに
格上げされても大差なく、ダメはダメって話なのだ。
本当に、弾けばいいってもんじゃないよ。

その後、先生からミッチリご指導をいただいた。
良くなったと言ってくださった部分もあり、笑っちゃうようなダメな部分も
あり、これら全部持ち帰って鋭意練習するが。

しかしね。
私のレゲンデ、とても舞台で弾けるような代物と思えなくなってきた。
あと1か月弾いたところで、ここまでダメだったものがダメじゃなくなる
とも思えない。
だからって、私どうすんの?
ここまできて敵前逃亡できないので、弾くしかないわけであるが。

プログラムをいただいた。
皆さん難しい曲に挑み始めておられ、順調にレッスンが進んでいるように
見受けられる。
レゲンデだって難しいけれど、どうも私は自分だけがダメなまま置いて
行かれているように思えて、たまらない。

レッスンから帰ってきて、避けていた色んな音源をガンガン聞いた。
ショック療法的なものだ。
立ち直れなくなる可能性があるが、もういいのだ。
立ち直っても立ち直れなくても、それ自体で演奏は良くも悪くもならない。
下手なものは下手であるし、上手にならないものはいくら練習したところで
思うようなレベルには到達できない。

おおっ、自らを追い込む無限ループ。ぐるぐるぐる。
もう近頃は慣れてきたけど。
全ては私の気持ち一つ、とわかっていてもここから這い上がるのはやっぱり
大変よ。
まずは無心になるところから。
それから時間をかけて丁寧に練習する。
運が良ければ、何かビビビッとひらめくかもしれない。わからんけど。
とにかくここは正念場。根性アルところを見せないとイカンのだ。

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