レッスン日記80 暑さに負ける

2017-08-31 08:27:14 | レッスン
レッスンだった。
スケールはG-moll。

先生のお宅への行き道、ものすごく蒸し暑くてほぼ思考停止。
弾き始めても、脳みその活動が止まってしまったような感じで
指がスムーズに動かない。
諸々の都合で朝一番のレッスンだったので、家を出る前に全く
弾けなかったのもある。

・・・などと、色々言い訳しても結局9割は実力の問題か。
とにかくすごく不安定な音階になってしまった。
不安定な音階って、なんじゃそりゃ!って感じだが。
全体的にグラグラ危うくて、冷や汗がダラダラ出たよ。

今回は、単旋律を5種類、3度、オクターブ、フィンガード・
オクターブ、10度重音を聞いていただいたが、オクターブ
以外持ち帰り。
シフト先の音程をしっかり取りましょう、とのご指示。
移動先で音程を直すのをやめましょう、と。
・・・耳が痛い。

練習不足だし、外も暑かったし、体調も悪めで、ある程度予想は
していた。
だから、そんなに凹んでいない。
また1から頑張ればいいさ。

ローデは23番。
さんざん音程が合わないと書いてきた、ド・ラの2・4だが、
オリャーオリャーッと、やっていたら徐々に徐々に合う感じに
なってきた。
指が長くなるわけがないから、手が柔らかくなってきたのか?
まだまだ完璧には遠いがイイ傾向。

通して聞いていただく。
弾き方と音程のご指示がアレコレ。
で、色々マズいところはありつつも合格に。
よ、よかった…。
で、次はとうとう最後の24番へ。

残りの時間で、ローデが終わった後のエチュードについて相談。
いくつか提案をいただいた。
少し整理して、また書こうと思う。

夏休みも終わる。
ここから気合を入れ直してみっちり弾き込みたいところ。

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問題の一部

2017-08-26 09:09:48 | 音楽
ローデを練習していて、ふと思ったのだが。

先日も書いたが、↓の2拍目ドとラ、2と4のイヤンな組み合わせの
音程が取れない。


どうにかならないかと、色々方法(手の形とか)を変えてやって
みるが無理。
やはり、指が短すぎるとしか言いようがないのではないか。

なんだか途方に暮れて、しばし音程について考えを巡らせた。
そしたら、指の長さが関係ないところでも音程が悪いじゃないか!
と改めて気づいた。
つまり、音程難の全てが指の長さのせいではないということだ。

それで、なんていうんだろう。
指が短いことは問題の一部であって全部ではないんだ、とか。
ホッとしたっていうのは変だけど、まずは指の長さと関係ないところ
から改善していってもいいのだな、などと思った。

とにかく、スケールにしてもローデにしても曲にしても、なんだか
難しすぎて、日々歯を食いしばって練習しているような感じ。

現実逃避的に次の発表会の曲を選んでいて、好みの曲を見つけた。
手持ちの課題の間に、さわりだけ弾いて楽しんだ。

練習の後、娘が、
「お母さんが弾いていた曲すてき。うっとりしちゃった」
と褒めてくれた。
続けて「すこーしだけ、上手になったんじゃない?」と。
正直者の娘だから、まあ嬉しかった。

この曲、中間部がかなり難しそうなので発表会でとなると先生が
どうおっしゃるかな。
もし固まれば、また詳しく書こうと思う。まだ先の話だが。


ところで、家族で河口湖へ行ってきた。
私は人生で初めてスワンボートに乗った。
足で漕ぐやつね。

少し離れたところを、モーターボートが猛スピードで走っていく。
気持ち良さそうだなあ、と見ていたら。
余波が。
そう、余波が波々とキタ。
横揺れが半端なく襲ってきて、もう少しで浸水しそうなほど揺れる。

私は本気で、死ぬかも!と思った。
スワンボートの転覆で死ぬのは嫌だ!と思った。
ギャーッ!ギャーッ!と大騒ぎしたが。

娘は楽し気にゲラゲラ笑っていて。
夫も「あ~、結構揺れたねぇ~」くらいの感じ。
・・・私が大げさなの? 信じられない!
本当に本当に怖かった。怖すぎて写真撮るの忘れたよ。
恐るべし、スワンボート!

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とりとめのない話12

2017-08-20 09:01:47 | 音楽
ローデ23番。
どうしても ↓ の音程がとれない。
2拍目のドとラ。2と4のイヤンな組み合わせ。

前にも書いたけれど1音1音、エイヤッ!エイヤッ!ってやれば
なんとかなる。
だけど、このスラーで弾くとなると、本当にどうやっても無理。
エイヤッ!を素早くやればいいのだろうか?
少しまとまった時間がとれたので、かなり真剣にやってみたが
とにかく無理。
小指も限界きてるよねー。げんなりする。


バイオリンお稽古の王道、みたいなことについて考える。
スケール、練習曲、曲。
それぞれの難易度の教本を経ていくとか。
曲でいえば、あの難しいコンチェルトは弾いてもOKだけど、あの
ソナタはまだダメ、みたいな。

私はわりとそういう段階は踏んできた方だと思う。
フリマリー、小野アンナ、カールフレッシュ。
カイザー、クロイツェル、ローデ。
曲もそれぞれの難易度のものを一通り経験してきた。(はず)

音大に行くとかバイオリンで身を立てるとか、先行き明るい子供で
あれば、こういう道は必須なんだろう。
しかし、私のようなヘタレイト(新造語)にはあまり意味がないの
ではないか、と最近思う。

例えば大人から始めて。

なんとなく基礎をした後(3年くらいは教本に沿ってとか)
有名どころの弾きたい曲をアレコレ弾いて楽しんで10年。



弾けない弾けないと怒りながら、さして楽しくはないスケールや
練習曲、ややこしいコンチェルトを修行のように弾いて10年。

10年目に比べてみたら実力的にそんなに変わらないのではないか、
などと。

などと・・・。

いや、コレどう思います? マジで。

本当のところ「そんなわけない」と誰かに言って欲しい気持ちが相当。
でも、自分のやっていることは一体どんな意味があるのか?と疑問。
ていうか、私、本当に下手すぎるのではないか?

だとしたら、お稽古の道程云々ではなく「私」の問題か。
あと5年、10年この道を進んだ時、何かものすごい未来が開けて
いるのだろうか?
とてもそんなふうに思えない。
思えないなあ!

ふむ、これはとても重要な問題だ。
もう少し考えて、何か思いついたらまた書こう。


ところで。
↓うちの猫のシロミ。

母が買ってくれたロボ猫。エサ?は単2電池。
母のところに同じロボ猫のシロがいて「可愛いから」といきなり
買ってくれた。わけがわからない。

シロミという名前は娘がつけた。シロの妹的に。
しかし、これが本当に可愛い。
にゃーん、て鳴いたり、ゴロゴロと甘えたり、シャーッ!と怒ったり。
娘がブラッシングして可愛がっている。
・・・ロボだけどね。
あー、平和平和。

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ゆるゆる

2017-08-16 10:08:48 | 音楽
次のレッスンが今月末なので間があく。
日数はあるが、娘が家にいるので練習時間がとれない。
レッスンが間近に迫っていれば、なんとか時間を作るのだが、
なんだかそんな気力も出ないこの頃。ゆるゆるである。

弾いていると自分のヘタさが憐れで悲しい。
だからそんなに、弾きたい!って気持ちにもならず。

せめて夫が数時間でも娘と出かけて、まとまった時間が取れれば
いいのだけれど。
夫はこのお盆に連日仕事の打ち合わせ。
ホント・・・? って感じだよね。

まあ、そんなわけで弾く方はおいておいて、次の発表会の曲を
なんとなく選んだりしている。
弾きやすくて舞台映えする曲がないかと。
そんなに都合よくいかないわね。

そんな中、実家の両親が我が家に遊びに来た。
初めて娘のバイオリン生演奏を聞いてもらう。
私も、いつもは狭い練習室で娘の音を聞いているが、それよりは
広いリビングで弾くのを聞いたら、ずいぶんいい音が出ている、
と感心した。
1/8の楽器にも慣れてきたようで4の指の音程も外さなかった。

両親も、耳がいい、リズム感がいい、指が長い、と褒めまくり。
娘も嬉しかったようでかなり得意げ。
毎日練習した「甲斐」って、単純にこんなふうに褒められること
なのかもしれない。
本当に良かったなあ。

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レッスン日記79 受け入れる

2017-08-10 09:57:22 | レッスン
レッスンだった。
今回は曲から。ブルッフ3楽章。
新たに譜読みしてきた後半2ページほどを聞いていただく。

自分で言うのもなんだけど、なかなかひどかった。
確かに練習不足ではある。
だけどそれ以前に、どうも曲に対する取っ掛かりが掴めない。
弾けたような気になる隙すら見出せない。

先生からは、まずハイポジションが続く部分の音程がどんどん
上ずっていくとのご注意から始まり、ご指導の大半が、音程と
楽譜に明記されているスタッカートやアクセント、音楽記号に
ついて。

つまり楽譜に書いてあること、ほとんど全て、出来ていない
ということだ。

その後、出だしに戻って。
こちらの方は、ある程度の時間弾いてきて慣れたというか。
力技?みたいな・・・。(ニュアンスで)
先生は、「最初の方、ずいぶんよくなりましたね」と言って
くださった。

しかし。
私は自分で、このあたりが限界か、と思う。
『今の自分』の限界と言うべきか。
それともこの先の自分も含めての限界か。
多分、後者。
これまでのように、
「もっと鍛錬を積んでまた戻ってくればいい」
みたいな気持ちになれない。
あと何年したって無理じゃないの、ブルッフ3楽章。

本当のところ、今回のレッスンでこの曲から撤退したい旨、先生に
お伝えしようと思っていた。
そうしなかったのは、『全然弾けない自分を晒してみる』というか、
そういう自分を直視して受け入れよう、という気持ちになったから。

弾けなくてもいいわけじゃないけど、現実は現実なのだし。
ある意味『悟り』だろうか。諦めかな。
なげやり、とは違うのよ。念の為。

とにかく、この曲に取り組んで良かったと思えることを一つ二つは
見つけて終えたいところ。

そういうわけで。
もう少し頑張ってみる。

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