暗い話

2017-06-27 08:40:13 | 音楽
内容が暗いのでお嫌な方は回避してください。

実生活がバタバタというかゴチャゴチャしていて落ち着かない。
娘の小学校の行事やPTA活動などアレコレある。
当然、他のお母さま達とのお付き合いもする。
もともと私は人付き合いは苦手。
一人でひっそり静かにしていたい方で1日中誰とも会わなくても
話さなくても全然イイ。
群れるのも集団行動も大嫌い。
娘のためと思って結構頑張っているわけで。

そんな中、夫が新しい大きな仕事に取り掛かっていてバタバタ。
エンジンがかかった夫の精神力に当てられるというか。
そういう夫を見て、自分はなぜこんなに腑抜けなのだろうと思う。
その上仕事の進行具合など聞くと、私は直接関わっているわけでは
ないのに不安でたまらない。

そのうち、日々の細かいちょっとした自分のミスが気になって気に
なって、ああしておけばとか、ああいうふうに話すべきだった、とか
どんどん蓄積していく。

いや、どれもこれも、本当に些末でどうでもいいことだ。
誰も何も気にしていないこともわかっている。
それをわかっていて、でもそういうことが気にかかってたまらない
この自己を嫌悪する。

そんなふうに色々一人でゴニョゴニョしていたら、プッチーン、と
何かキレてしまった。

なにもしたくなくて、日々起こる出来事一つ一つ、全てが嫌で嫌で
たまらない。

バイオリンを弾くのは一つの逃避になっている。ありがたい。
だけど、ここに書く時は自分の音に向き合わないとならない。

だから今は何も書けない。
今、自分のバイオリンのダメな部分を掘り返したら、落ちるところ
までズッポリ落ちてしまうと思う。気持ちが。
下手だのヘタレだの言っても、自分のバイオリンについてある程度
客観的にみられる時は、まだマシなのだ。

多分1週間くらい誰とも会わないで静かにしていれば、また元気に
なると思う。
そんなことができるわけもないのだが、そういう心意気で。
とにかく療養。(大げさ!)
というわけで少しの間お休みします。

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レッスン日記76 梅雨だし

2017-06-23 08:08:46 | レッスン
レッスンだった。

先生のお宅に着いてケースを開けたらD線がビヨヨ~ンとなっている。
緩んだのかなと思ったが、切れていた。
取り急ぎストックしている前に張っていた弦を張った。

出先で弦が切れるというのは初めてかもしれない。
弦が切れたから交換する、というのもそんなに経験がない。
梅雨だし、近頃ちょっと楽器もムクんでいるような感じはしていた。
それでブチッといっちゃった?
音もなんとなくボヤボヤしてるような。困っちゃうね。
何か対策を考えないと。

さて、スケールはB-dur。
まずはD線とA線の単旋律。
何度も書いてきたが、もう長いこと課題にしている。
どうやら、ダメなツボにはまってしまったらしい。
だけど今回は少しよく弾けた、ように思った。
が、そう思ったうえで、再度持ち帰りに。
おおっ!おおっ!って感じ。謎の咆哮。

練習は一生懸命やっているんだけどね。
正直言って、もうここからどうしたらいいかわからんよ、私。
レッスン日と、奇跡的に良く弾けるタイミングがマッチングしたら
先へ進めるかもしれないな。遠い目。

4弦を使った単旋律は、後半だけ抜き出してもう一度。
3度重音も、もう一歩精度を上げるということで持ち帰り。
なぜか10度重音は良く弾けて合格。

果たして、B-durが終わる日は来るのだろうか。
来るのだろうかね。

ローデは20番。
こういうタイプの曲って結構好き。
どういうタイプなのかって言葉にするのは難しいけど。感覚的に。
家で黙々と練習してきたので集中して弾けた。
先生は全体に褒めてくださり、そのうえで、細かい修正をアレコレ。
諸々復習して、先に進むことに。
次は23番へ。
ローデは24番までなので、そろそろゴールが見えてきたか?
それから、曲をちょっとだけみていただきタイムアップ。

とにかく本当に、そろそろB-durをなんとかしたい。
なんとかしたいなあ。

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不器用?

2017-06-20 09:00:08 | 音楽
スケールの音程がなかなか安定しない。
もうなが~いこと課題にしている、B-durのD線とA線単旋律。

すごく注意して、ゆっくり1音1音おそるおそる弾けば、わりと
合う(自分の基準で)ように思うのだが。
それなりの速さでスラーをつけて弾いたら、いつも同じところが
同じだけズレるような感じ。
いや、わかっているならそこを集中的に直せばいいのでは、って
話になるが。

それができるならチョチョチョッと練習すればよくて、ここにゴニョ
ゴニョ書く必要もなくて、レッスンでも次々に合格をもらえるわけで。

なんだろうなあ。
ジブン、不器用ッスから・・・、って感じだろうか。力士的に。
だけどバイオリンで力技ってわけにもいかないし。

多分1日1日ミクロン単位で合っていっているのだろう。
そうなのか? 細かすぎてわからんね。

そうそう、前から思っていたのだが、日によって音の聞こえ方が違う
ように思う。
音程がすごく悪い日、っていうのが時々顕著にある。
いつも以上に音程の悪さがよーく聞こえて、どうにもならず、弾いて
いて困ってしまう。

もし耳の精度に関係しているなら、音程の調子が悪い日は、耳の調子が
良い日ってことになる。
耳の精度のせいでないなら、単純に音程が合わない日ってことかな。
どっちにしても、いつも同じ音程で弾かないとダメなんだけど。

あと私の場合、レッスンに行く前に家で練習した時にうまくいっていると、
レッスンではグダグダになる確率が高い。
コレ、結構ヘコむ。

ゴニョゴニョ言っても音程難に関しては整理がつかない。
ついでに目途も立たない。
アレコレ考えても上達するわけでもないし、黙って練習するしかないが。
早く安定した音程になりたいものだ。

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緊張と緩和

2017-06-17 08:16:12 | 音楽
次のレッスン日が近づいてきて焦っている。
今は2週に1回のペースなので、最初の1週間くらいは練習していて
わりと気持ちの余裕があるのだが。
4~5日前になると、こんな状態で行く?と背筋がゾワゾワしてくる。

自分なりに緻密に練習してきたつもりでも、先生の前で弾いている
想定でレッスンのシミュレーションをしてみると、全然ダメじゃん!
となるわけである。
・・・主にスケール。主に音程。

そんなことをレッスンのたびに毎回毎回繰り返している。
本当にびっくりするくらい繰り返している。
いや、レッスンが近づいてきたら、次こそは2週間丸々危機感を
持って練習を、と思うのだ。

だけどレッスンで緊張がピークに達して、帰ってきたらホーッと
フヌケになってしまう。
で、また空気を入れ直して再始動するような感じ。
私にとってレッスン前後というのは、すごい緊張と緩和なのだ。

常にピリピリして練習したら、もう少し上達するかなあ。
だけど、日常生活では味わえない大波のような緊張と緩和が
イイ刺激になっているのも事実で。
こういうのも自分のペースなのかなと思う。
仕方ないね。

全然関係ないが、昨日ふと松脂を見たら、くっついている布に
『2016.7.11』と書いてあった。
書いた記憶が全然ないが、私の字である。
何度も落とし、割り、悲しい姿になった前の松脂。
新しい物に替えて、もうすぐ1年になるのだな。
「まだ一度も落としてない!」 と誇らしく思った。

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勝負どころ

2017-06-13 08:55:56 | 音楽
さてさて次の曲なのだが。

自分では、ヴュータンの5番にしようと大体決めていた。
しかし、前の曲が終わって先生と相談したところ、レベルアップを
目指すならサン・サーンスの3番でもいいと思います、とのこと。
でも、重い感じの曲が続いてしまいますね、みたいな感じで。

もしメンデルスゾーンを弾いてみたければ、それでもいいけれど、
どこかの段階で重音の曲もやっておきたいですね、と。
だとしたら、バッハのソナタからフーガを、とのこと。

前の発表会の後、テクニックのレベルアップを第一目標に曲に取り
組んでいる。
先日まで弾いていた曲は私には難しくて、弾いている間はホントに
ダメだコリャッて感じだった。
だけど弾き終えた今、わりと爽快というか。

なんていうか、結構本気で自分の身になった感じがするのである。
あくまで自分の感覚なのだが、超勉強になったと実感している。

だから、レベルアップ一直線でサン・サーンス3番にしようかな、と
決めかけたのだ。
しかしこの曲、確かに曲調も重いが、楽譜をササッと見ただけでも気の
抜きどころがない重さを感じるのである。
あ、やっぱりまだ時期じゃないかも…?と直感したというかヘタレた
というか。私らしく。

それで、突然ながら、ここまでスルーしてきたブルッフの3楽章を
持ち出してみた。
重音もあるし難しそうだけど、とても好きな曲だし。

ずっとしてみたいと思っている2楽章は、とりあえずおいておいて、
この勢いでゴリゴリゴリゴリやりたいって気持ちがMAXなのである。

先生にお伝えしたら、
「1楽章の後すぐに取り組む方もいますから。頑張りましょう」
と言ってくださった。

そうか。
私、1楽章を弾いてからもう2年以上たっているのだな。
ほうほう。
どれだけ弾けるか。これは勝負どころではないか。

まあ、イヤな予感がするような、しないような、するような、だが。
ともかくブルッフ3楽章に挑戦してみる。

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