とりとめのない話14

2017-10-29 21:19:27 | 音楽
先日のレッスンで先生から、ガボットは踊りの曲なので足踏みの
感じとか…、などというお話があった。
なんとなくわかっていたけれど、はっきり『舞曲』という認識が
なかったので、踊りの動画を見てみることにした。
バロックダンスってやつね。初めて。

そしたら、なんだか異常にツボにはまって大笑いしてしまった。
ナニがどうツボにはまったのか表現し辛いのだが。
もっと社交ダンスっぽい、手を取り合ってクルクル回るような
ものを想像していたというか。
シンプルすぎ?
とにかく、思ってたのと違う!って感じが半端なかった。
それ以後弾くたびに、あの踊りを思い出してしまうよ。


最近色々メンドーで調弦の時にAをチューナーの目盛りで合わ
せていた。
先日、3週間ぶりにレッスンに行って先生のお宅のピアノで
合わせようとしたら、うまくいかない。
合っているのかいないのか、よくわからなくて冷や汗をかいた。

家ではチューナーの目盛りを見て、耳ではなく目で調弦してた
ってことね。
ちゃんと耳を使わないとダメだ。超反省。
以後ちゃんと音を鳴らして調弦している。
(あくまで私的な調弦感デス)


娘が3弦の重音の練習をしているが、力が入りすぎているように
見える。
力を抜いて普通に弾く時と同じように、と伝える。
しかしジャラーンとやる瞬間に、娘の口元がキュッというか、
ムキッ!となって、どうにも力技。
でも、その口元の感じが面白くて可愛くて、ちょっと楽しみに
している私。
上手になったら見られなくなるもんね。今だけ今だけ。


休日に夫と娘が工作をしていた。
夫が作ったキーホルダーがとても気に入ったのでケースにつけた。
オバケですな。なんかトボけた感じがイイね。


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父の話

2017-10-25 21:51:50 | 音楽
以下、病気の話です。お嫌な場合は回避してください。

以前少し書いたが、父に病気が見つかり入院加療という事態になった。
色々検査の結果、手術はできないという話。
それから、高齢なので(71歳)強い治療が難しい。
だけど、このまま放っておけば3ヵ月かな、と。

いやいや、3ヵ月って。
父が体調の異変を感じてから諸々の検査等ですでに1ヵ月以上たって
いるのに。
もっと早々に色々できないもんなの?
本当にアッチョンブリケだ。

治療の方は、まず放射線で本丸を出来るだけ小さくして、その先は
その先で、とかなんとか五里霧中な感じに。

健康診断を毎年欠かさず受けてきた父。
しかも今年の春には全身麻酔で頸椎の手術をしたのだ。
その時も術前検査は色々したらしい。
今の患部の大きさから考えて、そんなに見つからないもの?
検査の意味ないじゃん、て思うんだけど。

きっと、すごくいい病院で各臓器に特化した検査をやらないと
ダメなのね。
あとは運よく、たまたま発見されるとか。
普通に見逃されることもあるんだろう。

あー、何も信じられない。何も信じられない。
結局最後はメメント・モリみたいなことなの?…違う?

こんな事態に始めは悲しみと不安でグチャグチャになった。
だけど、そういう中で同じ病気の方々が書いているブログなどを
色々読んだ。
若くして罹患され闘病中の方が多くて衝撃を受ける。
ブログを書く世代というのもあるかもしれないが、小さなお子さんが
いる中の闘病記など読むと本当につらい。

で、私は考えた。
病気と闘うだけ闘って、それでもダメだったら仕方ない。
そう思えるくらい、父は生きた。
私は、そんなふうに受け入れられるだけの時間を父と共有できたと
思う。
母も兄も同意見で何かあればとにかく苦しまないことを優先しようと。

だけど同時に、本当に最期の時がきたらムチャムチャ悲しいだろう
ことも容易に想像できて、もうなんだか眩暈がするよね。
バイオリンを弾いていても、常に父の病気のことが頭の中にあって、
こんな時に私は一体何をしているんだろうと思ったり、バイオリン
という逃げ場があってよかったと思ったり、色々。

まあしかし、父は今のところ元気で、病院のガウンをオシャレに
着こなして得意気にしている。
この先長く生きるかもしれないし、そうでないかもしれない。
先のことは誰にもわからない。
だけど、何か大きな覚悟みたいなものを、ちゃんとしておかなくては
ならないのだなと。
全く現実感なく、そんなことを考えたわけである。


重くてスイマセン。
読んでいただきありがとうございました。

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記憶にない

2017-10-23 08:55:00 | 
娘がようやく、バッハのガヴォットニ長調に合格。
ちょっとオマケな感じだった気もするが、娘はとにかく嬉しそう。
私もあまりこの曲が好きではなく、練習をみるのがしんどかった。
終わってよかった。

で、次はバッハのブーレ。これはいい曲。
娘もガヴォットより弾きやすいようで、早々に修められると
いいのだが。

そろそろ4巻を用意しておいてください、とのお話があった。
発表会の曲のこともあるので見てみてください、とのこと。
まずは収録曲を調べてみる。
いよいよザイツ登場か。
最初の方のどれかを弾くことになるのかな。
そこそこ長いしテクニックもかなり難しそう。
大丈夫かしら。

いや、なんの曲にしろ、おそらく娘はなんとかなるだろう。
問題は私のピアノ伴奏だわ。
気合を入れて練習しないと、そろそろムリ感が。
本番で伴奏が必死こいてたらマズイし。
でも、やっぱり出来る限り自分が伴奏したい気持ちはある。
ピアノの方も頑張らないと。

スズキ教本以外に何かいい曲はないかと、以前私が使っていた
新しいバイオリン教本を取り出してみた。
リーディングのコンチェルトとかもいいなあ。
・・・などと考えながらページをめくっていくと、なんと、娘が
苦戦したガヴォットが、こちらの教本にも収録されていた。

書き込みがあり、〇がついているので私も弾いたらしい。
全く、全く記憶にない。全くない。
リーディングやザイツは覚えているのにね。
昔からあまり好きでなかったのかな。
いやいや、びっくりした。
娘の曲の方は、ザイツかリーディングで先生と相談してみよう。

ところで先日、SEIJO ISHIIでランチにカレーのお弁当を買った。
レジの方に「スプーンや保冷剤はつけますか?」と聞かれたので、
「ナシでいいです」と答えた。
そしたら、ハシ(割箸)が入っていた。

箸でカレーは無理。
レジの人も、ちょっと変だなと思っただろう。
いらないです、と言えばよかったね。笑ってしまった。
カレーはとても美味しかった。

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レッスン日記83 しぼられた

2017-10-20 08:38:19 | レッスン
レッスンだった。
前回から3週ほどたつので久々。

今回は曲から。
バッハのパルティータ3番からルーレとガボット。
前回、ほんのさわりだけだったので、全体としては初めて聞いて
いただく。

まずはルーレのテヌートの弾き方。
私の弾き方は切りすぎで、押すというか、ちょっと改める感じでと。
そういう、微妙なニュアンスが難しいんだなあ。
先生は軽々と自在に弾いているけれど。
研究してみないと一朝一夕ではできない。

重音の音程は、まずまず悪かった。
ところどころ抜き出して合わせる。難しい。

私の感覚でいうとバッハの重音てなんだか独特で「内向き」って
感じ。職人技(雰囲気で)みたいな。
音程が合わないと、上手じゃない感が半端ない。
勢いでオリャーッ!ってできないからミチミチ合わせないと。
どちらにしても勢いはイカンね。
まあ、とにかく音程が悪いってだけの話だ。
そんなわけでルーレの方は音楽的に突っ込んだ指導に至らず。

ガヴォットの方は最初から最後まで堂々としぼられた。
音の固さとか柔らかさとか、踊りのイメージとか色々。
例えば、単純な強弱ではなくて、ここは足踏みのようにとか、
足を踏み出すエネルギーとか、そういう感覚的な話。
まだあまり整理しきれていないが、ガボットの方は少し前へ
進めたかな。

今までの曲と比べたらページ数もずっと少ないし、もっと単純な
感じだと思っていた。色々全体に。
だから、バッハの後にスケールとローデをみていただく時間がある
だろうと思って準備していたが、もう全く無理。
曲だけで時間いっぱい、ミチミチしぼっていただいた。
それだけ取り付く島があるってことだ。ヨシヨシ。
まずはルーレの重音の音程をなんとかしないとね。

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娘の努力

2017-10-16 08:58:46 | 音楽
娘がスズキ教本3巻、バッハのガヴォット・ニ長調になかなか
苦戦している。
「来週には合格になるかな」って先生に言っていただいてから
もう3週ほどになる。
レッスンのたびに「もう一回弾いてきて」みたいな感じ。

確かに難しい曲だと思う。
なんていうんだろう、私からすると全体に散漫な曲っていう
印象で。
とらえどころがないというか、娘もとても弾きにくそう。
ミチミチ練習しているのだが、どうにもこうにも。
もう少しピンポイントでやってみるかなあ。

しかし、娘がレッスンで弾いている姿や、家で練習している姿を
客観的にみてみると、ものすごく健気で精一杯頑張っていると思う。
本人は、自分がなぜバイオリンを弾いているのか(弾かなければ
ならないのか)、よくわかっていないだろうなあ。
実際、私もわからなくなる時があるよ。

娘がバイオリンを弾くのは、日常生活の一部で当たり前みたいに
なっているけれど、投げ出さずに頑張っているのはスゴイことだと
改めて考えさせられる。
だってバイオリンをブン投げて断固拒否されたら、さすがに私も
強要できないもの。

練習ではどうしても、できない部分を指摘して改善しようとする。
だから険悪な雰囲気になりがち。
だけど、ちゃんと娘の努力やバイオリンを投げ出さない姿勢を褒めて
あげなくちゃいけないなあ、などと思った。
色々と反省。


ところで、ブログの訪問者数が100,000を超えた。
なんだか機械的なもの?の数も乗っかっているとかいう話だが。
まあとにかく数として100,000というのは大きな区切りだ。
どちらにしても0からスタートしたわけだし。前向き。
日々読んでいただき感謝。今後もどしどし遊びに来てください。

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