レッスン日記93 これで最後

2018-03-08 15:45:38 | レッスン
レッスンだった。
まずはとおして聞いていただく。

ピアノと合わせてみて気づいた、リズムやテンポの乱れを修正
してきた。
音程と違って、こういう修正はわりとできる。
練習している時も、常にピアノ伴奏を頭に鳴らして弾くように
していて、本番で一体感がでるといいなと。

弾き終えて先生からは、よく形になっていて、もうそんなに
アレコレ言うこともないのですが、というようなお言葉。
決して出来がイイってわけではない。
だけど、今までずっと言われてきて直らなかったことが、数日で
劇的に改善するわけもないので、先生もそう言うしかないわよね。

その上で、出だしに戻って始めから一通りダメ出しをいただく。
やはりずっと言われてきたことがほとんどで。
音程が上ずるのが一番ヤバいやつだなあ。
ずっと改善しようとやってきたが、なかなか難しいね。

残り時間は少ないが、最後までやれるだけのことはやろうと思う。
そうしないと後悔するから。
そうやって、下手なりに真摯にバイオリンに向き合うのが自分の
矜持みたいなものだ。

・・・それにしても、そこそこ疲れたなあ。

それじゃあ次は発表会が終わった後になると思いマス。
悔いのないように弾いてきマス。

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レッスン日記92 ゆるされる の続き

2018-03-02 08:37:57 | レッスン
テンポと奏法を変更した苦手部分については前回のレッスン
以降、全く熱心に練習する気持ちになれず。
退化しないように回数を重ねるだけ。
どうにでもなれというか、落ちなければいいというか。

とにかく「弾きこなす!」みたいな気合が全く無くなった。
一番適切なのは、ふてくされた、かな。得意技だし。
今回のレッスンでも落ちはしなかったけど、かなり微妙な
出来で、先生から集中的にご指導があった。

私は自分のダメさに既にブチ切れているので、
「もうここはカットしたらどうですかね」
と提案してみた。

5分5分でカットになるかなと思ったが、先生はカットしない
ご意向の上、そんなに完璧に弾けなくてもいいんですよ、みたいな
意味のことをおっしゃった。
(正確な言葉が思い出せないが、私はそういうふうに受け取った)

あ、そうなんだ、って思って。
その言葉ですごく「ゆるされた」ような気持ちになった。
上手じゃなくても弾いていいんだな、って。

先生がそのような意味のことをおっしゃるのは、過去のレッスンを
思い返しても初めてだと思う。だから結構ビックリした。

だけど先生から、
「あなたみたいなド下手は、どうやったってダメだから弾けなくても
仕方ない」
みたいな空気はカケラも感じなかった。
私、そういうのは結構敏感なので。
いや、結局そういうことだと自分が一番わかっているのだ。

だけど、完璧に弾くのとは別に、発表会の舞台で音楽を楽しむとか、
出来る限り努力した結果をみせる、みたいなことを先生は言いたかった
のだと思う。
・・・わからんけど。
とにかく私は素直に受け入れた。
なんだかラクになった。ラクになったよ。

残り時間も少ないので、とりあえず気楽に楽しく弾く、みたいな
方向で行ってみようと思う。
佳境である。痺れるね。

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レッスン日記92 ゆるされる

2018-03-01 16:50:59 | レッスン
レッスンだった。

まず最初に、曲の出だしの弾き方を相談。
どうもボヤ~ンとして気に入らない。
エイヤッと勢いよく出られる曲調でもないし、かと言って薄い音で
繊細に入る感じでもない。
ほどよく優しく、ほどよくハッキリを目指したいが、そのほどよく
こそ最難関だ。

先生からは、弓を速く使って押し付けない、特にアップで弓を弦に
すいつける、ビブラートを絶やさない、というようなお話。
言われたとおりに試してみると確かに少しイイ感じ。
持ち帰ってもう少し練ってみたいところ。

その後、一旦通して弾いてみる。
出だしからテンポが速くなって動揺した。
そんなに動きがないから。速くても十分弾けるのに。
「速い」と思ったら途端に委縮してしまう。
本当にビビりだな…。

そんなわけで指やボウイングのミスもいくつかあった。
集中できていない証拠だ。
ピアノが入っていたらアウトだからね、こういうの。
恐ろしい。再確認しないと。

先生は「特に後半よくなりましたよ」と言ってくださって、そこから
色々ご指導が。
前回同様、ずっと言われてきたけど直らないところ。
そろそろ定着させたいわ。

≪続く≫

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レッスン日記91 仕方ない

2018-02-22 08:36:17 | レッスン
レッスンだった。
ピアノ合わせまでこのレッスンを含めて2回。
まずは暗譜で通してみる。

緊張していたわけじゃないはずなのだが。
音程がかなり定まらない。
楽譜が無いと目のやり場に迷っちゃって、意識が
散漫になる感じ。

弾きながら、音程がなんか変だなと思う。
多分高いんだろうなと。
だけど正しい音もよくわからない。致命的。
出だしがG線の少しハイポジションからなのが難点か。

ずっと高さの違う下駄を履いて歩いているような不安定な
演奏になってしまった。
先生は「暗譜は大丈夫ですが、音程が上ずりますね」と。

で、最初に戻って止めながら。
全体的な音程の注意と音楽的なご指導が。
いつものことだが、この時期までくると、すでに複数回
言われてきて修正できないことばかり。
根深いところが残る。
とにかく定着させていくしかないので、意識して直して
いく方向で。

苦手部分4か所のうち、スピッカートで弾く2か所は
本当にどうしてもダメだった。
先生と相談し、テンポを下げて普通に弾くことになった。

弾けないので仕方ないという納得と、やはりダメなのだな
という相当の失望と、弾けそうな奏法とテンポになった
安堵とで心中グチャグチャだ。

私みたいなものはナニをどうやったってダメなのだ、
という最終結論が出た。
私はここに至るまで、そのくらいの気持ちと時間を傾けて
自分を試したのだ。
その結論が出た。仕方ない。

何度も書くが、仕方ないので、私が弾ける範囲でこの曲を
仕上げることにする。
まずは音程を安定させて。よしなにまとめよう。
もうひと頑張り。

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レッスン日記90 もう一度始めから

2018-02-07 08:19:24 | レッスン
レッスンだった。

ともかく発表会曲。
今回は出だしの1音を弾いた瞬間からストップがかかり、その後
最後の1音まで延々と多岐にわたるご指導が。
音程そのものから、イメージや感覚的な表現のことまで色々。

一応(自分なりに)弾けている部分は「こんなふうに」と言われて、
すぐに試し、とりあえず理解できたし、次のレッスンまでゴリゴリ
やれば徐々に浸透していくと思う。

全体の方向性としては大体固まってきて、自分の中で弾き方の迷い
みたいなものは、ほぼ解消してきている。

しかし。
ずっとゴニョゴニョ言っている苦手の速弾き部分4か所。
その4か所全てで、ごく基本的なところからの指導があった。
要するに全然ダメってことだけど。
先生は「良くなっているし、頑張っているのもわかります」と
言ってくださったが。

前よりは良くなっているけれど、ダメ。
頑張って練習しているけれど、ダメ。
ってことよ。
うん、わりとわかっていたけど。練習した分はヘコむ。

それで、その4か所については新たなリズム練習のご提案が。
リズムとスラーを絡めて、これがまた弾き辛い。
弾き辛い=弾けていない、ってことだ。

なので、もう一度始めからやってみる。
・・・もう一度始めからやってみる。
大事なことなので二度書いた。あはは。

なんていうか。
私、自分がどこまで出来るようになるか知りたいのだ。
楽しいとか上手になりたいを通り越して、自分の限界がどこ
なのか知りたい。
出来ないことは、どうやったってダメなのだろうか?
ダメな自分はどこまでもダメなのだろうか?

そんなわけで、もう一度始めから。
やるだけやってみようってことだ。

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