先生が10だとしたら

2015-09-30 22:20:24 | 音楽
夫に自分のバイオリンの不出来についてグチグチと話していた。
そしたら、
「先生が10だとしたら私はどのくらいですか、と聞いてみたら?」
と言われた。

ええーっ、そんなの聞けるわけない。
なんで?
なんでだろう。なんでも。

個人レッスンでの師弟関係って、先生に親しみを感じるがゆえに、
一定以上に距離を詰めてはいけないように思う。
節度、みたいなものですな。
この質問は私にとって、その節度を越えているような気がする。
色々なことを鑑みて、そう思う。

でも、面白い発想だなあ。
もちろん夫は冗談で言ったのだが。
聞いてみたい気もするし、聞かない方が身のためだとも思う。

自分で考えて『2』くらいかなと思った。高すぎか?
でも、この2が9まで成長したとしても、先生の10と私の9の
隔たりは容易に埋められないだろうな、と遠い先のことまで
想像した。

勇気を出して本当のところを聞いてみるか。
それで、気を使わせて良く言われても、正直に「マイナス」とか
言われても、どちらも微妙よね。
だから、自分の中で2から3を目指して練習するんだわぁ。

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レッスン日記32 音程問題

2015-09-29 22:11:13 | レッスン
レッスンだった。
今回はモーツァルトのコンチェルトから。
カデンツァまで通して弾き終えて、まず全体に音程が悪いことを
ご指摘いただく。

…ですよね、という感じ
でも、音楽的な雰囲気やフレーズ感はとても良くなって、特に
カデンツァはずいぶん進歩しましたね、と言っていただいた。
弓の跳ね方と、弾き方の修正が色々。
とにかく音程を正確に、あと1、2回で仕上げましょう、と。

残った時間でローデ2番。
いくつか音程の指導をいただき、なんとか合格。
次は4番へ。
2番の譜面を見ながら先生は「音程ですねえ…」とつぶやいた。

そう、音程なんです!
音程が悪い。本当に悪い。
「曲も難しいですからね」と先生は慰めてくださったが。
この音程の悪さをどうにかしないと、私のバイオリンに未来は
ないのではないか。
音程を正確に合わせることに対する緻密さが足りないのだろう。
この問題に本当に真剣に向き合わないと、今後致命的だなあ。

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弦張り替え

2015-09-27 21:29:51 | 音楽
弦を張り替えた。
弦にはあまりこだわりがない。
というか、どれが好きとかいえるほど色々な種類を使ったことが
ないのだ。
前の先生についていた時は、先生から薦められた弦をずっと
使っていた。
しかし、その弦は高くて主婦のお稽古では買えない。
なので、お稽古を再開した時はじめて自分で弦を選んだ。

最近はインフェルド青を使っていたが、赤にも興味があって、
今回は赤を張ってみた。

そしたら、すんごい開けっ広げな音でびっくり。
弾いた瞬間から、「オレ、全開で仕事しますよ」みたいな感じ。
頼もしいというか、なんというか。
しばらくしてどんな風に音が変化していくかわからないが、
張り替えたばかりでこの感じだと、好き嫌いが分かれるだろうな。
とにかく音が直線的でデカイ。

私は今の気分にすごく合っていて、弾くと気分が上がる。
モーツァルトに煮詰まっているのでちょうどいい。
楽器との相性とかもあるのだろうか。
単純に好みの問題かな。

しかし、何度やっても弦の張り替えは慣れない。
駒にかかる圧力?みたいなことを考えると怖くてたまらない。
何かの拍子に駒が吹っ飛んで顏に当たるとか、楽器が傷つくとか
想像してしまうのだ。…ネガティブすぎ。
今回も無事に張り替えられて良かったなあ。


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きらきら星の達成感

2015-09-26 21:42:38 | 
娘のレッスン。
きらきら星がとうとう終わった。
レッスンにて私がピアノ伴奏し、娘がバイオリンを弾いて
先生から合格をいただいた。

4ヵ月間6つの異なる弾き方で、きらきら星を弾き続けた。
正直言って、練習をみている私が飽きた。
しかし、終わってみると達成感がある。
0からバイオリンを始めた娘が、これだけ弾けるように
なったんだもの。
レッスン後、私がすごく喜んでいたのが娘も嬉しかった
ようで、母娘2人で盛り上がった。

でも今後しばらく、きらきら星は結構デス!

で、次の曲は「ちょうちょう」。
とりあえず半分まで譜読みする宿題。
私が楽譜に指番号をふったら、娘は少し考えながら自力で
弾いた。

日々続けるってすごいことだと思う。
こうやって少しずつ体の中にバイオリンを弾くことが浸透して
いくんだなあ。

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夢のような話

2015-09-24 17:03:12 | 音楽
ある日夫が、
「子育てがひと段落したら、音楽短大を受験してみたら?」
と言った。
考えたこともなかった言葉に、ものすごく驚いた。

少し前に、「このまま弾き続けてどうなるのか」という漠然とした
行き場のない不安について話をしたので、考えてくれたらしい。

夫が探してくれたのは、通える距離にある音楽短大で、HPの
雰囲気からすると、社会人の入学者を歓迎している様子。
そのせいか、学費も良心的な設定。
だけど教授陣は立派な方ばかりだ。
確かに、HPを見る限りなんとも敷居は緩やかに感じる。

受験するという目標ができたら、練習もやりがいがあるだろう。
もし実際に入れたとしたら、2年間専門的に音楽の勉強ができる。
なんて魅力的なんだろう。

しかし入試。
いくら敷居が緩やかそうとはいえ、実技試験がちゃんとある。
座学の勉強は努力でなんとかなるとして、問題は実技だよ。
ぶっちゃけ、どのくらい下手でも入れてもらえるのだろう。
そこらへんのさじ加減がわからない。

受験しに行って、演奏中に試験監督の先生が笑いをこらえて
いたらどうしよう!
私の音楽人生で最大の恥辱だわっ。

夫にそう言ったら、
「大丈夫。相手は試験のプロだから、『演奏中は』笑わないよ。
裏では何かしら言うかもしれないけど…」
だって。
うん、裏では言うだろうね、色々。
困りましたよね、とかなんとか。

娘の子育てがひと段落するって何年後だろう。
少なくてもあと10年はかかるかな。
いや~、長いことかかるなあ、子育てって。

バイオリンを続けていれば、そういう夢を目指すのもいいなあ、
という、夢のような話。

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