娘、レッスン再開なるか3

2024-02-26 21:07:12 | 

というわけで、先生を探している。
前についていた先生に戻らない理由が、楽譜が読めないことに
関わっている。

前の先生は、とても熱心な先生だった。
結構厳しかったことも含めて、どう考えてもいい先生だった。
ただ、前の先生に戻るなら本腰を入れた練習が必至だし楽譜が
読めないのもアウト。

私が以前娘に集中的に譜読みを教えたのも、娘があまりにも
楽譜が読めないので先生がお怒りになったからだった。
当たり前といえば当たり前なのかな。

勉強が忙しくても、レッスンに通っている以上、相応の練習や
諸々の努力をしてくるべき、という姿勢でいらした。
レッスンを見ていて、少なくても私はそう感じていた。
もちろん、そういう先生だったから娘は努力したし上達したの
だと思う。
娘も私も、先生についていくためにすごく頑張っていた。

だけど、中学の勉強はかなりハード。
望んで入った学校なので、そこは疎かにできない。
ほぼ毎日部活もある。
そういう中で、この先は細々とでも長く続けることを目標に
したい。
バイオリンを『負担』にしたくないのだ。
正直、娘がそんなに上手にならなくてもいいと思っている。
ただ続けて欲しい。続けた分の上達は必ずある。

練習しない、努力しない、という前提ではなく。
娘がおかれた環境の中で、無理なくバイオリンと向き合える
お稽古にしたいのだ。

ニーズに合った先生に出会えますように。
また進展があったら書こうと思う。


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娘、レッスン再開なるか2

2024-02-19 12:16:49 | 

レッスンを再開したいという娘にバイオリンを弾かせてみた。
娘が楽器を持つのは最後のレッスン以来だった。
約2年ぶり。
2年前は1/2サイズの楽器を弾いていたが、ずいぶん背が伸びた
ので私の楽器を持たせてみる。
そうしたら、娘は楽器の構え方も弓の持ち方も全く忘れていた。
楽器が大きいのもあるが、なんとも危なっかしい。
それなのに前の発表会の曲をうろ覚えながら弾いてみると、
なんとなく上手な人の音がする。
ビブラートは覚えているらしい。

しかし「これ弾いてみたら」と簡単な楽譜を出してみると、娘は
楽譜を全く読めなくなっていた。
単純に「ドレミファソラシド」もわからないという。
当然、シャープもフラットも、どれがA線とかD線とか、1stとか
3rdとかポジションも、全部「????」になっていた。
どうやら頭で覚えたことは全部忘れたらしい。
これには戦慄した。

正直な話、娘はもともと楽譜は読めない方だった。
基本的な部分を押さえてあとは感覚で弾く、みたいな。
そんなことあるのか?って感じで、私にもよくわからない。

ある時期、集中的に譜読みを教えてみたが、ビックリするほど
覚えが悪かった。本当にビックリした。
多分あの子、そういう部分の脳みそが欠落しているんだと思う。
そのくらい酷かった。
でも当時はとにかく頑張って、なんとか「割と楽譜が読めない子」
くらいまでは至ったのだが、それら全部忘れ去ったようだ。

≪つづく≫


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娘、レッスン再開なるか1

2024-02-12 11:25:23 | 
娘が「またバイオリンを弾きたい」と言い出した。
娘は4才からバイオリンを始めたが中学受験に専念するため小学校5年生の
終わりで一旦バイオリンをやめている。

私は、中学に入って落ち着いたらまたレッスンを再開したり、弦楽部が
ある学校なら、そこでバイオリンを弾くかもしれない、と考えていた。
しかし入学後、娘はソフトテニス部に入部。
弦楽部は見学にも行かなかった。とほほ。
勉強に部活に日々忙しく、レッスンに通う気もないようだったので残念に
思ったが、弾く気がないのに強制しても意味がないので静観していた。

きっかけは『青のオーケストラ』というアニメだった。
NHKで数日間で一斉放送されるのをたまたま見つけて録画した。
私が見たくて録画したのだが、娘も見たいというので一緒に見た。
それがとても面白かったのだ。

チョー衝撃的な内容もあったが、それ以上に、弾けない苦悩とか、
弾けた時の達成感とか、音で表現することとか、一気に娘の心に
甦ってきたらしい。
それで、また弾きたい、レッスンに通いたい、という話になった。
娘が自分から言ってくれたのが嬉しかった!

ちなみに私の推しは鮎川先生。

≪つづく≫


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