みなさん、言ったつもりでも相手に伝わらなかった、という経験はありませんか?
それは、言葉が正しく話せていなかったのかも・・・。
字を書く練習をするように、話し方にも練習が必要なのです。
というわけで、9月10日(月) 4校時は 5年1組&6年2組、
5校時は 5年2組&6年1組が、「美しい日本語の話し方」について学びました。
講師としてお招きしたのは、劇団四季の4名の俳優さんたちです。
初めて受ける 「日本語の話し方」 の授業に、こどもたちも先生方も興味津津。
日本語の音は、「子音+母音」 または 「母音のみ」 で成り立っています。
日本語を話すときに大切なのは、大きく口を開けて、はっきりと母音を発音することです。
劇団四季では、舞台のセリフや歌を、まず母音だけで練習するのだそうです。
たとえば、「お は よ う ご ざ い ま す」 を母音だけで発音すると、
「お あ お う お あ い あ う」 となります。
こどもたちもさっそく試してみました。
いろいろな言葉を母音に変換して、声に出して言ってみます。
母音だけって・・・難しい!でも言えた!
プロの俳優さんの指導を少し受けただけで、こどもたちの声の出し方がぐんぐん良くなっていくことに驚きました。
担任の先生方も挑戦。 さすが、お上手です!
最後は、学んだことをおさらいしながら、「友達はいいもんだ」という歌を歌います。
ただ歌うだけではなく、歌詞の意味をよく理解して、相手に語りかけるように歌いました。
大切な友達へ、思いを込めて歌うと、教室の空間にみんなの気持ちが満ちあふれました。
今回勉強した美しい日本語の話し方は、一生役に立つものです。
授業中の発表や、学芸会の舞台はもちろん、
大人になって、自分の考えを人に伝えるときも、
正しい話し方を身につけていれば、自信を持ってはっきりと話すことができます。
今日のような貴重な機会を得られた深川小のこどもたちは、ほんとうに幸せですね!
5・6年生は今年が小学校最後の学芸会。
この経験を生かして、きっとすばらしい表現を見せてくれることでしょう。
(author:HPボランティア)