花浄土鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。
(季節の花、吹上浜、桜島、霧島など)

はんぎり出し 魚よりも多くの人 2023/08/16(鹿児島)

2023-08-17 17:52:04 | 祭り・伝統行事
8月16日(水)加治木太鼓踊りの後、霧島市国分広瀬に移動しました。

9時45分 いつもと違う角度からの桜島 以下の画像は8月16日に撮影


霧島市国分広瀬からは桜島が南西方向に位置し、桜島の東側斜面が見えています。画面左手は大隅半島の垂水市です。

はんぎり出し


コロナ禍もあり久しぶりですが、最近では魚が少なくなっているようです。

多くの人が集まっていた


お盆明けの恒例行事で、暑い中を訪れる人は少ないだろうと思ったのが大間違いでした。

すでに準備万端のカメラマンたち


建設資材置場脇に車が多かったので海岸の方まで走ったのが運の尽き。すでに駐車余地はなく方向転換に手間取るうちに、対向車がやって来て困りました。

運動神経の鈍い私にはピンチ。先着車の御厚意で前の方に止めさせていただき助かりました。

9時54分 いざ出漁


今年は10時の花火を合図に8隻の筏で投網漁が行われました。いきなり筏がひっくり返る場面もありましたが、ケガなどはなかったようです。

夏景色


雲が多めでしたが日差しは強く、加治木太鼓踊りの後で撮影になかなか力が入りませんでした。

本来であれば三脚も利用して望遠レンズで大きく広がる投網の様子を捉えたいこところですが・・・レンズ交換もしないまま・・・あちこち動いたものの今一つ。

ここ数年祭りが殆ど中止となり、会う機会のなかった写友数人と再会できたことは幸いでした。中にはお名前がすぐに浮かばない方もあり、失礼いたしました。

魚よりも人の方が多かった?


多くのカメラマンは殆どがシニア層で、マスコミ取材も数社あったようです。地元テレビ局のMBC南日本放送では特に熱心に小まめな取材をされていました。

小さなビデオカメラとマイクを手にして気さくに人々に話しかけ、良い表情やコメントなど引き出しているようでした。

意外だったのは、夕方の同社ニュース映像の中で投網風景を写す私の様子が(カメラから足元までの部分)映っていたこと・・・良い思い出になりました。

魚が少なかった


暑さもあり、とれた魚をさばく場面を写したら帰ろうと思っていましたが、なかなか筏が戻って来ません。

ようやく戻ったもののエッナ(ボラの子)はわずかで型もごく小さいものでした。

こちらはスズキ はんぎり出しに参加3回目の塩川さん


獲物のスズキを手に持って順にカメラの前に見せてくれました。こんな場面が写したかった・・・ありがとうございます。

手慣れた手つき


早速簡単なまな板の上で、慣れた手つきで魚をさばく場面です。酢みそで食べるとコリコリとした歯ごたえで、伝統の味わいに満足との場面がニュース映像にありました。

すぐに車に戻り、礼を言って車を出し家路に就きました。暑い中でしたが、加治木太鼓踊りと国分のはんぎり出しを撮影できてありがたいことでした。

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2 コメント

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ボラの子 (からいもワン)
2023-08-19 08:34:54
「お気に入り」に入れてある16日のMBC南日本放送の映像を観ました。投網のバックに大木と白いパンツのカメラマン。お顔はブログから察するお人柄から充分に。
 国分でボラの子を「「エッナ」と呼ぶのですね。
かつて、枕崎在のかたから「ボラの子は骨が硬くて食べない。だからズボラ」と聞いた記憶があります。枕崎の叔母の家で酢味噌で食べた魚はボラだったような。
 また、夏の吹上浜の高橋海岸では、潮が引き、浅い流れが現れると、小魚が群れをなして泳いでいました。「浜の小魚は捕ってはいけない」と固く云われており、いつも貝だけ採ったものです。
「小魚を捕ると、猟を生業にしているひと達が困る」という理由でした。
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魚は減少 (harman@管理人)
2023-08-19 09:24:42
ニュースをご覧になったとのこと、撮影に行って自身の姿が半分程度ですが映り込むとは意外でした。
昭和30年代頃までは日置の浜でも数百メートル間隔で地引網の漁区がありました。半農半漁のような生活で小魚が殆どでしたが、味の良し悪し以前に貴重な食糧源でした。
ボラ好きな人には焼酎に合うようですが、最近では泥臭さもあり投網漁をする人も、食べる人も少なくなっています。
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