花浄土鹿児島

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暑さに負けず 蒲生太鼓踊り 2019/08/21 (鹿児島)

2019-08-22 15:28:29 | 祭り・伝統行事
8月21日(水)数日来の悪天候が回復、残暑の厳しい一日となりました。
姶良市蒲生八幡神社に伝統の太鼓踊りが奉納され、暑さを吹き飛ばす力強い鉦太鼓が響き渡りました。

朝から晴れ渡る 以下の画像は8月21日に撮影


蒲生町辻通の出発地で準備を整える 


姶良市長さんの挨拶


毎年8月21日に踊られています。9時から出発式があり祭りの代表者、市長さんの挨拶などがありました。今年の踊り順は、春花(はるけ)、川東(かわひがし)、北(きた)、下久徳(しもきゅうとく)保存会の順でした。

間もなく出発 緊張の時 北保存会


力強い鉦と太鼓の音


一行は9時10分から、およそ5分間隔で順次出発、辻通を踊りながら神社に向けて進んで行きました。

蒲生八幡神社での奉納風景










21日は夏休み中の登校日、小学生たちがそろって見学に訪れていました。厳しい夏の日差しが照り付け例年よりも観客は少なめ。各地の祭り撮影で会うことの多い知り合いのカメラマンもこの日は数名程度。

見渡すと殆どの観客は木陰に集まり、カメラマンもいつしか陰で動きが少ないまま。自分も同じような状態で苦笑することでしたが、各保存会の踊りは暑さをものともせず力強く奉納されました。

今年も動画記録をしました。長時間の録画は自分でも見るのが大変だと気付き、今回は2分程度の映像を10回ほど記録しました。編集ソフトを使って整理すれば良いのですがそこまで手が回っていません。

鉦叩きの若者


元気を取り戻した境内の大楠


鹿児島県内各地には今も多くの太鼓踊りが伝承されていますが、一方で踊り団体が急速に減少しています。中には途絶えてしまった所も多く、過疎・高齢化が極まった感があり寂しいことです。

蒲生の太鼓踊りは、踊り手が幼児から小学生~青年、壮年層まで幅広く、女子の参加も多いのが特徴です。各地で伝統継承に苦労されている中、頼もしいことです。この日は昼食後も地元で踊りを披露されるとのことでした。

夏の最中の練習期間を含め、踊り関係者の皆様には大変お疲れさまでした。これからも元気な踊りを楽しみにしています。ありがとうございました。

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