花浄土鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。
(季節の花、吹上浜、桜島、霧島など)

自然観察園再訪 オニバスの花 2021/09/18(鹿児島)

2021-09-18 17:35:41 | 
9月18日(土)台風14号が去った朝、かごしま健康の森公園へ出かけました。

5時55分 雲がかかる吉野方面 以下の画像は9月18日撮影


鹿児島の日の出は6時3分ですが、東の空は雲が広がり桜島は全く見えません。吉野方面は霧と雲で視界が悪く、風車が立つ吉田町牟礼岡は画面外左手です。

6時20分 わずかに顔をのぞかせた朝日


日の出位置はだいぶ南側へ移っています。朝日はすぐに雲に入りましたが、雲間から差し込む光は単調で期待外れでした。

日の出前後の風景撮影は思い通りに行かないのが殆どですが、こまめに通わないと良い場面に巡り会うことはできません。

アクアジム前の鉢植え チユウキンレン(地湧金蓮)


中国南部(雲南省)からインドシナ半島の山地(標高2000m前後)に自生するバショウ科ムセラ属の耐寒性多年草で、バナナの仲間です。

花びらの付け根付近に小さな花が見える


一つずつの花が実になるのでしょうか。バナナの房を考えると、そのように思えて面白いものでした。

色鮮やかな日日草(ニチニチソウ)


品種改良された園芸種でしょうが、鉢植えが並ぶ中でも特に目をひきました。

自然観察園に立ち寄る

自然観察園のパラグアイオニバス(手前) オニバス(奥)


第2駐車場から展望台方向へ坂を下り、およそ350mの位置にあります。前回は8月21に訪れています。

オニバスが7株、パラグアイオニバスが2株育っていました。パラグアイオニバスは葉の縁が立っていて、小さな子供が乗れるようです。今年は葉の直径が30cm未満で無理な感じ。

画像とは別なパラグアイオニバスには、蕾のようなものが見えました。いつ頃花を咲かせるのでしょうか。

オニバスの花


名前の割にはつつましやかな小さな花です。ゴボウのような花茎が数本出ていました。トゲのある葉は水面に広がり縁は立っていません。

種は長年休眠することがあり、池の工事などを契機に発芽することもあるとか、不思議な水生植物です。

自然観察園の南東側に残る農道 倒木で車両通行不能(歩行しない方が無難)


自然観察園の東外れは農道に接しており、下の方へ歩いてみました。意外にもコンクリート舗装路で、河頭(こがしら)中学校方向に通じていました。

軽トラック程度しか通れない道幅で倒木や小規模な斜面崩壊がありました。小さな水の流れに沿って田圃跡地が残り、廃屋が1軒ありました。

廃屋の入口近くに残るバラ


廃屋の庭先にショウキズイセンが咲き、通路沿いの緑の中にこのバラが目立っていました。人が住まなくなって長いようで、かなり荒れていて心が痛みました。

この先は健康の森公園方向 


画像は中学校側から見たもので、稲田はここで終わり。生育条件が厳しい中で、大事に管理されていました。

雨上がり クモの巣を補修中


駐車場への帰り道はずっと上り坂、汗だくになりました。車に戻りエアコンを動かすと徐々に汗が引っ込んできました。朝から大汗を流すとは想定外でしたが、いろんな出会いがあり興味が尽きません。
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台風14号 郡山などの彼岸花 2021/09/17(鹿児島)

2021-09-18 14:46:02 | 
9月17日(金)台風の影響は小さいと判断して近隣の彼岸花を巡りました。

9月17日 朝のNHK気象情報


東シナ海で停滞気味だった台風14号は再び発達、東へ進んでいます。朝方は鹿児島に暴風警報が出ていましたが、強い風は吹かずにすみました。

同じくデータ放送 雲の動き


雨雲の帯が南から流れ込んでいます。幅が狭いので雲間からの朝日を期待して、5時40分頃緑ヶ丘へ向かいました。やはり降り出して、桜島も牟礼岡も全く見えず郡山へ移動。

郡山町南方小学校手前 道路脇の彼岸花 以下の画像は9月17日に撮影


前回9月10日よりも多く咲いていました。風景モードで撮影のため、見た目よりも緑、赤の彩度が少し強めに出ています。

郡山町東俣 川沿いの彼岸花


ここも多くの花が咲き見頃でした。雨に濡れて桜の木が独特の木肌を現しています。雨は止みましたが雲が厚く、山には霧が掛かっていました。

上流部の花尾地区 掛け干しの竿が丁寧に保管された田圃


しっかりした金属板を被せ、さらに重しが乗せてありました。川沿いの小さな稲田ですが大切に管理されています。

花尾神社 墓石・石塔群


わずかに日が差してきましたが苔むした石段は雨に濡れ、足元が危険な状態。ケガをしないよう全景を写すにとどめました。

久しぶりに見かけた珍しい蝶 イシガケチョウ


小さな川沿いの木に蝶が止まっていました。かなり前に霧島で見かけたことがあります。地球温暖化で日本での生息域が広がっているようです。

皆与志町 比志島川沿いの彼岸花 竿を持ち上げるような感じで伸び出す


川向かいでは農家の方が草刈り中でした。イノシシ除けの電気柵は効果があり、誤って電線に触れると草刈機を通じて手元がしびれるそうです。

上流部の水田 段差の大きいところに小さな梯子があった


昔ながらの水田が川沿いに続いています。大型のコンバインなどが入れないようなところも多く、管理作業は大変そうです。

公民館横には田の神様


公民館の敷地内の山手側です。特に祭ってある様子はありませんが、水田を見守るように置かれていました。

台風14号は幸い被害なく通り過ぎましたが、鹿児島の台風シーズンは来月中旬頃まで続きます。この先も風水害なく取り入れの季節が迎えられますようにと願いながら帰途に就きました。
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