THちゃんは、
花組を再度観るのは、気がすすまない、
とおっしゃいました。
えー、こないだ観て、ご報告下さった時は、
ゆーひさんがご活躍だって、喜んでいたじゃない?
なんで?デュエットダンス??
ツッコむと、THちゃんは、
もう大丈夫だと思えてきたから、やっぱり観ます、とおっしゃいました。
…やはり、デュエットダンスか(苦笑)。
デュエットダンスを観ると、かなみちゃんのことを思い出して、切なくなるご様子。
私は、あんまりそういう気持ちにならない人だから、
共感してあげられないけど、「慰めてあげよう」と…
とりあえず、言ってみた。
それで、私はめでたく、THちゃんと、2階最後列席での観劇を果たしました。
あまりに強引なお誘いに付き合って下さって、有難うね、THちゃん…。
あ、強引なのはいつもか。
予め、お芝居は泣く内容の話なのか、訊いておけばよかった、
と、観始めてから気がついた。
そもそも、眼鏡をかけることも忘れていて、
開演後、しばらくしてから、何か変だなと気がつき、
手探りで眼鏡ケースを探して装着したくらいだから、
そんな周到にいられる感じでなかったっちゃ、なかったんだけども。
物語終盤、ストーリーはばい様相を呈し始めた。
隣りの人が、鼻をすすりはじめ…
後ろの人も、すすり……
だけど、みんなタイミング早くないか?
…と思ったら、THちゃんも泣き出した。
えー?
「泣きませんよ」
…って言ったじゃん(笑)。
確かに、まぁ、
あの「泣きませんよ」の意味は、「ショーでは」という意味だったから…?
いやいや、とりあえず、休憩中にはツッコんでおこう(笑)。
私は、タオルを取り出していなかったので、
トマスの、あまりにも、いい台詞にぐっと来ながらも、
泣くのは困るんだよなぁと我慢した。
それに、確か、
この戯曲は、原作の途中までしか描いていないということも聞いていた。
途中ってことは、トマスは助かるはずだ。
助からなくては、話が続かないじゃん。
まさか、この後、トマスとアノウドに子どもが出来てて、
その子どもの話を描いてたりするのが、原作の続きだったりはしないだろう。
だから、私は、
いつ、トマスが助かるんだろう?と思いながら、観ていたのです。
ところが、差し延べられた手を振り払い……
「それが一番よいと、みんな分かってるんだから」
みたいなことを宣う、トマス。
あれ?みんな、トマスを助けないで、帰っちゃうの?
おやおやおや??
トマス、万事休す。
おいこら、ここでアノウドと愛を育んでいる場合なのか??
でも、誰かがギリギリで逃がしてくれるとか、
パパの気持ちが変わるとか……?
あれっ?あれれれれ??
てなところで…下りていく、幕。(苦笑)
…終わっちゃうんだ?
おっかしいなぁ。
多分、原作の物語の途中までしか舞台で描かれていないと知らなかったら、
THちゃんと一緒に、ぽたぽた泣いたのでしょう。
そして、原作は原作であって、舞台は舞台なのだ。
あれはあれでまとまっているので、
原作ではトマスが助かろうが、舞台では、その希望を総て奪って終わろうと、
それはそれ、これはこれなのだ。
原作を損なわぬよう、原作テイストを目指そうとする必要はなく、
あくまでも、題材として料理したら、それでいいように、私は思うので…
まぁ、これはこれでいいんじゃない?と思った。
このまま、トマスの生涯が終わることを想像して、泣き濡れるのもよし、
原作を読んで、「なんだあ、泣いて損した」と思うのもよし。
…読んでないから、わかんないけど。
本来は、もう少し語って、次に続きたいところですが、
今夜は、眠いので…
とりあえず、また明日に続きます。
つづく。
花組を再度観るのは、気がすすまない、
とおっしゃいました。
えー、こないだ観て、ご報告下さった時は、
ゆーひさんがご活躍だって、喜んでいたじゃない?
なんで?デュエットダンス??
ツッコむと、THちゃんは、
もう大丈夫だと思えてきたから、やっぱり観ます、とおっしゃいました。
…やはり、デュエットダンスか(苦笑)。
デュエットダンスを観ると、かなみちゃんのことを思い出して、切なくなるご様子。
私は、あんまりそういう気持ちにならない人だから、
共感してあげられないけど、「慰めてあげよう」と…
とりあえず、言ってみた。
それで、私はめでたく、THちゃんと、2階最後列席での観劇を果たしました。
あまりに強引なお誘いに付き合って下さって、有難うね、THちゃん…。
あ、強引なのはいつもか。
予め、お芝居は泣く内容の話なのか、訊いておけばよかった、
と、観始めてから気がついた。
そもそも、眼鏡をかけることも忘れていて、
開演後、しばらくしてから、何か変だなと気がつき、
手探りで眼鏡ケースを探して装着したくらいだから、
そんな周到にいられる感じでなかったっちゃ、なかったんだけども。
物語終盤、ストーリーはばい様相を呈し始めた。
隣りの人が、鼻をすすりはじめ…
後ろの人も、すすり……
だけど、みんなタイミング早くないか?
…と思ったら、THちゃんも泣き出した。
えー?
「泣きませんよ」
…って言ったじゃん(笑)。
確かに、まぁ、
あの「泣きませんよ」の意味は、「ショーでは」という意味だったから…?
いやいや、とりあえず、休憩中にはツッコんでおこう(笑)。
私は、タオルを取り出していなかったので、
トマスの、あまりにも、いい台詞にぐっと来ながらも、
泣くのは困るんだよなぁと我慢した。
それに、確か、
この戯曲は、原作の途中までしか描いていないということも聞いていた。
途中ってことは、トマスは助かるはずだ。
助からなくては、話が続かないじゃん。
まさか、この後、トマスとアノウドに子どもが出来てて、
その子どもの話を描いてたりするのが、原作の続きだったりはしないだろう。
だから、私は、
いつ、トマスが助かるんだろう?と思いながら、観ていたのです。
ところが、差し延べられた手を振り払い……
「それが一番よいと、みんな分かってるんだから」
みたいなことを宣う、トマス。
あれ?みんな、トマスを助けないで、帰っちゃうの?
おやおやおや??
トマス、万事休す。
おいこら、ここでアノウドと愛を育んでいる場合なのか??
でも、誰かがギリギリで逃がしてくれるとか、
パパの気持ちが変わるとか……?
あれっ?あれれれれ??
てなところで…下りていく、幕。(苦笑)
…終わっちゃうんだ?
おっかしいなぁ。
多分、原作の物語の途中までしか舞台で描かれていないと知らなかったら、
THちゃんと一緒に、ぽたぽた泣いたのでしょう。
そして、原作は原作であって、舞台は舞台なのだ。
あれはあれでまとまっているので、
原作ではトマスが助かろうが、舞台では、その希望を総て奪って終わろうと、
それはそれ、これはこれなのだ。
原作を損なわぬよう、原作テイストを目指そうとする必要はなく、
あくまでも、題材として料理したら、それでいいように、私は思うので…
まぁ、これはこれでいいんじゃない?と思った。
このまま、トマスの生涯が終わることを想像して、泣き濡れるのもよし、
原作を読んで、「なんだあ、泣いて損した」と思うのもよし。
…読んでないから、わかんないけど。
本来は、もう少し語って、次に続きたいところですが、
今夜は、眠いので…
とりあえず、また明日に続きます。
つづく。