ズドニョーム・ラジジェーニィヤ！

まぁくん、お誕生日おめでとうございます！
宝塚での最後のお誕生日…素晴らしいお誕生日になりますように。
今日ご観劇の皆様も、素敵な想い出を作られますように。

私は、遠い空の下、皆様の幸せをお祈りしております。

そして、
大劇場公演もあと10日ということになります。
はじまればあっという間だとわかっていても、
どうにも毎度それを恐ろしいほど痛感してしまうものです。

先週、日帰り観劇遠征をして来ましたが、
観れば観るほど、好きになる作品だなぁと改めて噛み締めながら帰って来た次第です。
雪原では、白い息が見えるようでした。

ロシアの匂い。。。
1度目の観劇から、このワードに惹きつけられたのですが、
今や、空気の密度すら感じそうなくらい、一緒に雪原に立っている気持ちになります。

そこで刻んだ二人の想い…時間…
描かれていないことが、こんなにも膨らんでいくとは…！

言葉が静かで、押して来ない分、
その言葉に引き寄せられ、心の中で拡がっていく。

ドミトリーが、イリナを抱き締める、
抱き締め方が変わっていました。
離れ難い二人の気持ちに、締め付けられそうになります。
言葉に出ない想い、二人の絆が何処にあるのか…
どんな温度で、どんな深さで…

観ている時もキュンとか、ギュンとか、ググっととか来ますが、
後から想いを馳せ、いろいろ巡らせる部分が多くて、涙が出そうになります。

雪原と澄み渡った朝の光とに包まれて…

東京は、チャンスがあれば、
観劇回数を増やしてしまうんだろうなぁ。
増やしていい作品だよなぁ。
なんて思いながら帰って来ました。
あの空気の中に、ずっと浸っていたい。

そんなわけで、私は脳内映像で今日を過ごしたいと思います。

ズドニョーム・ラジジェーニィヤ！
お誕生日おめでとう！