はなうたまじりにひとりごと

私視線で、観て聴いて♪素直に気ままに我儘に。主に宝塚の舞台のこと、その他諸々?についてお喋りを。

'01仏旅記~

2008-09-12 17:38:29 | フランス旅行記
ロダン展自体は……
うーん、いっぱい彫像が飾られていた、というイメージしか残っておりません。
…ダメだな(苦笑)。

それよりも、宮殿の裏を歩いていたら、
(写真は、宮殿の正面)
大変なナイスガイな兵隊さんが警備されていて、
きゃいきゃい喜んだこととか(笑)、
その彼が警備しているところに、1台の車が吸い込まれて行ったことの方が、
心にギュッと焼き付いています。

この車から降り立った人たちが、
建物に入って行った時に、その大きな扉が開いた。
その隙間から、大きなシャンデリアが一瞬、
キラキラと光を放っているのが目に飛び込んで、
私たちは、大変にときめいた…!

このシャンデリア自体は、宮殿時代の物ではなく、
全く新しい物なのかもしれない。
だけど、旧宮殿のシャンデリアってだけで、ロマンがあるよねぇ。

しかも、普段から公開されているようなスペースではないだけに、
その禁断の……?禁断、は、違うか(笑)…
ともかく、秘密めいた物を覗いたような気分、なのです。

ロダン展を観て、
私たちは、はじめに泊まった宿の近くのレストランで、夕食にしました。
プチコースで、サラダ、メイン、デザートを選ぶ。

私たちの席は、言いようによってはテラス席。
ほとんど、道路にはみ出した席でした。

気さくな感じの…これまたナイスガイなギャルソンが、給仕をしてくれました。
ナイスガイ…なんだけど、私たちが目をむいたのは、
抜栓したコルクを、ぽいっと、道端に棄てたことでした。

道の隅には、その石畳の上を水が流れていました。
お店が、何のためか、ホースでちょろちょろ水を流していたのです。
石畳は、道の両端が窪んでいて、道の水捌けをよくする、ちょっとした水路になっている。

日本なら、そこに溝蓋が一列にはまっているか、セメントで、その上を固めてあるところですが、
その道には、石畳が敷かれ、その下に雨水の流れる溝があるようでした。
水は、その石畳の溝にところどころにはまっている、鉄蓋に向かって流れ込んでいるのです。
(鉄蓋は、はまっていたような気がする。孔がぽつんと明いていたわけではなかったのではないかと…)

ナイスガイに抜栓されたコルクは、その水に乗る。
流されて行き、鉄蓋の孔の上で、くるくる回り続けるのでした。

閉店の時に、そこに集まったコルクを拾うのかもしれないけど、
何も、わざわざ、棄てなくても?
紳士のマナーに反するだろう??
…と、私たちは、日本語で大きな声で語りまくったのでした(笑)。

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