![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/f6/341cc485bbca658b0b38c93d1aa6822f.jpg)
お屋敷に入ると、そのゴージャスさには、目を見張るものがあります。
入って正面の階段の手すりの柱には、細かい彫刻が施され、
何から何までの、細工が実に繊細。
そんなに沢山見たことがあるわけではないですが、
ヨーロッパのお城の内装と較べて、の、最大の違いは、
この繊細さだと思います。
敷地面積も、建物のサイズも、
確かに、小さな国、体格の小さい人のスケールなんだろうとは思うのですが、
その代わり、細工や調度品が、実に細やかで、そこに贅の粋を極めたり!といった印象。
今回は、このお屋敷を設計した、日本の洋館設計の源というべきコンドル氏のパネル展示会が、
各部屋で少しずつ行われる期間中でした。
今まで、そういう視点から見たことがなかったので、
当然コンドルという名前も知らなかったわけですが、
名だたる彼設計の洋館リストを見ると、ほほほぅと思わずにはいられない。
彼自身の設計でなくとも、
彼の作品の影響が、その後の日本の洋館建築を作り上げて行ったのは、
事実であるらしい。
確かに、日本の洋館って、考えたら特徴あるデザインだ…と、
正直初めて気がついたのです。
岩崎家は、このコンドル氏に、何棟も洋館を設計してもらったらしく…
現存するものがどれだけあるのかは、ともかく、
そのお屋敷のリストには、あちこちの地名が載っておりました。
さて、お屋敷の中には、床を守るための絨毯が敷き詰められ、
時々剥き出しにされて、見られるようになっているフローリングには、
さすがに傷みを感じるけれど、どうも、モザイクのような模様になっているらしい。
色の違う木を使って…寄木細工みたいな要領なのか?
いや、あんなに細かいわけではない、普通のサイズの床材木の組み合わせなんだけれど、
絨毯を取り除けば、美しい模様が現れるんじゃないかと思う。
床、と言って思い出しましたが、
このお屋敷は、土足厳禁です。
洋館だけど、靴を脱いで上がります。
しかも、この靴袋は、使い捨てでした!
使い捨て…何故、取り立てて言うかといえば、
よくお寺さんとかだと、リサイクルだったりするでしょ?
晴れた日ならば、まだいいけど、
時々、袋の中が濡れていて、不愉快な思いをさせられたりする。
それが嫌ならば、寺巡りには、マイ靴袋を持参すればいいのだろうけど…
まぁ、そうだよね。
エコバッグ時代なんだから、リサイクル袋を持ち歩けばよいのだ。
でも、大概そこまで気は回らないもんで、濡れた袋を渋々使う羽目になるわけです。
しかし、岩崎邸は、オール使い捨て!
なんか、ゴージャスだぞ?と、ここから既に感じさせてくれるじゃん?
単に、入り口と出口が、違う場所だから、使い回ししにくいとかいう事情かもしれないけど、有難い。
ここで、プチゴージャスな気分になったところで、
更にゴージャスなのは、係員の数でした。
いちいち、順路を繰り返しアナウンスしながら、誘導している人が、何人も。
「奥には、女性用のお手洗いがございます」
なんて言うから、女性用だけ?と思えば、
昔のお手洗いの公開でした。
いつ頃設置されたものかはよく判らないけれど、
ちゃんと洋式の陶器製の便器に、木の便座。
ハイカラだよねぇ。
今夜は、昨日よりは沢山書いてみましたが、
とりあえず、つづく、にさせていただきます(笑)。
つづく。
☆写真は、バルコニーから見た、お庭の様子です。
これでも、敷地は、昔の半分くらいしかないようで…。
入って正面の階段の手すりの柱には、細かい彫刻が施され、
何から何までの、細工が実に繊細。
そんなに沢山見たことがあるわけではないですが、
ヨーロッパのお城の内装と較べて、の、最大の違いは、
この繊細さだと思います。
敷地面積も、建物のサイズも、
確かに、小さな国、体格の小さい人のスケールなんだろうとは思うのですが、
その代わり、細工や調度品が、実に細やかで、そこに贅の粋を極めたり!といった印象。
今回は、このお屋敷を設計した、日本の洋館設計の源というべきコンドル氏のパネル展示会が、
各部屋で少しずつ行われる期間中でした。
今まで、そういう視点から見たことがなかったので、
当然コンドルという名前も知らなかったわけですが、
名だたる彼設計の洋館リストを見ると、ほほほぅと思わずにはいられない。
彼自身の設計でなくとも、
彼の作品の影響が、その後の日本の洋館建築を作り上げて行ったのは、
事実であるらしい。
確かに、日本の洋館って、考えたら特徴あるデザインだ…と、
正直初めて気がついたのです。
岩崎家は、このコンドル氏に、何棟も洋館を設計してもらったらしく…
現存するものがどれだけあるのかは、ともかく、
そのお屋敷のリストには、あちこちの地名が載っておりました。
さて、お屋敷の中には、床を守るための絨毯が敷き詰められ、
時々剥き出しにされて、見られるようになっているフローリングには、
さすがに傷みを感じるけれど、どうも、モザイクのような模様になっているらしい。
色の違う木を使って…寄木細工みたいな要領なのか?
いや、あんなに細かいわけではない、普通のサイズの床材木の組み合わせなんだけれど、
絨毯を取り除けば、美しい模様が現れるんじゃないかと思う。
床、と言って思い出しましたが、
このお屋敷は、土足厳禁です。
洋館だけど、靴を脱いで上がります。
しかも、この靴袋は、使い捨てでした!
使い捨て…何故、取り立てて言うかといえば、
よくお寺さんとかだと、リサイクルだったりするでしょ?
晴れた日ならば、まだいいけど、
時々、袋の中が濡れていて、不愉快な思いをさせられたりする。
それが嫌ならば、寺巡りには、マイ靴袋を持参すればいいのだろうけど…
まぁ、そうだよね。
エコバッグ時代なんだから、リサイクル袋を持ち歩けばよいのだ。
でも、大概そこまで気は回らないもんで、濡れた袋を渋々使う羽目になるわけです。
しかし、岩崎邸は、オール使い捨て!
なんか、ゴージャスだぞ?と、ここから既に感じさせてくれるじゃん?
単に、入り口と出口が、違う場所だから、使い回ししにくいとかいう事情かもしれないけど、有難い。
ここで、プチゴージャスな気分になったところで、
更にゴージャスなのは、係員の数でした。
いちいち、順路を繰り返しアナウンスしながら、誘導している人が、何人も。
「奥には、女性用のお手洗いがございます」
なんて言うから、女性用だけ?と思えば、
昔のお手洗いの公開でした。
いつ頃設置されたものかはよく判らないけれど、
ちゃんと洋式の陶器製の便器に、木の便座。
ハイカラだよねぇ。
今夜は、昨日よりは沢山書いてみましたが、
とりあえず、つづく、にさせていただきます(笑)。
つづく。
☆写真は、バルコニーから見た、お庭の様子です。
これでも、敷地は、昔の半分くらいしかないようで…。