はなうたまじりにひとりごと

私視線で、観て聴いて♪素直に気ままに我儘に。主に宝塚の舞台のこと、その他諸々?についてお喋りを。

マリポーサの花☆4

2008-10-18 23:58:52 | Weblog
ゆみちゃん。
勿論、予習厳禁、と、ストーリーは全く把握しないまま観に行ったので、
エスコバルの結末は、知らなかった。

泣くような話だと思ってなかったため、とっても、油断していました。
何を根拠に泣く話ではないと思ったのか?
みんなの「長い」「眠い」のコメントからの連想?

わからないけど、
とにかく、タオルなんて、すぐ出せるところに入っていなかったから、
涙をどうやり過ごすべきなのか、弱った。

これが、物語の最後に泣いちゃうなら、いいのよ。
緞帳が下りてから、タオルタオルと探したって、間に合うんだもの。
しかし、この後どのくらいの時間があるか分からん場合、
おいそれと涙を流しっ放しにするわけにゃいかんじゃないの!
しかも今回は、芝居の最後にミニショーがついてるぞ…。
ダメだダメだダメだ…涙を外に出すな~!

しかし、そうなると、
今度は、なるべく鼻のずるずるを低レベルに抑えるか、が課題になり、
涙ぐみながらも、冷静に…しかし、あわあわしていたのです(笑)。

ああっもう!
エスコバルに、ラブ…!!です(うっとり…笑)。

どの辺りで、きゅんとしたんだろうか?
と、振り返って考えてみた。

…闘いに行くと言うネロに対して、自分は何のためにどうすべきか、どうしたいかと、
自分の気持ちを噛み締めている時だろうか?
と、はじめは思った。けど、違うわ!

その瞬間は、アリシア(いずるん)が、
大統領暗殺を食い止めたエスコバルが、いかに鮮やかに立ち回ったかについて、語ったあの時に訪れたのだ…!
……って、そりゃ、いずるんのお芝居であって、ゆみちゃんのお芝居じゃないじゃん?(苦笑)

それはそうなんだけど、
なんと申しましょうか、アリシアと一緒に、エスコバルに恋した…みたいな感覚かしら?

ゆみちゃんが立ち回りを見せてくれたワケでもないのに、
…いやもしかしたら、伝聞で想像するから、ますますカッコいい~ッて思うのか?
こんなに素敵だった、というアリシアの感情と一緒になってく、
彼女の興奮が、見事に私の興奮になって行った感覚。

勿論、そこに至るまでの、ゆみちゃんのお芝居が、
私の中に浸透していたため、ガガッとエスコバルのイメージになった訳です。
想像、と言っても、あんまり私は具体的想像力が豊かではないので、
あくまでも、エスコバルの姿が浮かんだというより、要素が付け加わった感じ。
ゆみちゃんのお芝居が、それを導いたということでしょうか。

或いは、この瞬間に、突然目が醒めたとも思える。
エスコバル、めちゃめちゃ好みのキャラじゃんっ!

そこからは、戸惑ったり、迷ったり、
でも、ネロとの友情へのこだわりが、自分の生きる道だと結論し……
そんな心の揺らぎを漂わせては、胸の痛みを堪えるように飲み込み、
としてるゆみちゃんのお芝居が、いちいちツボでした。

そうか、はじめから、エスコバル目線で観劇したら、また違うんだろうな。
次回は、事情が少しは解って観劇するんだから、
どっぷりエスコバル目線で、観劇してみようと思った。

エスコバルもまた、先生の男のロマンなんだよね。
アリシアみたいな女の子に目もくれず…か。
次回の観劇後の感想は、きっと私のエスコバル論になるんじゃないかと思います(笑)。


つづく。

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