はなうたまじりにひとりごと

私視線で、観て聴いて♪素直に気ままに我儘に。主に宝塚の舞台のこと、その他諸々?についてお喋りを。

宙はじまって

2016-02-21 21:23:41 | Weblog
ああ、楽しい週末でした。
久しぶりに会うお友だちたちと、公演についての解釈談義もしましたし。
そして、公演を観るって、やっぱり元気になります!


いや。
実は先週も、観劇でしたよ、赤坂で。
しかし、結末というか展開を知ってしまうとどうもテンションが上がらない私。
一番苦手な場面では、蘭氏がおられるにも関わらず寝てました、気付いたら。
前日、それなりに睡眠をとったはずなのになぁ。
蘭ティアラちゃん、見納め。
納めというほど観てないわけですけど、でも、結構お腹いっぱい。

蘭氏のダンスはやっぱり素晴らしいし、
歌もお芝居もいいんだけど、
公演って、水が合う合わないというのはあるもんですね。

それで、公演を観てフルチャージという感じにはなれなかったのです。
7割くらい、かな?


で、宙組。



東宝は、早くも、ひな祭りの装い。

東京サイズになって、いろんな位置が変わったのがまず面白かったです。
正直、五月祭メンバーが上手下手に分かれてるところなんかは、観やすくなりました。
だいぶ、内側に居てくれる感じになったので。

襟足が何だか更に短くなったようにも思う、せーこ氏。
男前度も、更に上昇。おドレスを着ていても、肩で風切る風切る。
それがまた、そらくん辺りの違和感とまた違う……
ああ、きっと、
うふふふふー
のテンションに似ているからだろう。
誰にも止められない、誰もかないません。

ショーの客席降りが、通路が減っている分で、立ち位置が変わった人多数。
遠くの人も探しやすくなったような印象。
ショーは、全体的にいい意味で、キュッとしたような気がします。
ますます、みんなノリノリだし。

懐かしの歌謡曲も、耳に馴染んで来ました。
歌ってる皆さんも、自分たちのものに出来て来たのかもしれない。

主題歌も、初日辺りは、歌詞の音がリズムに馴染んでいないように感じ、
名曲エキサイターみたいには行かないもんなんだろうなぁと思っていましたが、
今はそのやや無理矢理感のある感じすらも、馴染んで来ました。
気付けば、口ずさんでいる。怖い。

僕の瞳が何故、キラキラしているかって?
それは君の笑顔を見つめているからだ、よ

…怖い。
まずいだろう、この歌詞は?(笑)

しかもどういうわけが、まぁくんの声で頭を回るというより、
あいくんの声で頭を回ることの方が多いように思う。

まぁくんのダンスのスタンスの広さが、すごい。
これは、あれかな、劇場の間口が狭いから、余計に目立つのかしら?
或いは、振りに慣れて来て、より一層ダイナミックを目指してるからそうなってるのかしら?

後ろで同じ振りをしてる子の1.5倍以上開いてる時もありました。
いくら脚が長いって言っても、あの脚の角度は、脚が長い分、動きが多くて大変なはず。
それをカウントが間に合うどころか、タメまで作って来るんだから、
そりゃあ、ダイナミックなことダイナミックなこと。

ああ…
CANONの時を思い出します。
あの頃、組み替えが発表になる前に、
まぁくんのダンスを観ながら、宙へ行けばもっとのびのび踊るようになれるのかな…なんて思っていたもんです。
それが、宙っ子になり、思っていた以上のスケールを身につけて下さった!

しかも、恐らくは、これだけ踊っていたら、
もっともっと筋力アップして、もっともっと上手くなって行かれることでしょう。

そして、トップさんが、こういう踊り方をしていたら、
組のダンサーたちも、スタンス広くなって行くでしょうねぇ。
これからの宙が楽しみだったらありません。

ちょっと東宝だと、狭くなっちゃうかな?(笑)