昨日の…

昨日は、初日ぶりの観劇。

いやぁ……
やっぱり、大好きだ、カールくんっっっ！

…と、初日の時に思ったのですが、
東京に来て、すっしーさんによる説明が増えた分、
そのカールくんを慰める？筈の台詞に、心の傷をかえってえぐられる、気の毒なカールくん。

気の毒なのですが、
その傷口に滲むものが、何でこんなに美味なんでしょう…？
いやいや、この物語、カールくんが苦しんだ後に、明るい光があるからこそ、
安心して、手放しに観ておられるのであります。

また、まぁくんは、
心の傷口を、上手に客席に開いて見せてくれること！
とっても、健全なのに、爽やかなのに、傷口がこんなにも、痛みがこんなにも、じっとりと胸の奥に絡まってくるとは…

そこに流れるのは、間違いなく真っ赤な血なのですが、
かつて、酔いしれたことのある、紫の血（笑）の味をも、思い出させてくれるのが、
不思議でもあるのです。

昨日は、初めての下手(しもて)からの観劇で、
自決未遂の後のカールくんの表情を観ることが出来ました。

同じ軍務に身を置く者でありながら、
ヤコブ氏の言葉とは対極の表情。
力強い忠誠心…
カールくんの運命が変わって行くことに対する説得力を感じます。

…そうでないと、
脚本からだけでは、ロシア派を振り切れるの？って、ツッこみたくなりますもんね。


おまけ。



昨日のちっちさん。





今年も宜しくねっ！