龍の尾亭<survivalではなくlive>版

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冬こそ屋根を開けて走ろうロードスター

2022年01月04日 11時29分00秒 | クルマ
「○○には二種類しかない。」
という常套句がある。
不適切なほどそのジャンルの沼にはまった人が必ずといっていいほど一度はつぶやいてしまう、あれだ。

例えば私の場合、

「車には二種類しかない。屋根が開くか開かないかだ。」

ということになる。

まあそうはいっても、屋根が開けば何でもいいというわけではなく、結局のところ「ライトウェイトオープンFRスポーツ」のマツダロードスターがいい、ということになるのだが、趣味というのはわがままなもので、譲れない一線をどうしても設定してみたくなってしまう。


正直なことをいうと、私の乗っているNCはマツダロードスターのシリーズの中では最も重量が重く、

「車には二種類しかない。軽いか、重いかだ。」

派の人からは同じロードスターでも継子扱いされがちだったりもする。

退職&看護の日々を迎えるにあたって三年前に手放したロードスター(NC初期型のVS・RHT)が、戻ってきて三ヶ月、改めて手になじんできた(もはやそういっていいだろう)愛車は、冬場に屋根を開けて走るのが最高だ、と改めて実感した。

オープンカーオーナーにも実は、屋根を開ける派とあまり開けない派がいる。私は典型的な前者だ。
せっかく屋根の開くクルマに乗っているのに、開けないなんて勿体ない、と思う。中でも冬場に防寒着に手袋とマフラー
を身につけて、シートヒーターをかけながらオープンクルーズをしていると、世界中の幸せを一身に身に受けているような錯覚を覚えるほどだ(笑)。

オープンカーは冬が似合う。
 本当は輸入車の洒落たオープンにでも乗れば良い年齢なのかもしれない。でも、見せるクルマでなくていい。乗って楽しく、10年以上の思い出が詰まっているクルマが手元に戻ってきたのだから、可能な限りオープンクルーズを楽しみたい。

助手席に乗る酔狂な客はそうそういないだろうから、独りで、ゆったりと。

喪ったはずの人生の楽しみが一つ、帰ってきた。
今年はこの愛車とゆっくり付き合っていこうと思っている。

冬のオープンクルーズは露天風呂にも比せられる気持ちよさですよ。よろしかったらぜひ一度ご賞味あれ。