龍の尾亭<survivalではなくlive>版

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手帳とカレンダーの季節がやってきた。

2016年11月24日 23時26分41秒 | ガジェット
手帳とカレンダーの季節がやってきた。

無論、いうまでもなく、当然のことながら(苦笑)、カレンダーや手帳にスケジュールを書き込んだからといって来年の自分をうまくコントロール出来るようになるわけではない。
ましてや書き込めばたちどころに計画が成就する……わけでもないのは十分身にしみて知っている。
知ってははずなのだが、それでも新しいカレンダーや来年の手帳を手にすると、何か新しいことができそうな予感を抱いたりしてしまうのをなかなか止められない。

新しいノートや新しい筆記器具を購入すると、今度こそは上手にノートがとれたり、綺麗な字が書けそうな気がするのと同じだ。

というわけで、年末になるとカレンダーと手帳が欲しくてそわそわするのが常だった。

ところが。

ついに見つけたッポイのです。

まず手帳から。

美崎栄一郎の
「『結果を出す人』のビジネス手帳2017」

そう。中身は素敵なのだが、題名がちょっと恥ずかしい。
ビジネスマンとか系の人は、こういう題名がよくよく好きなのだろう。そういういわゆる「仕事術」系の匂いがする。

去年この手帳を使い始めたら、なかなか手になじんで、いつの間にか一年間同じ手帳を使っていた。
当たり前のことだと人は思うかもしれないが、あらかじめいっておくと、私にとって同じノートや手帳を一年間使い続けるのは至難の業である。

まず第一に、飽きる。
第二に、どんな大事なメモを書いた手帳でも、簡単になくす。
第三に、せっかく書いても使い方や書き方が乱雑きわまりないので、書いても書いても後で判読できない。

つまり、手帳など持つだけ無駄、な性格なのだ。

しかし、この手帳は違った。ちょっと悔しい気もするが、そして特に結果を出してもいないが、とにかく真っ当に一年間手帳を使い切ることができたのだ。

これは私の人生史上、けっこう画期的な出来事だったのてある。

理由はもしかするとそんなに大きなことではないかもしれない。だが、とにかく使いやすいのである。

1,サイズがB6。
このサイズ感がいい。小さめの手提げやバッグにも入るし、見あたらなくなるほど小さくもない。
机の上から動かさないのであれば、A4サイズの大きな版型でもいいが、持ち歩くのにはこのぐらいのサイズがいい。また、ポケットに入る小型手帳では、連絡やメモが大量な日には書き込みのスペースに困るし、字が汚いので、小さな紙面に書くと、後でハンベツフノウになってしまうのだ。
この「サイズ感」は、付き合ってみて初めて納得出来るのだと思う。もちろんあらかじめどんな使い方をするのか想像してみることも大切だが、手帳を使う習慣などというものはそもそも手帳なしには成立しないのであってみれば、手帳がどんな使い方を提案してくるのか、そしてこちらがそれをどれたけ受け止められるのか、毎日の習慣だからこそ、生身のやりとりになってもくるし、その結果しだいに手になじむ道具にもなっていくのだろう。私の場合はこのサイズがベストたった。

2,見開き状態がフラット。

糸綴じのノートで、どのページをひらいたときも、見開き左右のページがきちんと平らに開くため、抜群に記入がしやすいのだ。
当たり前のようだが、ノートが左右見開きでフラットになるのは書く側からすると、非常にありがたい。
手を空中に浮かせて文字を書くこともできなくはないが、どうしても落ち着かない。小さなことだがとても気に入っている。

3,月間ブロックと週間のバーチカルがすぐに切り替えて表示できる。

しおりが二本、インデックスと付箋がたくさんあらかじめ付属しているので、複数のページを瞬時に切り替えて表示できる。これはとても素簿らしい。私はGoogleカレンダーを使っているが、週表示と月のブロック表示を随時切り替えて表示させている。、それが手帳でもかんたんにできるのがありがたい。



2016年型インプレッサを試乗してきた(2016.11.5)

2016年11月05日 17時11分17秒 | クルマ
2016年型インプレッサを試乗してきた(2016.11.5)

新しいスバルグローバルプラットフォームの第1弾、ということでゴルフの乗り味を頭の中で思い浮かべながら試乗してきた。
短い10分ほどの試乗コースで、かつレガシィ&ロードスターに乗っている素人の印象だから、参考程度に。
乗ったのは

2.0i-S EyeSight 259万2,000円


良かった点。
1,内装レベルが高い。
2,エンジンがさらにスムーズ。
3,CVTの悪癖をほぼ感じない。
4,乗り味はタイヤが18インチの割には良い。
5,後席のスペースも十分。


今ひとつだった点。
1,ゴルフの粘るような、吸い付くような地面との接触感は、残念ながら感じられない。
2,レガシィなど、ワンサイズ上からダウンサイジングを誘うほどの吸引力には乏しい。
3,ステアリング周辺と情報表示ディスプレイ周りがいろいろありすぎて落ち着かない。


ポイントは、このクルマに乗ってどんな「楽しさ」「よろこび」を感じられるのかということ。

正直、そこがまだ少しだけ弱いと思う。
ゴルフを購入して満足していても、いったん故障に出会ったら、インプレッサの方がずっと安心できると思う。だが、それは最初からインプレッサを選ぶ理由としては弱い。
アイサイト標準搭載も、本当に大切なことだと思うけれど、それはクルマ自体の走りの魅力とはまたちょっと違った付加価値になる。


200万円~300万円するわけだから、中古の軽自動車を購入する時のように「故障なく走れば良い」というわけにはいかないだろう。
アクセラやゴルフと比べても遜色ない、とは言える。だが、インプレッサにしかない走り、という強いイメージが今ひとつ伝わってこないのである。


まあ、今乗っているレガシィも、納車された瞬間は「失敗したか、これ?」と思った記憶がある。
その翌日、ワインディングを走ってようやく良さを実感できたのも事実。

インプレッサが買って損のないクルマであることは間違いない。

あとはこれにどんな付加価値が付けられていくのか?あるいはどれだけ走りを熟成させていってくれるのか?

シャシーの実力は折り紙付きなのだから、それを100%生かせる乗り味を実現してほしいものだ。でもやっぱり次はエンジン、かな。



XVやフォレスター、レヴォーグ、アウトバックなど、次の展開も楽しみだ。
期待しています!


ということで、個人的にはレガシィからのダウンサイジングを踏みとどまった試乗体験でした。



『踊る大捜査線 THE FINAL』新たなる希望 2012年作品を観た。

2016年11月02日 21時25分48秒 | メディア日記
7,140円だったDVD3枚組が、1,800円足らずで購入できたので、昨夜『踊る大捜査線 THE FINAL』を観た。

レビューは必ずしも芳しくない意見も多いが、個人的にはとても楽しめた。

これは、最近出た小田和正のベストアルバムと似たようなもので、たっぷり郷愁に浸りつつ、長い時間をかけて熟成してきた「世界観」を楽しむものだと思う。

確かに、小栗旬の役どころはどうかと思うところもあるし、小泉孝太郎もちゃんと使うというほどでもないし、大杉漣ももう少し、とも思う。

でも、懐古趣味に瞳が曇っているという訳ではなくて、今まで立っていたフラグを一つ一つ回収していこうという作り手の意識が強く感じられて、好感を持てた。

また、湾岸署それ自体さえ、あたかも自分がそこで勤務していた場所ででもあるかのように懐かしく感じられる。そんなドラマがこの世の中にいったいどれだけあるだろうか。

70%オフというこの値段が、映画自体の世間的評価を表しているのかもしれない。
あるいは特典映像なんていらないよということで、単品DVDと同様の値付けになっているのかもしれない。

だが、私にとって『踊る大捜査線』はドラマの中のドラマだった。

必殺シリーズが時代劇の枠組みを変えたように、『踊る~』シリーズは確実に刑事ドラマの枠組みを変えた。
私はTVドラマの中で、この二つが最も好きなシリーズの中の作品である理由がそれだ。
今まであった枠組みを変質させてしまう。そんなことがテレビのフレームの中で起こる。しかもそれがまた新しいドラマになっている(妙なメタ化の手さばきに終わっていない)というのだからすばらしい。

でもまあ、やっぱりノスタルジーですね。
確かに本編はこれから何度でも見直す気持ちになるけれど、この映画は1度でいいかな、と思う。

深津絵里より恩田すみれが好き。柳葉敏郎より、室井慎次がすき。織田裕二より青島俊作が好き。

そういうドラマを観ることができたことに感謝。