龍の尾亭<survivalではなくlive>版

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読書会をします『いつもそばには本があった』

2019年04月16日 00時22分52秒 | 大震災の中で
読書会をします。



國分功一郎×互盛央『いつもそばに本があった』を読む会
https://blog.goo.ne.jp/cafelogos2017/e/8d317766c827f1cf39b6e0f9ead06a21

【テーマ】  國分功一郎×互盛央『いつもそばに本があった』を読む会
【開催日時】 6月22日(土)15:00~18:00    
【開催場所】ペンとノート(福島市上町2-20 福島中央ビル2階)
【申し込み】 参加希望される方は必ずメッセージでお申し込みください。
【参加費】  飲み物代(各自)+会場費
【カフェマスター】島貫 真
【開催趣旨】
 あの哲学者國分功一郎のファンを自称する島貫真氏のリードで本書を読み合います。
 どしどしご参加ください。
 
《カフェマスター島貫より》
『いつもそばには本があった。』國分功一郎・互盛央
個人的に、上半期ベスト3に入る一冊です。
二人と一緒に本を語り合えるような楽しさに溢れた本に仕上がっていることも驚き。この著者だからこそ、の真っ当さを感じます。
極端なことをいえば、本の中身なんて読んでみなければ分からないものです。でも、本を読むことで変容していく主体のことに興味を抱かない本好きはいないはず。その本と向き合うことによる「変容」や「発見」の(特に、答えよりも問いを発見するという)プロセスを、これほど率直に書いている本というのはあまりないのじゃないでしょうか。
この本の効能は
1、ここ25年ぐらいの人文系のテーマを見通すことができる。
2,従って、人文系「本」好きの40代以上の人には文句なしにお勧め。
3,読書体験が、ただ本を読むというだけのことではなく、時代の流行とか、人との出会いとか、もちろん未知の書籍との必然的な出会いとか、本に対する愛着や敬意、その本を読むことによって初めて見えてくる景色の変化とか、さまざまに豊かな側面をもっていることを改めて感じさせてくれる。
4,本の中身についてほとんど直接紹介はされていないのに、ちょっとその本について読んでみようかな、という「誘惑」の力がある。
5,読書体験というものの持つ意味を、お二人と共有できる。
6,二人の対談でも往復書簡でもない、本についての話を互いにしていくことによって著者自身が互いに触発されていくリアルタイムのわくわくがある。それは「連歌」的あるいは「観念連合」的と本文中でも言われているけれど、そのライブ感覚の醍醐味を味わえる。
といくらでも挙げられますが、とにかく人文(思想・哲学・文学)系に興味がある人は必読、といっていい本だと思います。
個人的に直接さわったことのない本も数十冊ありましたが、それはむしろ新たな「誘い」として読めました。ぜひこの機会に一緒に読んでみませんか。


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