仕切り直し

インフルエンザ発症からかれこれ２週間ほど経過。
残っていたせき込みも無くなり、漸く完治に至った。

今にしてみると、この期間は何をやっても活力を見出せない状態だったと言える。
仕事は特に支障を来さないでこなせるが、問題はそれ以外の時間帯。
つまり、私的時間の流れが上手く使えなくなっていた。

最大の原因はインフルエンザで体調を崩した事で、生活サイクルが完全に狂ったってのがある。
兎に角安静にしていなければならない状態で、薬や一定のエネルギー補給以外は殆ど寝ているといった状況下にあった為、肉体が衰弱している感は否めなかった。

今日ソレをハッキリと実感した。
流石に晴天にもなっている中で外に出ないのはもう耐えきれないので、まァ色々と買い物がてら久々に休日に外出する事にしたんだが、帰路の途中でそこそこのしんどさを感じた。

テメェの体温と外の気温とのギャップもあったんだろうが、歩いていて汗をかくほど肉体消耗させるのも久方ぶりな感じがあった。
つまり、ココ最近になって、それほど歩いていないって事の顕われだ。

まァ、体を動かせる点に関してはまだ救いであるが、問題はドラムに使う為の筋肉まで衰えてしまった気がする事。
帰ってから自宅で練習（コレはインフルエンザ明けてから初）にかかってみたんだが、足が思うように動いてくれない。
しかも、今日外出して歩いた距離は、過去と比べても大した事のない時間帯であったにも関わらず、練習中に筋肉疲労が半端なく出てきた。コレはいつもであれば逆で、歩いて帰ってきてからの練習は、寧ろ筋肉がほぐれて練習に専念しやすい傾向にある。

結果見えてきたのは、ここ数か月の間に、ドラムに対しての筋肉を養う行動をどれだけ放棄してきていたのか、という事だ。
事実、トレーニングはこの２年間で激減しているのは否めないし、その中でも下半身に取り組んでいたトレーニングは相当数を落ち込ませている。

この２週間は、気力も低下していた分だけ仕方ないと言えるだろうが、そうであったからこそ、復調してきた今、その事態に対してガッカリしている。

思えば、ホントにこの２年間、自分の中でサイクルをうまく掴み取れてない状態だった気がする。
過去がどうの、いうのではなく、もう一度、自分がこうであっておきたいという時間の流れを掴み取る必要がある。
大袈裟ではなく、筋トレの時間は確実にどこかでやれるように設けるようにすべきだし、もう長いこと描いてない様な気がしていた絵に関しても、どこかの時間を考えて設けていくようにしたい。

すべき、というのもあるがそれ以上にしたいという思いはあれど、何かに遮られている感じだったが、結局は自分の生活サイクルをもう一度仕切り直していく必要性があったというワケだと思う。
ぶっちゃけ、こうやってＰＣに向かっている時間も、ただ眺めて無駄にしている事は多いと感じる様になってきた。

時間に追われる様な感覚も、一旦は壊しにかかる必要性はありそうだね。