AKILA's えgo

気まぐれに、ドラムや音楽の気になった事上げとります。

強度の研鑽

2018-11-18 20:33:00 | 音楽・ライヴ
メンバーの都合により、今年ライヴをやるってのは絶望的な状況になっちまった。
去年まではこんな感じじゃなかっただけに、不遇と考えるに留めておくしかないだろうな。

そうであったとしても、バンド活動をしっかり打ち立てていく上で、曲作りは進行させていく必要はある。

てなワケで、昨日で現在取り掛かっている曲の基本的な枠組みは、ほぼ出来上がったと捉えている。
例のブラストがキツイって書いていた件の曲である。

現状、利き腕が故障しているにしても一応ドラム演奏に支障は無いので、持久力を上げるには個人練習なりで叩きあげていくのも問題はない。

とは言えど、
2人でアンサンブルを練り上げていくとなると、その時点で別領域に踏み込む事になる。

曲の後半部分に於いてはツーバス→高速スラッシュビートを駆使したリズムを瞬発的に展開させるんだが、ココを抜粋して何十回も繰り返すのは、流石に肉体にかかる負荷が半端じゃなくなる。

ブラストでの持久力は、正直言って前腕から先の筋肉反動をどう上手く利用するかというコントロールが大きな割合いを占めている。

ソレに対して、今回行った練習は、完全に体力/筋力がモノを言う展開。
速度を体感的に必要とする中で、いかに音の立ち上がりを明確にしながら、正確にリズムとして機能させるか。
音数の少ない中で力を込めるよりも、当然キツイ。

但し、
オレにとってはバンドの音楽として強靭さを披露するにはこの曲でだけでは少ないと思っているし、「オレらはここまでだったらやろうと思えばやれる」という、ある種の極限点にはまだまだ到達しきってないと感じている。

曲を作ってるんだから、“耳に何かを感じさせるもの”としての構築感、様式ってのは勿論必要だと思う。
オレが欲しいのは、そこにプラスしたタフネス。

攻撃的な音楽を基盤としているのであれば、ソレを表現する演奏者の強度ってのは在って然るべき。
音としても、佇まいとしても露呈出来なければいけないと思っている。

だから、バンド単位としての練習で、個々人の演奏を研鑽/練磨をかけていかなければならない。
一人だけソレが出来てりゃ良い、ってモンじゃねェからな。
そんなんでは、真のバンドアンサンブル、グルーヴは生まれてこない。

とりあえず、この曲を追加して、現段階で出来上がっている曲を通しで出来る様になれれば、バンドとしての強度は単純に飛躍したと捉えられるだろう。

まァ・・・ベースは相当骨折ってもらおう(笑)。