AKILA's えgo

気まぐれに、ドラムや音楽の気になった事上げとります。

赴くまま描く

2017-05-13 22:43:00 | ノンジャンル
ココ最近描いたのがコレ。


この時って最初何を感じながら描いてたんだろう?手を付け始めてからケッコー時間が経ってるので、よく覚えてない(笑)。

以前にも、初手の感情から描き始めた事を書いていた。
あの時持っていた感情は、今でも覚えている。

今回描いたやつは、描いている途中でそこそこ鬱屈した気分もあったな。
そんな部分がどことなく表出している気はする。

けど、まァやっぱり離れていくんだよね、そーいう感情って。
最終的には、どう着地させるかって算段が生まれてくる。

絵を描いてて、そこがもどかしく感じるところでもある。
どうしても時間がかかってしまうから、その時感情と共に生まれ閃いた表現っていうのが思い通りにいかなくなる。

多分、どんな画材でやってみてもココは同じだろうな。
結果、どうにか形にして、バランスをとる事に終始してしまう。

ま、
人の目に晒すものを、というのが前提で描いているものは、所詮そんな風になるんだろうね、オレの場合は(苦笑)。嫌なオトナだと、つくづく思うよ。

ちょっとは絵が描ける方かもしれない。
別に自慢にはならない。
世の中には、オレより上手くキレイに描ける人間は腐るほど居る(ココは、“オレの基準で”という意味で)。
10代そこそこでも、そんなのザラだからな。

ただ、描くという行為が好きなだけだ。
自分なりに、描きたいと思うものを何とか表出させようとする事に、醍醐味を感じる。

写実的に、忠実に描く事に美を重んじるとかではない。
正直それだけの技量があればちょっとは自慢したくもなるが(笑)、オレはそっちじゃない。

印象がどれだけ残るか。
人の目に触れて、心の琴線に触れるものってのは、上手/下手という基準が凡そ無いものだと、オレは思う。

まァ自分の中である程度良いのが出来たと思ったら「見て見て」という思いも湧くのは何らオカシイ事ではないと思う。結局オレもそうだし(笑)。

ただ、
そうじゃないもの、ただ赴くままのものでも披露できる行為であれば、それはそれで素晴らしい事だと思う。

ココに関しては音楽にも大いに通じる。
ソレが即座に実現できれば、苦労しなくても済むんだがね(笑)。

だが、
その苦労あっての物種だとも思うよ。
コツ掴めば、必ず一流並みになれますよ、っていうのは無いから。

好きこそものの上手なれ。
はたまた、
下手の横好き、かな。

ともあれ、
好きであるものを止める理由は要らないんじゃないかな。