カラスといちごとクロッカスと

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緊急報告! アライグマさんたち

2023年02月19日 08時00分00秒 | アライグマ
2023.02.17撮影(20時18分51秒)

【カナダ、バンクーバー発】
バンクーバー現地時間の17日、20時18分ころ、xxxx 〇〇通りのflowerconnectionさん宅、裏口で、ドアをひっかくような音がし、flowerconnectionさんが裏口の外の灯りをつけたところ、「太いおしっぽとずっしりしたおしりが見えた」と、flowerconnectionさんから当局に連絡がありました。灯りをつけても、この動物は全く動じなかったそうです。

係官がお話を伺ったところ、flowerconnectionさんは、以下のようにおっしゃいました。証拠写真は、flowerconnectionさんご自身が写されたものです。フラッシュなし、とのことです。

flowerconnectionさん談:
すぐにアライグマだとわかったんです。夏に、おかあちゃんと子アライグマ5〜6匹が、何度もこの裏口に遊びに来ていたので。それに、この、ネコのしっぽより太いシマシマしっぽ、アライグマのでしかない、と思いましたね。最初は、あれ? 1匹しかいないの? 子どもたち、もう独立して離れ離れになったのかしら、と思ったんです。でも、おしりの辺りの重なり具合から見て、2匹いるのかな? と思いました。でも、成長したからでしょう、イタズラ盛りの子どもの時のように、ドアにど〜〜〜んとぶつかりながらの取っ組み合いはしませんでした。

2023.02.17撮影

flowerconnectionさん談(つづき):
やっぱり2匹いて、そのうちの1匹がリサイクルの容器の方へ行くのが見えたので、そちらの窓へ急行。昨日買ってきてそのまま置いてあったヘレボルスと矮性アイリスにちょっかいを出されるんじゃないか、とヒヤヒヤでしたよ。

2023.02.17撮影

flowerconnectionさん談(つづき):
こちらの存在を認識してくれたのは、前と同様、うれしかったですね。2匹ともこちらを向いたんです。ただ、アライグマさんたちは、視力が良くないので、どこまでわたしを人間の形として捉えているか。

2023.02.17撮影

flowerconnectionさん談(つづき):
窓の方へ寄っていた子が、すぐに本格的に覗き込んできたんですよ。もうちょっと後ろに寄ってくれれば、網戸のないガラス戸だけのところから撮影できるのに、お願い、もうちょっと後ろに寄って、と目で合図を送ってみたのですが・・・

2023.02.17撮影

flowerconnectionさん談(つづき):
後ろではなく、反対に前に寄ってきたので、わたし、あわてました。なぜなら、ここのガラス戸部分は5センチ強開いているのを思い出したからです。アライグマさんの鋭い爪がどの程度まで網戸を破れるのか知りませんが、網戸を破って、そのガラス戸の開いている部分に手を突っ込まれては大変、と片手で写真を撮りながら、心臓パクパクで、もう一方の手でガラス戸をピシャリと閉めました。そんなことをしても、アライグマさんは逃げるわけでもない。

2023.02.17撮影

flowerconnectionさん談(つづき):
閉められて、ほっとした。間にパネルが入っているのと同じことなので、こちらから安心して観察できました。

2023.02.17撮影

flowerconnectionさん談(つづき):
右側にいた子は先に階段を降りていって、接近していた子がずっと後ろに寄ってくれたので、網戸のないところから撮影できました。やっぱりこれは成長しきった大人じゃないと思う。

2023.02.17撮影

flowerconnectionさん談(つづき):
階段に向かった時、おしりがよく見えたんですけど、子どもの時に比べて、ずっしりしてきていました。これは成長を表していると思いました。それとも、これは冬衣装かな、とも思いました。

2023.02.17撮影(20時21分28秒)

flowerconnectionさん談(つづき):
もう一度振り向いて、さようなら、してくれたんです。また遊びに来てね、とつぶやきました。5〜6匹のうちの少なくとも2匹が生き延びているのがわかり、うれしかったです。

* 最初の画像から最後の画像まで、約2分半のできごと。

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ここの緊急報告は、以下の話の続きです。
よろしければ、覗いてみてください。

【第1話】それはこのようにして始まった(1の1〜1の5)
【第2話】それから、半月ほどして(2の1〜2の21)
【後記】アライグマさん一家の訪問、後記

和名 アライグマ(洗熊)
アライグマ科(Procyonidae)アライグマ属(Procyon)
学名 Procyon lotor

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