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国産ジェット機、テイクオフ!?

2007-06-19 | 業界ニュース
<コメント>
 パリで行われた航空ショーに、日本製ジェット旅客機の実物大模型が公開されました。この機は三菱重工業が商業化に向け取組開発中のもので、採算ベースとなる350機の受注に向け活動中。
 70名~90名が乗れる小型旅客機は、現在あの有名な[ボンバルディア社]が独占状態です。特にその中でも大型の[DHC8-Q400]型機が日本の空を飛んだり、故障したり、緊急着陸したりを繰り返しています。
 まず三菱重工業さんには、安全面を徹底して頂き開発を続けて頂きたいと思います。
受注はあとからついてくる!

<関連リンク>
三菱重工業オフィシャルサイト


「国産初のジェット機」お目見え=「人気は上々」-パリ航空ショー 6月19日8時1分配信 時事通信

 【ルブルジェ(パリ郊外)18日時事】フランス・パリ郊外のルブルジェ空港で18日開幕した第47回パリ国際航空ショーで、三菱重工業が商業化を検討している国産初のジェット旅客機「MRJ(三菱リージョナルジェット)」の機体のモックアップ(実物大模型)が初公開された。
 MRJは「環境適応型の高性能小型機」プロジェクトとして経済産業省の助成を受け、2012年の就航を目指す。機体は2種類あり、70~80人乗りが全長32.8メートル、86~96人乗りが35.8メートル。どちらも翼の長さは30.9メートルで、高さは10.0メートル。
 客室内は通路を挟んで左右2席ずつ。モックアップに「試乗」したところ、座席の間隔が比較的広く、小型機にしては天井も高い印象だ。
 日本が本格的に航空市場に参入する動きとして注目される中、世界各国の航空関係者が視察に訪れ、三菱重工によれば「人気は上々」。同社は2008年春までに事業化の是非を決める。 



[国産ジェット「離陸」なるか パリで模型お披露目へ] 2007年06月17日13時38分

 初の国産小型ジェット旅客機計画が、助走に入った。三菱重工業は経済産業省の支援を得て、18日から始まるパリ国際航空ショーでジェットの模型を「お披露目」する。政府には、航空産業を欧米の「下請け」から脱却させたいとの悲願がある。しかし、事業費は巨額にのぼり生産にこぎつけられる保証はない。「離陸」できるかどうかは、パリでの評価にかかる。
 座席数が70席前後と90席前後の2種類がある。機体の30%に日本が得意とする炭素繊維複合材を使って軽量化し、燃費を大幅に改善する。生産が決まれば、富士重工業など国内他社も生産に加わる見通し。エンジンは外国メーカーから選ぶ。
 巨額の開発費がかかる旅客機の場合、模型などを航空会社に示して受注の見通しをつかみ、事業化を判断する。パリで公開するのは客室を再現した原寸大の模型だ。政府は現地で航空各社の幹部らを招いたレセプションを開き、MRJの性能をアピールする。
 三菱重工は秋に価格などを決めて航空各社に提示。そのうえで来春に事業化するかどうか決断する。経産省の片瀬裕文・航空機武器宇宙産業課長は「国内で旅客機本体をつくる最後のチャンス」と話す。
 65年に就航した国産プロペラ旅客機YS11は、三菱重工など国内6社と政府が出資する特殊法人が開発・生産した。だが海外販売が軌道に乗らず、360億円の赤字を残して74年に生産中止。以来、国内メーカーは欧米の旅客機の部品製造には携わっても、本体の生産には踏み込めない。
 MRJの開発費は1200億円程度。ただ、総事業費は3000億円とも4000億円ともいわれる。経産省は400億円程度を負担する考えだが、三菱側からは「残りすべてを1社で負担するには、リスクが高すぎる」との声が漏れる。銀行、商社などから資金拠出を仰ぐ枠組みも浮上しているが、打診を受けたある企業は「需要がはっきりしない状況では、応じられない」と慎重だ。
 三菱側は350機の受注確保がぎりぎりの採算ラインとみて、内外の航空会社20~30社に働きかけをしている。70~90人乗りの小型機市場は、カナダ・ボンバルディアとブラジル・エンブラエルの2社がほぼ独占してきた。今後20年で5000機の需要が見込まれるものの、中国やロシアのメーカーも参入する意向で、競争は激化しそうだ。


楽天トラベル株式会社

[ロシア政府]乗っ取り機、警告なしで撃墜も

2007-06-19 | 業界ニュース
<コメント>
 何とも物騒な発表がロシア政府からなされましたね。
ハイジャック機がテロに利用される恐れがある場合、撃墜もありうる!

現在、日本からのヨーロッパ方面行き(帰り)はロシア上空を飛行しています。あってはならない事ですが、成田離陸数時間後に起こってしまったら・・・
テロには絶対に屈しない!プーチン大統領の意気込みは何となく解りますが、不安を煽る事にもなります。より慎重な対応で望んで頂きたいと思います。


[乗っ取り機、警告なしで撃墜も=テロに強硬姿勢-ロシア政府] 6月15日15時1分配信 時事通信

 【モスクワ15日時事】ロシア政府は15日までに、ハイジャックされた旅客機がテロに利用される恐れがある場合、警告なしで撃墜が可能とする強硬手段を盛り込んだ政令を公布した。プーチン政権のテロとの対決姿勢を誇示するものだが、物議を醸しそうだ。
 政令によると、ハイジャックが発生した場合、まず地上の管制官が着陸を指示。旅客機がこれに従わない場合、戦闘機が緊急発進し、警告射撃などによる強制着陸を試みた上で、撃墜も可能としている。
 政令には「ハイジャック機がテロに使われる」との信頼すべき情報がある場合、警告なしで撃墜が可能とする特例措置も盛り込まれた。乗っ取り機が高層ビルへの攻撃に利用された米同時テロのようなケースを想定、強硬手段で大規模テロを防止する狙いとみられる。